17 / 44
17 染まる
しおりを挟む
よく晴れた夏の朝、涼しい風が山には吹いていた。
縁側から入ってくる風は心地よく、風鈴をちりんと鳴らした。
「へぇー。莉叶ちゃんに弟がいるんだ?」
「まだ赤ちゃんだけど、おばあちゃんが言うにはママに似てヤンチャだって」
そっかあ。
星名ちゃん、二人も子供を産んだんだ。
あの男の子とケンカしていた星名ちゃんがね……
時の流れは早いものね。
周りの変化にしみじみしながら、ブドウを口に運んだ。
「このブドウ、おいしいね。島で育てているの?」
「うん。そうだよ」
「あの、染物をするんじゃなかったんですか?なぜ我々はブドウを食べるところから始めているんですか?」
昨日はやる気がなさそうだった納多さんだったけど、そうでもないのか、おしゃべりをしている私と莉叶ちゃんに物言いたげな視線を送っていた。
ガラスの器に入ったブドウをせっせと食べながら言った。
「染めるのに必要なのはブドウの皮なの。ほらっ!納多さんもどんどん食べて!」
「はあ」
三人でもぐもぐと無言でブドウを食べ続け、食べ終わると皮を綺麗に洗って、皮が入った鍋を持ちおばあちゃんの工房に移動した。
やっとスタートかと納多さんは私を見ていた。
まったく、わかってないわね?
ただブドウを食べていたわけじゃないんだから!
こほんっと咳払いをした。
「今日は莉叶ちゃんと一緒にやるから手に入りやすい材料にしました。ハンカチは昨日のうちに豆乳を水で薄めたもので洗ってあるものを使いまーす」
「はーい!」
莉叶ちゃんは星名ちゃんの手作りバンダナとエプロン姿で元気よく手を上げた。
可愛いなぁ。
ほんわかしながら、染めるハンカチを並べた。
絞り染めもいいけど、今日は色を楽しむのにシンプルにやるつもりだった。
「それじゃあ、納多さん。このブドウの皮と水が入った鍋を火にかけて煮出してください」
「はあ……」」
鍋にいれたブドウの皮を沸騰させないように気を付けつつ、煮ていく。
「わー、紫!きれーい!」
うんうん。
反応が可愛いわね。
それに比べて納多さんは『なぜ自分がこんなことを?』という顔で鍋の前に立っていた。
まあ、莉叶ちゃんみたいに『わぁーすごーい』みたいな反応でも困るけど。
「煮出したら、こし布かザルでしっかりと液を切ります。ぎゅっと絞ってね」
「はーい」
ぎゅぎゅっと皮から汁がでなくなるくらいまで、しぼり終えたら染色液は完成!
水に濡らしたハンカチを入れていく。
「はい!納多さん。煮てください」
なぜ自分が!?という顔をしていたけど、菜箸を手に素直にぐるぐると鍋をかきまぜてくれた。
「これが終わったら、しばらくそのまま置いておくの。で、井戸水で洗って、焼きミョウバンを溶いた水に漬け込みます」
「けっこうすぐできるんだね」
「物によるかな。もっと濃い紫にしたいなら、煮る回数を増やすの」
「暑いから、もういいですよ」
納多さんはやれやれと鍋の火を止めた。
「じゃあ、しばらくこのまま置こうね」
「夏永ちゃん。庭をみてもいい?」
「いいわよ」
莉叶ちゃんは縁側から外に出て行った。
「納多さん。お茶でも飲みますか?」
「いえ。ブドウをたくさん食べたのでけっこうです」
「そうですか」
しーんと静かになって、カチカチと時計の音が響いていた。
テレビはないし、ラジオもない。
どうしたら、と思っていると納多さんが口を開いた。
「昨日、会った人物ですが、森崎建設の新社長の森崎斗翔さんではないですか?」
「よくわかりましたね」
「建設業界にいますので、多少一般の方よりは詳しいかと。有名な建築デザイナーじゃないですか。すごい方とお付き合いされているんですね」
「ううん。フラれたんです。一緒にはいられないって言われて。婚約してたけど、森崎建設を立て直すのに銀行頭取のお嬢様にとられちゃった。お嬢様は私のことが邪魔だったみたいで、森崎建設で私も働いていたんだけど追い出されて、このとおりの無職です」
はははっと力なく笑った。
「ああ、なるほど」
ん?それだけ?
