修復術師のパーティメイク――『詐欺術師』と呼ばれて追放された先で出会ったのは、王都で俺にしか治せない天才魔術師でした――

紅葉 紅羽

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第四章『因縁、交錯して』

第三百十七話『選択権は誰の手に』

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「……それ、俺たちの銃じゃねえか。それに今命を狙われてるとかいったい何の冗談だ?」

「冗談じゃねえよ、現実だ。少しでも妙な真似をしてみろ、この銃に込められた弾丸がお前の頭をぶち抜くぞ」

 両手で必死に銃口を支え、声も手も震えないように集中しながら俺はアグニと正面から対峙する。ここで少しでも焦りを悟られてしまえば、俺の交渉はあえなく失敗に終わることが眼に見えていた。

 経験も武力も他の戦闘技術も、あらゆる面においてアグニは俺の上を行っている。俺が交渉のテーブルに立てるのは、俺が一方的に命を狙えているという事実がそこに横たわっているからに過ぎない。最初から、この足取りは綱渡りだ。

 当然俺に銃の心得なんてなく、一発きりの弾丸をアグニの頭に打ち込める保証なんて何もない。ハッタリを仕掛けて揺さぶっているって意味じゃ、俺もアグニもそう変わらないのだ。

 だが、だからこそ見破られてはいけない。いつでも俺はアグニを殺せるのだと、そう誇示し続けなくてはいけない。少なくともアグニはここで命を捨てるつもりじゃないんだ、目に見えた死を突き付け続ければ状況は変わる。……変わると、信じている。

「おーおー、おっかねえことを言いやがる。……けどな、俺はこの右手を軽く押し込むだけでこいつを殺せるんだぜ? それとお前の銃撃と、どっちが早いよ」

「さあな。その結果が気になるなら、お前から動けばいいんじゃないか?」

 そしたら俺も引き金を引くしかなくなる――不敵に笑って、俺はアグニにそう持ち掛ける。それに対して息を呑んだのは、突如会話の外にはじき出されたリリスだった。

「マルク、それじゃバルエリスが……‼」

「嬢ちゃんの言う通りだな、そうしたら結局お前のやってることに意味はなくなる。選んだのがお前か嬢ちゃんか、ただそれだけの違いだな?」

 リリスの焦りに乗じるように、アグニはあくまで選ばざるを得ないのだと主張する。選択権は二つに一つ、どうあがいてもその選択肢は変わらない。それを論証することがまるで自分の勝利条件だとでも言いたげに、どこまでも強気に。

 その論証に何の意味があるのか、それは俺には分からない。問いただす気もない。その考え方が、それを押し付けようとするアグニが気に入らない、ただそれだけで俺には十分だ。その衝動が、今の俺を突き動かしているんだから。

「ああ、もし実現すればそうなるな。……んじゃ、何で実現させない?」

「……ッ、はは」

 俺の内にずっとくすぶっていた疑問をようやく叩きつけると、アグニは一瞬沈黙する。……だが、すぐにいつもの飄々とした表情を取り戻した。

「いやなに、大人の余裕と皮肉って奴だ。きっとお優しいお前たちは、仲間ごと俺を殺すなんて非情なことはできやしねえ。……どうせ生き残るなら、まだまだ青いお前たちにアドバイスでもしてやろうかって思ってな?」

「へえ、そりゃ結構な志だ。……なら、なおさら今すぐバルエリスを殺す方が効果的だと思うけどな?」

――お前たちは間違えたのだと、刃を突き立ててやればいいのだ。どうしたって大切な物全部はすくえないのだと、取り返しのつかない現実を突き付けてやればいいのだ。そうすれば、俺たちの完全勝利は消滅する。たとえその後にアグニを殺したのだとして、そこに残るのは達成感でなく喪失感だ。俺たちの心理を把握した上で揺さぶろうとしているなら、それぐらいやってきそうなものなのに。

「だけど、お前はそれをしねえ。……ああいや、違うか」

 大げさにゆるゆると首を振り、俺はそこで一度言葉を切る。……次に突きつける仮説がどこまでアグニを揺さぶれるかが、この交渉の行く末を左右する分水嶺だった。

 深く一度息を吸って、俺はアグニとその傍らに倒れるバルエリスの姿を改めて見つめる。バルエリスがここまでアグニを追い込んでくれたのだとしたら、それはとんでもない大仕事だ。きっと、バルエリスは自分が目指す理想を倒れるその瞬間まで忘れることはなかったんだろう。

 現実を突き付けてくるアグニに対して、バルエリスは限界まで理想を貫き続けて見せた。そこまでして掴み取ったこのチャンスがふいになるなんて、そんな無情なことがあっていいはずもない――

