魔力が無いから王族とは結婚出来ないのに、王太子殿下が婚約者候補から外してくれません

「だから、いい加減私を婚約者候補から外してくれませんか?」
「うん、それについてはまた今度ね」

 私、アディルナ・ハルスタインは、この国の王太子ロキシード殿下の婚約者候補の一人だった。

 けれども、この国の掟で魔力の無い私は絶対にロキシード様に嫁ぐことは出来なかった。それなのに……何故か殿下は私の事を婚約者候補から解放してくれないのだ。

 私がいくら進言しても、殿下はのらりくらりと交わして真面目に取り合ってくれない。

 そんな中で、私と殿下は、今日も勝負を繰り広げていた。幼い頃にした約束で、私たちは会うと必ず、様々な勝負をしているのだ。
 
 一度も勝てた事が無かったが、いつか絶対に殿下に”参った”と言わせるために、私は今日も殿下に戦いを挑む――


NOドアマット。天真爛漫なヒロインと、策士な王太子のお話です

#第19回恋愛小説大賞にエントリーしています。応援よろしくお願いします!

##この物語は小説家になろうにも掲載しています
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