ちらりと納多さんを見たけど、いつも通りの顔で変化はない。
「あのー、なにか慰めとかありません?」
「大変でしたね」
「なんですか!そのどうでもよさそうな口ぶりは!」
「どうでもいいわけではありませんが、ここにきた初日、あなたは死人みたいな顔で歩いて、フラフラと山道を登っていた理由がわかったってよかったと思ってますよ」
死人って。
言い返せず、うっーと唸っていると納多さんはため息をついた。
「それで収入ゼロになって、こんな山奥によくこようと思いましたね。稼ぐあてもなく。ご両親が心配されているのでは?」
い、いちいち、正論をぶちかますわね!
ぶるぶると手を震わせながら答えた。
「ま、まあねー。でも、ほら、おばあちゃんが亡くなって、この家もそのままにしておくわけにいかなかったし、次の仕事が決まるまでにはいるつもりよ」
「職探しですか。こんな山奥に住みながら働ける場所はないかと思いますが」
「ちょっとっー!なんなの?慰めてくれないの!?」
「慰めて欲しかったんですか?」
「ぐっ!いいです」
「働くところがないなら、染めたストールやハンカチを売ったらどうですか?」
「売る?」
「お土産売り場や道の駅に置いてもらえばどうですか。少しは収入になるでしょう」
出来上がったストールとハンカチを見た。
悪くはないけど―――どうなんだろう?
「でも、おばあちゃんと違って無名だし」
「関係ないですよ」
納多さんは水洗いしたハンカチを綺麗に伸ばしながら言った。
「できたのー!?」
莉叶ちゃんが縁側からかけこんでハンカチを見る。
「わぁ、綺麗な色!これが本当のブドウの色だねー」
莉叶ちゃんの顔を見て、売るのも悪くないかもと思えてきた。
「そうですね。考えてみます。ありがとうございます」
「いえ。売れるといいですね」
材料はある―――そして、親からはここを片付けるように言われているのだから、染料を使っても怒られないだろう。
うーん、でもまだハードルが高い気がするなー。
腕を組み悩んでいるとスマホが鳴った。
見知らぬ番号。
「もしもし?」
『清本唄代先生の追悼個展の話をもってきた#須麻_すま__#馨介です』
お年寄りかと思っていたら、若そうな声だった。
「母から聞いております。水曜日に打ち合わせでしたよね?」
『そうです、その確認に』
「大丈夫です」
こっちは無職ですから、いつでも空いてますと心の中で付け加えた。
『それならよかった!』
明るい声。
繊維メーカーの社長らしいけど、いくつなんだろう。
ハキハキしていて、圧倒されてしまう。
『それじゃあ、水曜日に!楽しみにしていますよ』
「は、はい」
話が終わり、ホッと息をはいた。
須麻さんは話しやすそうな人だし、個展の打ち合わせも特に問題なさそう。
「夏永ちゃん。なんの電話?」
「デパートで染物作家だったおばあちゃんの追悼個展をやるの。ちょっとした私の稼ぎになるからね」
ふふっと笑うと納多さんはさっきは稼ぐことに大賛成だったくせに―――
「莉叶さんにそんな生臭い話をしないでください」
なぜか厳重注意されたのだった。
縁側から入ってくる風は心地よく、風鈴をちりんと鳴らした。
「へぇー。莉叶ちゃんに弟がいるんだ?」
「まだ赤ちゃんだけど、おばあちゃんが言うにはママに似てヤンチャだって」
そっかあ。
星名ちゃん、二人も子供を産んだんだ。
あの男の子とケンカしていた星名ちゃんがね……
時の流れは早いものね。
周りの変化にしみじみしながら、ブドウを口に運んだ。
「このブドウ、おいしいね。島で育てているの?」
「うん。そうだよ」
「あの、染物をするんじゃなかったんですか?なぜ我々はブドウを食べるところから始めているんですか?」
昨日はやる気がなさそうだった納多さんだったけど、そうでもないのか、おしゃべりをしている私と莉叶ちゃんに物言いたげな視線を送っていた。
ガラスの器に入ったブドウをせっせと食べながら言った。
「染めるのに必要なのはブドウの皮なの。ほらっ!納多さんもどんどん食べて!」
「はあ」
三人でもぐもぐと無言でブドウを食べ続け、食べ終わると皮を綺麗に洗って、皮が入った鍋を持ちおばあちゃんの工房に移動した。
やっとスタートかと納多さんは私を見ていた。
まったく、わかってないわね?
