花屋の鈍感少年は溺愛神官の求愛に気づけない
家業の花屋で働くエリオットは、数日に一度、街から離れた精霊の祭殿へ花を配達している。そこで神官長を務めるユフィは、エリオットの幼少期からの憧れの人。しかし貴族の生まれで、人々から『神の使い』とまで囁かれる彼に、自分のような庶民が近づくなど恐れ多いと思いを押し殺してきた。
一方で、エリオットに対して並々ならぬ想いを募らせていたユフィ。告白されようと露骨なまでのアプローチを繰り返すも、無垢で鈍感なエリオットは気づいてはくれない。ユフィには自ら恋心を打ち明けられない理由があって――――?
大国・ジェスリンの建国神話に名を残す『精霊の街アウレロイヤ』で、精霊の御子を巡るもどかしいまでの恋劇が、幕を開ける。
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