婚約者の幼馴染?それが何か?


タバサは学園で婚約者のリカルドと食堂で昼食をとっていた
「あ〜、リカルドここにいたの?もう、待っててっていったのにぃ〜」

目の前にいる私の事はガン無視である

「マリサ・・・これからはタバサと昼食は一緒にとるから、君は遠慮してくれないか?」
リカルドにそう言われたマリサは

「酷いわ!リカルド!私達あんなに愛し合っていたのに、私を捨てるの?」

ん?愛し合っていた?今聞き捨てならない言葉が・・・

「マリサ!誤解を招くような言い方はやめてくれ!僕たちは幼馴染ってだけだろう?」

「そんな!リカルド酷い!」

マリサはテーブルに突っ伏してワアワア泣き出した、およそ貴族令嬢とは思えない姿を晒している 
この騒ぎ自体 とんだ恥晒しだわ

タバサは席を立ち 冷めた目でリカルドを見ると、「この事は父に相談します、お先に失礼しますわ」

「まってくれタバサ!誤解なんだ」

リカルドを置いて、タバサは席を立った



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