ただブドウを食べていたわけじゃないんだから!
こほんっと咳払いをした。
「今日は莉叶ちゃんと一緒にやるから手に入りやすい材料にしました。ハンカチは昨日のうちに豆乳を水で薄めたもので洗ってあるものを使いまーす」
「はーい!」
莉叶ちゃんは星名ちゃんの手作りバンダナとエプロン姿で元気よく手を上げた。
可愛いなぁ。
ほんわかしながら、染めるハンカチを並べた。
絞り染めもいいけど、今日は色を楽しむのにシンプルにやるつもりだった。
「それじゃあ、納多さん。このブドウの皮と水が入った鍋を火にかけて煮出してください」
「はあ……」」
鍋にいれたブドウの皮を沸騰させないように気を付けつつ、煮ていく。
「わー、紫!きれーい!」
うんうん。
反応が可愛いわね。
それに比べて納多さんは『なぜ自分がこんなことを?』という顔で鍋の前に立っていた。
まあ、莉叶ちゃんみたいに『わぁーすごーい』みたいな反応でも困るけど。
「煮出したら、こし布かザルでしっかりと液を切ります。ぎゅっと絞ってね」
「はーい」
ぎゅぎゅっと皮から汁がでなくなるくらいまで、しぼり終えたら染色液は完成!
水に濡らしたハンカチを入れていく。
「はい!納多さん。煮てください」
なぜ自分が!?という顔をしていたけど、菜箸を手に素直にぐるぐると鍋をかきまぜてくれた。
「これが終わったら、しばらくそのまま置いておくの。で、井戸水で洗って、焼きミョウバンを溶いた水に漬け込みます」
「けっこうすぐできるんだね」
「物によるかな。もっと濃い紫にしたいなら、煮る回数を増やすの」
「暑いから、もういいですよ」
納多さんはやれやれと鍋の火を止めた。
「じゃあ、しばらくこのまま置こうね」
「夏永ちゃん。庭をみてもいい?」
「いいわよ」
莉叶ちゃんは縁側から外に出て行った。
「納多さん。お茶でも飲みますか?」
「いえ。ブドウをたくさん食べたのでけっこうです」
「そうですか」
しーんと静かになって、カチカチと時計の音が響いていた。
テレビはないし、ラジオもない。
どうしたら、と思っていると納多さんが口を開いた。
「昨日、会った人物ですが、森崎建設の新社長の森崎斗翔さんではないですか?」
「よくわかりましたね」
「建設業界にいますので、多少一般の方よりは詳しいかと。有名な建築デザイナーじゃないですか。すごい方とお付き合いされているんですね」
「ううん。フラれたんです。一緒にはいられないって言われて。婚約してたけど、森崎建設を立て直すのに銀行頭取のお嬢様にとられちゃった。お嬢様は私のことが邪魔だったみたいで、森崎建設で私も働いていたんだけど追い出されて、このとおりの無職です」
はははっと力なく笑った。
「ああ、なるほど」
ん?それだけ?
