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絹のような髪
しおりを挟む雪のように白い肌が汗で濡れて、それがシャンデリアの光に照らされて艶めく情景ときたら!
この上もない絶景である。
こんな素晴らしい光景、世界中のどんな写真家も撮れないだろうし、どんな画家にも描けまい。
この最高の景色は、オレだけのモノだ。
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「気持ちよかったよラパン。最高だった♡」
行為が終わって、すっかりイキ疲れたオレたちは、ベッドの中でだらだらピロートークしていた。
「ぼくもです。ご主人さま。発情期が終わるまであと数日ですので、それまでよろしくお願いしますね」
「もちろん!」
オレを喜ばせるためにえっちなパンツを履き、お仕置きもしっかりと受け入れて、オレを気持ちよくしてくれたラパンの忠誠心とナカの締まりの良さに感謝をこめて、オレはラパンの髪を優しく撫でた。
すると、高価で柔らかなシルクのような感触が手に伝わり、あることを思いつく。
──次はこの髪の毛を使って射精したいな♡
今日はもう疲れたし、これ以上精液を出すのは難儀するだろうから、髪コキで射精するのは翌日に持ち越すことにした。
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「ラパン、今日は髪コキしてくれるかな?」
翌日、発情期ですでにデキあがっているラパンをベッドに連行すると、オレはさっそくラパンにお願いした。
「か、かみこき?」
ベッドの上、仰向けに寝転がって少し苦しそうにしているラパンが、キョントンした顔でオレを見た。
「髪コキ」は、ラパンには初めて聞く単語らしかった。
生まれたままの姿でベッドの上に寝転がったラパンは、腰をモジモジ動かして、待ち侘びるような視線をオレに向けてくる。
おそらく、すでに体が疼いて疼いて仕方がないのだろう。
オレだっていますぐ突っ込んで、ナカで精液びゅっびゅしてやりたいのはやまやまだが、まずは髪コキをしてみたいのだ。
この場において最上位はオレだし、優先すべきはオレの要望である。
よって、先にやるべきは髪コキで、発情期を抑えるがためだけの精液びゅっびゅは後回しである。
「これを、キミの髪の毛で可愛がって欲しいんだ」
オレは前をくつろげて、ムスコを自由にしてやった。
ラパンはすでに発情期が来ていて、フェロモンがハンパなく出ているせいか、ムスコもそれに反応して元気に育っている。
ヨダレまで垂らしているほどだ。
「え?どうやって…」
「こうするんだよ」
オレはラパンの頭にムスコを近づけると、柔らかな髪をムスコに絡ませて、そのまま腰を前後に動かした。
ナカでイクのとは違う快感が押し寄せてきて、ホントに気持ちいい♡
「うう…でるっ!」
ラパンのサラサラした髪がムスコを撫でるように絡まる感触がまた心地よくて、あっという間にイッてしまい、ラパンの髪はオレの精液で真っ白く汚れた。
「ああー、気持ちよかった♡」
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