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第五章『遠い日の約定』
第四百二十八話『魔道具管理のイロハ』
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『演算不能、演算不能、機能の不足を確認。連結機体への合流申請を――』
「出させるわけがないでしょう、このポンコツ」
無理解を繰り返す機械に舌打ちしながら剣を振るい、胴体の部分で真っ二つに切断する。かなり精密かつ複雑な機構で稼働しているのか、半身を失うだけでその機能は丸ごと停止してしまうようだった。
「これを作った奴は相当これのスペックに自信を持ってたみたいね。……ありがたい話だわ」
呆気なく停止した機械を見つめながら、リリスはどこの誰とも知らない設計者に盛大な皮肉を一つ。ジークが聞けば黙っていないような物言いだったが、どこからも反論が飛んでくることはなかった。
二階、三階と踏破して四階へと足を踏み入れたリリスたちだったが、今の所めぼしい成果は挙げられていない。都市庁舎の中は機械に完全に蹂躙されており、床には夥しい数の血だまりが広がっている。そんな異質な状況でもなお明るく光る電灯が、リリスの眼にはいっそ不気味に映っていた。
何回も戦ってきたことで慣れが出たとは言え、この機械が尋常じゃない技術力で作られているのは事実だ。……大方、これも年を守るために作られたシステムの一つなのだろう。
そんなことを考えながら、リリスはあたりをぐるりと見まわす。どうもこの階はベルメウの施設に関する認可や相談を行う窓口だったようで、『魔道具貸与許可証はこちらで申請してください』『指定商業施設の認定はこちら』など、天井から吊り下げられた看板はそれぞれのカウンターを指し示している。
あまり一般人とは縁がないような申請ばかりを取り扱っているからか、ここにいる犠牲者はそのほとんどが都市庁舎の職員と思しき人たちだ。清潔感のある格好を意識したのであろうその制服は、自らの血によって取り返しもつかないぐらいに汚れてしまっている。
「看板が壊れてないあたり、きっとあの機械は人だけを狙って動いてるんだろうね。物を壊したのはあくまでついでって感じか」
「でしょうね。それもそれでたちが悪いけど、書類やらを全部燃やされたりするよりはマシだわ」
未だ放心状態のジークを連れて隅に隠れていたツバキが、ジークを背負い直しながらそんなことを口にする。決して小柄ではない大人一人を背負って移動するのは決して楽なことではないはずなのに、ツバキの表情から疲労の色が見えることはなかった。
一階に転がっていた椅子の座面に氷魔術を用いてベルトを付けることで多少なり背負いやすさを解消することは出来たが、それでも重量感までは誤魔化せないものだ。いくら平気そうとはいえ、いつまでも任せてばかりいるのもなんだか違うような気がしてならなくて。
「……探索するときぐらい私が背負いましょうか?」
こちらに歩み寄ってくるツバキに対し、リリスはふとそんなことを口にする。だが、ツバキはほんのりと笑みを浮かべて首を横に振るだけだった。
「大丈夫だよ、別に背負ってて辛いってわけじゃないから。何かあった時前線で戦うのは君なんだし、いつでも動けるようにしておいた方が巡り巡ってボクたちのためにもなるよ」
「まあ、確かにそうかもしれないけれど……。きつかったらちゃんと言いなさいよ?」
少し納得がいっていない様子のリリスに、ツバキは軽く頷くことで応える。こういう力を必要とする行為はリリスの領分だと思っていたのだが、事今の場合だとそれは当てはまらないらしい。
「ささ、とりあえず探索と行こうよ。……今までと比べて、この階層は魔道具との関連が濃そうだしね」
リリスを促すようにカウンターの向こうへと指をさしながら、ツバキは二ッと笑みを浮かべる。今まで欠片も見えてこなかった魔道具に関する手掛かりを前にしたその表情は、さながら狩人のようだった。
ツバキの言う通り、今までの階層にあったのはほとんどが結婚や出生、あるいは転居転出などの手続きに関するものばかりだった。もちろんそれも大都市には必要不可欠な事ばかりだが、『魔構都市』と呼ばれるベルメウの本質を管理しているのは間違いなくこっちだ。……つまり、ここからは心して探索する必要がある。
