最適解に屈する身体〜指導権(リード)を奪われた逞しきアスリート〜

​「根性で上達するなら、科学はいらない。そうでしょう?高岡さん、、、」

​吊り輪の絶対王者として君臨してきた高岡健吾。

その武器は、血を吐くようなトレーニングを重ねて得たちぎれんばかりに膨れ上がる筋肉と、限界を超えて耐え抜く不屈の根性だった。

​誰よりも熱く、誰よりもストイックな男。

「限界の先にある景色を見ろ!」

その苛烈な根性論と圧倒的な練習量で自らトップアスリートへと登り詰め、教え子たちを力強く牽引してきた。

その瞳には、勝利への純粋な熱が宿っていた。

しかし、若手達が激しくその座を追う。

10歳も年が離れた若者に時代遅れと評され、己の武器である根性を見せつけようと臨んだ大会で敗北を期す高岡。

だが、そんな高岡の前に現れたのは、かつて気合が足りないと高岡が衆人環視の中で切り捨てた元後輩・瀬名凌だった。

数年越しの再会。

海外でバイオメカニクスを極めて帰国した瀬名は、高岡の根性論を笑顔で、しかし完膚なきまでに論破していく。

「あなたの根性は、選手を壊すための暴力に過ぎない」

部員たちの前で、高岡が信じてきた「血と汗の結晶」が、ただの「非効率なデータ」としてゴミ箱に捨てられていく。

白い粉(チョーク)が舞う体育館で、部員たちの前で晒される、高岡の「非効率な肉体」。

部員の​信頼を奪われ、自分の存在価値に揺らぎを感じ始めた高岡。

焦りから空回りする彼に、瀬名は救済のような、恐ろしい提案を囁く。

「崩れたフォームも、その無駄な筋肉の使い方も、、!僕がすべて再構築してあげますよ」

​夜の体育館、二人きりの秘密の「調整」。

高岡の熱い吐息と、瀬名の冷ややかな指先。

「僕が、正しい重心の置き方を教えてあげます」

​倒立する高岡の腰を掴み、脚のラインをなぞり、呼吸のタイミングさえも瀬名が掌握していく。

根性では抗えない理路整然とした快楽に、高岡の強靭な身体が、ゆっくりと、しかし確実に陥落していく――。

根性とは全く異質の理路整然とした愛撫の前で、高岡の強靭な肉体がとろけ始め、再構築を始める。

​根性を胸に宿した熱血アスリートが、年下の冷徹なロジックに跪き、身も心も作り変えられる、、、

プライドを懸けた「魂」と「理論」のせめぎ合いが始まる、、、

​#年下攻め #強気受 #アスリートBL #復讐 #執着愛 #下克上 #筋肉描写 #調教
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