ちらりと納多さんを見たけど、いつも通りの顔で変化はない。
「あのー、なにか慰めとかありません?」
「大変でしたね」
「なんですか!そのどうでもよさそうな口ぶりは!」
「どうでもいいわけではありませんが、ここにきた初日、あなたは死人みたいな顔で歩いて、フラフラと山道を登っていた理由がわかったってよかったと思ってますよ」
死人って。
言い返せず、うっーと唸っていると納多さんはため息をついた。
「それで収入ゼロになって、こんな山奥によくこようと思いましたね。稼ぐあてもなく。ご両親が心配されているのでは?」
い、いちいち、正論をぶちかますわね!
ぶるぶると手を震わせながら答えた。
「ま、まあねー。でも、ほら、おばあちゃんが亡くなって、この家もそのままにしておくわけにいかなかったし、次の仕事が決まるまでにはいるつもりよ」
「職探しですか。こんな山奥に住みながら働ける場所はないかと思いますが」
「ちょっとっー!なんなの?慰めてくれないの!?」
「慰めて欲しかったんですか?」
「ぐっ!いいです」
「働くところがないなら、染めたストールやハンカチを売ったらどうですか?」
「売る?」
「お土産売り場や道の駅に置いてもらえばどうですか。少しは収入になるでしょう」
出来上がったストールとハンカチを見た。
悪くはないけど―――どうなんだろう?
「でも、おばあちゃんと違って無名だし」
「関係ないですよ」
納多さんは水洗いしたハンカチを綺麗に伸ばしながら言った。
「できたのー!?」
莉叶ちゃんが縁側からかけこんでハンカチを見る。
「わぁ、綺麗な色!これが本当のブドウの色だねー」
莉叶ちゃんの顔を見て、売るのも悪くないかもと思えてきた。
「そうですね。考えてみます。ありがとうございます」
「いえ。売れるといいですね」
材料はある―――そして、親からはここを片付けるように言われているのだから、染料を使っても怒られないだろう。
うーん、でもまだハードルが高い気がするなー。
腕を組み悩んでいるとスマホが鳴った。
見知らぬ番号。
「もしもし?」
『清本唄代先生の追悼個展の話をもってきた#須麻_すま__#馨介です』
お年寄りかと思っていたら、若そうな声だった。
「母から聞いております。水曜日に打ち合わせでしたよね?」
『そうです、その確認に』
「大丈夫です」
こっちは無職ですから、いつでも空いてますと心の中で付け加えた。
『それならよかった!』
明るい声。
繊維メーカーの社長らしいけど、いくつなんだろう。
ハキハキしていて、圧倒されてしまう。
『それじゃあ、水曜日に!楽しみにしていますよ』
「は、はい」
話が終わり、ホッと息をはいた。
須麻さんは話しやすそうな人だし、個展の打ち合わせも特に問題なさそう。
「夏永ちゃん。なんの電話?」
「デパートで染物作家だったおばあちゃんの追悼個展をやるの。ちょっとした私の稼ぎになるからね」
ふふっと笑うと納多さんはさっきは稼ぐことに大賛成だったくせに―――
「莉叶さんにそんな生臭い話をしないでください」
なぜか厳重注意されたのだった。
18
あなたにおすすめの小説
【完結】愛する人はあの人の代わりに私を抱く
紬あおい
恋愛
年上の優しい婚約者は、叶わなかった過去の恋人の代わりに私を抱く。気付かない振りが我慢の限界を超えた時、私は………そして、愛する婚約者や家族達は………悔いのない人生を送れましたか?
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜
紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。
連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。
Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。
そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。
そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。
これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)
今さらやり直しは出来ません
mock
恋愛
3年付き合った斉藤翔平からプロポーズを受けれるかもと心弾ませた小泉彩だったが、当日仕事でどうしても行けないと断りのメールが入り意気消沈してしまう。
落胆しつつ帰る道中、送り主である彼が見知らぬ女性と歩く姿を目撃し、いてもたってもいられず後を追うと二人はさっきまで自身が待っていたホテルへと入っていく。
そんなある日、夢に出てきた高木健人との再会を果たした彩の運命は少しずつ変わっていき……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる