捨てる神あれば、拾うサンタあり
クリスマスイブ前日。木花菊理は、送別会の帰り道で落ちていたサンタクロースを拾った。
胡散臭いと思ったけれど、見れば超好みのイケメン。助けたお礼に欲しいものをくれるというので、「男」と答えたが「ナマモノ」は無理だと言われてしまう。しかし、とある事情から、今すぐ「恋」をして「リア充」とやらにならねばならない菊理は、拾ったサンタに恩を着せ、年末までに完了しなくてはいけない重要なミッションに利用しようと目論んだ。
ところが、エロカワイイ格好でクリスマスイブデートに挑んだところ、何故かサンタの仕事を手伝うことに……。
しかも、昔ながらのサンタを想像していたのに、現代のサンタは高級志向の超ハイテク仕様。カシミア混のサンタスーツにタブレットでルート設定? ソリはスポーツカー? トナカイはサイボーグ? 日本語ぺらぺらの礼儀正しいサンタクロースは、本当に菊理の欲しいものをくれるのか……?
※カクヨム・小説になろうにも掲載していますが、若干内容が異なります。
胡散臭いと思ったけれど、見れば超好みのイケメン。助けたお礼に欲しいものをくれるというので、「男」と答えたが「ナマモノ」は無理だと言われてしまう。しかし、とある事情から、今すぐ「恋」をして「リア充」とやらにならねばならない菊理は、拾ったサンタに恩を着せ、年末までに完了しなくてはいけない重要なミッションに利用しようと目論んだ。
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軽〜い感じの楽しいお話。
サンタのクラウスの、力の抜けたような粘着感。
キリちゃんの現実的思考に見え隠れする乙女感。
最後まで一気に読めちゃう、ラブコメでした。
こういうの好き。
私、このお話大好きです。
この軽〜い感じのサンタと何だかんだといっても純なキリちゃんの軽妙なトークがいいです。
軽いんだけど溺なのも楽しいです。
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