機密情報がどうこうと言われてしまえば頭を下げるしかないが、何せ今は緊急事態だ。……少しでも多く、手掛かりを見つけ出さなければならないだろう。
カウンターの手前側の探索を早々に終わらせて、二人はカウンターの奥、職員たちの机が並ぶ場所へと進み出る。ここでも多くの命が機械の餌食となったらしく、床を踏みしめる靴の裏には時々ドロリとした感覚が伝わってきた。
「……これ全部、一体でやったことなんだものね」
「ああ、考えるだけで恐ろしいね。……いざ危険を前にして即座に逃げることが出来る人なんてそうそういないんだってこと、改めて思い知らされるよ」
その凄惨な光景を前にして、ツバキは深々と息を吐く。それに頷くリリスも、今のツバキとほぼ同じような感想をこの場所の光景に抱いていた。
『修練と実戦は天と地ほどに違う』というのは騎士団で何度も聞いてきたことだが、それはリリスたちにとってあまりにも常識的な事だった。護衛と言うのは常日頃から異常事態に備えるものであり、格式ばった強さばかりを磨いてもそれは何の役にも立たない。どれだけ汚くとも、どれだけ雑なやり方であろうとも。リリスたちの生きてきた世界では、『実戦で価値を発揮できるか』が全てなのだ。
「自分の命を容易に奪ってくるであろう相手を前にして、一も二もなく逃げることを選択する――それが出来ない護衛だって、あそこには掃いて捨てるほどいたものね」
「とりあえず数を仕入れて使い物になる奴を探すって感じだったからなあ、あの人。その果てに使い物にならなくなったのが自分の命だって言うんだから自業自得だけどさ」
最近はめっきり少なくなった護衛時代の思い出話もそこそこに、二人は手分けして散乱している書類へと目を通す。あまりの脅威を前に逃げることすらできなかったのか、壁際の本棚や机に損傷が少ないのがせめてもの幸いと言ったところか。
だがしかし、一か所に多くの『死』が集っていることでその香りはより濃いものになっている。ジークがこれをまともな状態で目の当りにしたらどうなるかは――あまり想像しない方がよさそうだ。
「しっかし、いろんなところでこの街の魔道具は使われてるのねえ。とんでもなくスケールの大きなものからちっぽけな役割しか持たない物まで、何だって設計者はこんなに色々と作り上げたのかしら」
曰くこの街の機構を作り上げたのはたった一人の何者からしいが、その人物の意図を読み解くことは全く以て不可能だと言ってもいい。金儲けがしたかったのか、それとも何らかの理由で街を作らなければいけなかったのか、はたまたただの道楽か――そのどれもが真実味を帯びているように思える一方、そのどれもが与太話のようなあやふやさを纏っている。
一枚一枚書類を確認していくたびに、リリスの疑問は解決するどころかどんどんと膨れ上がっていくばかりだ。魔道具のシステムや情報を知りたいだけなのに、気が付けば分からないことがどんどんと増え始めていた。
「……うーん、手続きの書類は読んでても時間の無駄っぽいね。リリス、一緒に本棚の方を見て行ってもらってもいいかい?」
「そうね、そっちの方が効率的な気もするわ。魔道具に関する仕事なわけだし、マニュアルも今までにないぐらい丁寧に作られてるでしょ」
考えに詰まっていた矢先になされた提案に乗っかり、リリスはツバキとともに本棚へと視線を移す。『お客様への対応マニュアル』や『業務上の心得』などここまでの階層でも何度か見てきたタイトルが背表紙に躍っている一方で、明らかに今までにないタイトルもほどなくして見付けることが出来た。
「『魔道具貸し出し審査規則』――か。なるほど、手続きに来たら誰でも『ハイそうですか』って快く許可を出してくれるわけじゃないんだね」
様寄せていた視線を一点に集中させたのち、ツバキはそんなことを言いながら一冊のファイルを手に取る。引き抜かれたそれは少なく見積もっても二倍ほどの幅を占めており、重要なものであることは見るからに明らかだ。
ツバキが見つけたとなれば、リリスだっていつまでも死線をさまよわせてばかりではいられない。何か現状を理解するのに繋がる物はないかと、大体五メートルほどの距離はある本棚の列を移動しながら目を凝らし続けて――
「――あら?」
二往復を終えて三往復目に入ろうとしたその時、無数に並ぶファイルの中で一つ妙に『薄い』ものがリリスの眼に留まる。二つの分厚い背表紙に押しのけられるようにしてその姿を隠していたそれは、一度目に着くとどうにも放っておけないもので。