「――お前、殺したくても殺せねえんだろ? だから虚勢を張って口先で揺さぶって、どうにかこの戦場から生きて帰るための勝ち筋を探してる」

 最初から、俺達は前提を間違えていたのだ。選択を突き付けられていたのは俺達じゃない、どうにもならない二択に追い込まれていたのも俺達じゃない。……全部全部、逆なんだ。

 バルエリスを殺してしまえば、俺たちがアグニを殺すことに躊躇はなくなる。まともに戦闘ができない状況じゃ、バルエリスの存在はたった一つ残った交渉材料であり命綱。――それを自ら断ち切るなんて、自殺行為以外の何者でもないわけで。

「この状況、追いつめられてるのはてめえの方だ。……自分が出来ねえ選択を、それらしい口調と芝居で俺の仲間に押し付けるんじゃねえよ」
 
 バルエリスの命を諦める代わりに自分も生き延びるか、それともバルエリスもろとも死ぬ、アグニに与えられたのはその二者択一だ。……俺たちが何かを選ぶ必要なんて、何一つとして存在しない。

「く……っは、はははッ」

 その言葉に何を思ったのか、アグニは心底愉快そうに、でも乾いた笑みを上げる。古城の吹き抜けにその笑い声がこだましたことで、その不気味さは一層増したように思えた。

「押し付けるな……ねえ。まさかお前さんにそれを言われるとは、流石の俺も予想外だな」

「だろうな。リリスたちに比べりゃ、俺の目立ち方なんて微々たるものでしかねえ」

「よく分かってるじゃねえか。あの時少し顔を合わせただけでも、お前はあの嬢ちゃんたちとは違うってのは一目瞭然だ。……だからこそ、お前さんは一番俺の考えを分かってくれるんじゃねえかと思ったんだけどな?」

 残念そうな様子でアグニはそう呟いて、やれやれと小さく首を横に振る。……アグニが俺のことをいかに警戒していなかったかが、今の一瞬の動きで痛いほどによく分かった。

 アグニの言う通り、俺じゃ万全のアグニの命は脅かせない。アグニがここまで追い込まれてやっと俺は同じ交渉のテーブルの上に立てているわけで、普通に向き合ったらただ俺が瞬殺されて終わるだけだろう。その力関係がそんじょそこらの努力で覆る代物じゃないことは、俺だって痛いほど理解してる話だ。

「お前が言いたいこと、別に分からないわけでもねえよ。欲張ればそれだけリスクが出るし、その代償として本当に大切な物を失ったら元も子もない。なら最初から大切な物を少なくして、自分が抱えられるだけの分を大事に大事に生きて行けばいいって、そういう考えがあることは分かってる」

「ああ、お前の言う通りだ。手を伸ばそうと思えばどこまでも伸ばせる天才と違って、凡人の手の届く範囲なんて想像の五倍はちっぽけなんだよ。だから、その身の丈に合った生き方を――」

「――けどな」

 理解してもらえたと思ったのか饒舌になるアグニの言葉を遮って、俺は話を続ける。俺がアグニの理解者だなんて、冗談にしても笑えない話が過ぎた。

「考えを理解するのとそれに納得するのとじゃ、話がまるで違いすぎる。悪いなアグニ、俺がお前の思想に納得させられる日は一生来ねえよ」

 銃を握る手に力を込めて、俺はアグニの考え方を拒絶する。大切な物を切り捨てることを前提に考える生き方なんて、何があったって受け入れてやるつもりはさらさらない。

「お前はここで殺す、バルエリスも無事に助け出す。俺の考えが気に入らねえってんなら、今すぐバルエリスを殺してみろよ」

 できるもんならな――と。

 アグニがそれをできないと確信しながら、俺はアグニに再度意思を表明する。それに対して返ってきたのは、今までで一番楽しそうな高笑いだった。

 荘厳な城に似つかわしくない下品な笑い声が城の中に響き渡って、俺は思わず身じろぎする。……しばらくしてその笑みを収めると、アグニはまっすぐ俺の方を指さした。

「……八割アタリ、だが二割ハズレってとこだな」

「……は?」

 突然呟かれた言葉とともに、アグニの身体が淡い光に包まれだす。今までの異変とも違うそれに俺が戸惑っていると、アグニはまるで挨拶でもするかのように右手を軽く掲げた。

「悪いな坊ちゃん、今日のところはここまでだ。俺だってできるなら嬢ちゃんを殺してやりたかったんだが、嬢ちゃんが魔道具をぶっ壊しやがったせいでそれもできやしねえときたもんだからよ」

