【完結】未来を編む少年〜男爵家を追放された少年、実は運命を操作出来る「神の子」でした。没落したから助けて欲しいと言われても、今更遅いです〜
「シャム、お前との養子縁組を破棄する! 今すぐこの家から出て行け!」
まるで少女のような儚さと美しさを持った六歳の少年シャム。
ある日、彼は養子となった筈のビトイン男爵家から不当な理由で養子縁組を破棄され、追放される事となる。
本当の両親は、既に病で死んでいた。天涯孤独の身となったシャムは途方に暮れるが、そこで錬金術師のエレインに保護される。
エレインは心優しい女性だった。まるで本当の家族のように扱ってくれるエレインに対し、感謝と尊敬の念を抱くシャム。
だが平穏な暮らしを手に入れたかと思えた矢先、エレインに対して町の領主から嫌がらせが始まる。
エレインの住まう町「タムケット」の領主は、かのビトイン男爵。彼は領民から法外な税金を搾取する悪徳領主だった。
シャムはエレインに恩返しをする為、運命を操作できる「神の編み物」を開始する。
それは「因果の聖女」の生まれ変わりであるシャムだけに許された特別な力だった。それにより、エレインには次々と幸運が訪れる。
一方、シャムとエレインを迫害したビトイン男爵には因果応報として不幸が訪れ、遂には没落してしまうのだった。
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