「……『警備用魔道具の配備基準、およびそれぞれの性能について』……」
直感的に引き抜いたそれの拍子にかかれていた文字を、リリスはゆっくりと読み上げる。「これは間違いなく『当たり』だ」と、リリスの本能がそう告げていた。
「出させるわけがないでしょう、このポンコツ」
無理解を繰り返す機械に舌打ちしながら剣を振るい、胴体の部分で真っ二つに切断する。かなり精密かつ複雑な機構で稼働しているのか、半身を失うだけでその機能は丸ごと停止してしまうようだった。
「これを作った奴は相当これのスペックに自信を持ってたみたいね。……ありがたい話だわ」
呆気なく停止した機械を見つめながら、リリスはどこの誰とも知らない設計者に盛大な皮肉を一つ。ジークが聞けば黙っていないような物言いだったが、どこからも反論が飛んでくることはなかった。
二階、三階と踏破して四階へと足を踏み入れたリリスたちだったが、今の所めぼしい成果は挙げられていない。都市庁舎の中は機械に完全に蹂躙されており、床には夥しい数の血だまりが広がっている。そんな異質な状況でもなお明るく光る電灯が、リリスの眼にはいっそ不気味に映っていた。
何回も戦ってきたことで慣れが出たとは言え、この機械が尋常じゃない技術力で作られているのは事実だ。……大方、これも年を守るために作られたシステムの一つなのだろう。
そんなことを考えながら、リリスはあたりをぐるりと見まわす。どうもこの階はベルメウの施設に関する認可や相談を行う窓口だったようで、『魔道具貸与許可証はこちらで申請してください』『指定商業施設の認定はこちら』など、天井から吊り下げられた看板はそれぞれのカウンターを指し示している。
あまり一般人とは縁がないような申請ばかりを取り扱っているからか、ここにいる犠牲者はそのほとんどが都市庁舎の職員と思しき人たちだ。清潔感のある格好を意識したのであろうその制服は、自らの血によって取り返しもつかないぐらいに汚れてしまっている。
「看板が壊れてないあたり、きっとあの機械は人だけを狙って動いてるんだろうね。物を壊したのはあくまでついでって感じか」
「でしょうね。それもそれでたちが悪いけど、書類やらを全部燃やされたりするよりはマシだわ」
未だ放心状態のジークを連れて隅に隠れていたツバキが、ジークを背負い直しながらそんなことを口にする。決して小柄ではない大人一人を背負って移動するのは決して楽なことではないはずなのに、ツバキの表情から疲労の色が見えることはなかった。
一階に転がっていた椅子の座面に氷魔術を用いてベルトを付けることで多少なり背負いやすさを解消することは出来たが、それでも重量感までは誤魔化せないものだ。いくら平気そうとはいえ、いつまでも任せてばかりいるのもなんだか違うような気がしてならなくて。
「……探索するときぐらい私が背負いましょうか?」
こちらに歩み寄ってくるツバキに対し、リリスはふとそんなことを口にする。だが、ツバキはほんのりと笑みを浮かべて首を横に振るだけだった。
「大丈夫だよ、別に背負ってて辛いってわけじゃないから。何かあった時前線で戦うのは君なんだし、いつでも動けるようにしておいた方が巡り巡ってボクたちのためにもなるよ」
「まあ、確かにそうかもしれないけれど……。きつかったらちゃんと言いなさいよ?」
少し納得がいっていない様子のリリスに、ツバキは軽く頷くことで応える。こういう力を必要とする行為はリリスの領分だと思っていたのだが、事今の場合だとそれは当てはまらないらしい。
「ささ、とりあえず探索と行こうよ。……今までと比べて、この階層は魔道具との関連が濃そうだしね」
リリスを促すようにカウンターの向こうへと指をさしながら、ツバキは二ッと笑みを浮かべる。今まで欠片も見えてこなかった魔道具に関する手掛かりを前にしたその表情は、さながら狩人のようだった。
ツバキの言う通り、今までの階層にあったのはほとんどが結婚や出生、あるいは転居転出などの手続きに関するものばかりだった。もちろんそれも大都市には必要不可欠な事ばかりだが、『魔構都市』と呼ばれるベルメウの本質を管理しているのは間違いなくこっちだ。……つまり、ここからは心して探索する必要がある。
機密情報がどうこうと言われてしまえば頭を下げるしかないが、何せ今は緊急事態だ。……少しでも多く、手掛かりを見つけ出さなければならないだろう。
カウンターの手前側の探索を早々に終わらせて、二人はカウンターの奥、職員たちの机が並ぶ場所へと進み出る。ここでも多くの命が機械の餌食となったらしく、床を踏みしめる靴の裏には時々ドロリとした感覚が伝わってきた。
「……これ全部、一体でやったことなんだものね」
「ああ、考えるだけで恐ろしいね。……いざ危険を前にして即座に逃げることが出来る人なんてそうそういないんだってこと、改めて思い知らされるよ」
その凄惨な光景を前にして、ツバキは深々と息を吐く。それに頷くリリスも、今のツバキとほぼ同じような感想をこの場所の光景に抱いていた。
『修練と実戦は天と地ほどに違う』というのは騎士団で何度も聞いてきたことだが、それはリリスたちにとってあまりにも常識的な事だった。護衛と言うのは常日頃から異常事態に備えるものであり、格式ばった強さばかりを磨いてもそれは何の役にも立たない。どれだけ汚くとも、どれだけ雑なやり方であろうとも。リリスたちの生きてきた世界では、『実戦で価値を発揮できるか』が全てなのだ。
「自分の命を容易に奪ってくるであろう相手を前にして、一も二もなく逃げることを選択する――それが出来ない護衛だって、あそこには掃いて捨てるほどいたものね」
「とりあえず数を仕入れて使い物になる奴を探すって感じだったからなあ、あの人。その果てに使い物にならなくなったのが自分の命だって言うんだから自業自得だけどさ」
最近はめっきり少なくなった護衛時代の思い出話もそこそこに、二人は手分けして散乱している書類へと目を通す。あまりの脅威を前に逃げることすらできなかったのか、壁際の本棚や机に損傷が少ないのがせめてもの幸いと言ったところか。
だがしかし、一か所に多くの『死』が集っていることでその香りはより濃いものになっている。ジークがこれをまともな状態で目の当りにしたらどうなるかは――あまり想像しない方がよさそうだ。
「しっかし、いろんなところでこの街の魔道具は使われてるのねえ。とんでもなくスケールの大きなものからちっぽけな役割しか持たない物まで、何だって設計者はこんなに色々と作り上げたのかしら」
曰くこの街の機構を作り上げたのはたった一人の何者からしいが、その人物の意図を読み解くことは全く以て不可能だと言ってもいい。金儲けがしたかったのか、それとも何らかの理由で街を作らなければいけなかったのか、はたまたただの道楽か――そのどれもが真実味を帯びているように思える一方、そのどれもが与太話のようなあやふやさを纏っている。
一枚一枚書類を確認していくたびに、リリスの疑問は解決するどころかどんどんと膨れ上がっていくばかりだ。魔道具のシステムや情報を知りたいだけなのに、気が付けば分からないことがどんどんと増え始めていた。
「……うーん、手続きの書類は読んでても時間の無駄っぽいね。リリス、一緒に本棚の方を見て行ってもらってもいいかい?」
「そうね、そっちの方が効率的な気もするわ。魔道具に関する仕事なわけだし、マニュアルも今までにないぐらい丁寧に作られてるでしょ」
考えに詰まっていた矢先になされた提案に乗っかり、リリスはツバキとともに本棚へと視線を移す。『お客様への対応マニュアル』や『業務上の心得』などここまでの階層でも何度か見てきたタイトルが背表紙に躍っている一方で、明らかに今までにないタイトルもほどなくして見付けることが出来た。
「『魔道具貸し出し審査規則』――か。なるほど、手続きに来たら誰でも『ハイそうですか』って快く許可を出してくれるわけじゃないんだね」
様寄せていた視線を一点に集中させたのち、ツバキはそんなことを言いながら一冊のファイルを手に取る。引き抜かれたそれは少なく見積もっても二倍ほどの幅を占めており、重要なものであることは見るからに明らかだ。
ツバキが見つけたとなれば、リリスだっていつまでも死線をさまよわせてばかりではいられない。何か現状を理解するのに繋がる物はないかと、大体五メートルほどの距離はある本棚の列を移動しながら目を凝らし続けて――
「――あら?」
二往復を終えて三往復目に入ろうとしたその時、無数に並ぶファイルの中で一つ妙に『薄い』ものがリリスの眼に留まる。二つの分厚い背表紙に押しのけられるようにしてその姿を隠していたそれは、一度目に着くとどうにも放っておけないもので。
「……『警備用魔道具の配備基準、およびそれぞれの性能について』……」
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