明るい歌

 学校の屋上からギターの音と声が聞こえた。

 近づくにつれ、それは歌であることがわかる。

 今は授業の時間である。

 いったい誰が、なぜ歌っているのか?

 わからない。しかし、僕の足は屋上へ向く。

 女の子の声。

 ただの興味本意だったのかもしれない。だけど、今は思う。運命だったと。
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