「おい待てアグニ、どこに行く――‼」

 それが転移魔術の前触れだと気づいた俺は、すぐに魔銃の引き金に指を添える。銃口越しに薄れていくアグニの姿を捉え、その頭をぶち抜くための弾丸を打ち放つ――

「正直言って、とっさに銃で脅すところまでは百点だったさ。……けど、少しだけ力みすぎだな?」

――までは、考えていた通りの動きだったのだが。

「な……あッ⁉」

 引き金を引いた瞬間に強い衝撃が腕を駆け抜けて、それに耐えかねた俺の体は大きく後ろにのけぞる。……その姿勢のズレによって照準は大きく逸れ、全霊を込めた一発きりの弾丸は明後日の方向へと消えていった。

「土壇場の演技にしちゃあ上等な構えだったが、それで俺を騙そうってんなら百年早え。……ウチの同志たちに銃を教えてるのは、ほかならぬこの俺なんだぜ?」

 その結果を読み切っていたかのように笑って、アグニは誇らしげにそう告げる。おぼろげにブレるその輪郭が、アグニの退却準備が整ったことを雄弁に示していた。

 ――きっと、最初から見抜かれていたんだ。俺がアグニがハッタリをかましていると踏んだのと同じように、アグニも俺が魔銃の扱いに慣れていないことを分かっていた。……もしかしたら、俺の構えを見た時点で弾丸が狙った場所に向かわないことすらも確信していたのかもしれない。

 そうだと仮定すれば、あそこまで余裕で持論を垂れ流すことが出来たのも納得できる。この魔銃に込められていた一発きりの弾丸は交渉を俺たちのペースに持っていけるかもしれない唯一の勝ち筋、アグニにとってのバルエリスの存在みたいなものだ。……弾丸が当てられないと分かった瞬間、その危険性は大きく落ちてしまう。

 言ってしまえば、俺もアグニも同じミスをやらかした。二人ともハッタリを見抜かれて、お互いに決定打を失った。……ならば、その後に待ち受けるのは痛み分けの結末しかないわけで。

「認めるよ、今日のところは俺達の負けだ。……けど忘れんな、俺達は必ず理想を果たす。お前さんたちが掲げる考えが綺麗事でしかないんだってことを、大人として責任を持って教えてやるよ」

 空間転移の術を進めながら、アグニは悠々と俺たちに別れの挨拶をする。……実際、魔銃の一撃を失った今アグニだけを的確に殺すための攻撃手段はないに等しい。完全に退却の姿勢に入ったアグニを睨みつけることしか、今の俺たちにはできなかった

 あと一歩、あと一歩だったんだ。俺が詰めを間違えなければ、この戦いはきっともっといい結果で終わったに違いない。……だけど、その未来はふいになった。今の俺たちにできるのは、そのあとに残された最善の結果を享受すること以外にない。

「じゃあまたな、未来ある天才ども。――次に会うときは、お前たちが現実を受け入れてくれると信じてるぜ?」

 嫌味っぽく語尾を跳ね上げながら、アグニの姿は完全に消失する。……それを理解した瞬間、俺の身体は魔銃の重みに耐えられなくなって。

「……何が『俺の負け』だよ、クソが」

 地面にゆっくりと膝をつきながら、俺は既に消え去ったアグニに向かって悪態をつく。……完全に姿を消す前に浮かべていた悪辣な笑みが、俺の脳裏にずっとこびりついて離れてくれずにいた。

 バルエリスはまだ分からないが今のところ死者はゼロ、突然の奇襲の対応としては大成功もいいところだ。そういう観点から見るのならば、確かにこの戦いは俺たちの勝利と言っていいのだろう。国を動かす立場の人間は、誰一人として欠けずに済んだ。

 きっと凄いことのはずなのに、俺はその事実を素直に喜べない。――去り際にあんなにも悪辣に笑えてしまう人間を殺し損ねてしまったことが、後々大きな波となって俺たちに迫ってくるような気がしてならなかった。

「……『じゃあまたな』、ねえ」

 最期に聞こえてきたアグニの言葉を噛み締めて、俺は思いっきり眉間にしわを寄せる。本音を言うならばもう二度と会いたくはないが、その願いが叶うことは多分ないのだろう。――こういう因縁は簡単に途切れちゃくれないことを、俺は身をもって知っているからな。

 アグニが消えたことで古城を襲った危険は完全に去り、周囲で様子を見つめていた参加者たちも徐々に落ち着きを取り戻し始める。そうして解決に向かって行く状況の中でも、心のざわつきはちっとも小さくなる気配を見せてくれなくて――

「――次は外さねえぞ、アグニ」

 脳裏に焼き付く憎たらしい笑みを睨みつけ、俺はひっそりとそう宣言する。――俺たちの古城防衛戦は、何とも言い難い後味を残して幕を閉じた。
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