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婚約者は妹の部屋で××していた。
婚約者は妹の部屋で××していた。
しおりを挟む私の婚約者はものすごいイケメンである。
妹も「お姉様の婚約者、とても素敵な方ね。あんなに綺麗な男性見たことがないわ」と言っていた。
私も、彼ほどの容姿を持った男性を見たことがない。
だから、彼と婚約できるなんて思ってもみなかったんだ。
それに、彼はとても優しい。
食事に行く時もエスコートしてくれるし、贈り物をくれるし、私は彼に大切にされていると思っていたのだ。
しかし、それは私の勘違いだった。
ある日、私は買い物に行った。そこで、妹に合いそうな髪飾りを見つけた。
よし、妹に買っていこう。
そう思って、私は髪飾りを買って、用事を済ませて家に帰った。
家に帰ると、妹の靴だけでなく、私の婚約者の靴もあった。
婚約者が家に来ているようだ。
客間にいるのかなと思い、客間のドアを開けるが、誰もいない。
居間を探してみたが、いない。
どこにいるのだろう?
妹は部屋にいるだろうから、妹に聞いてみよう。
そして、私は妹の部屋をノックした。
中から大きな物音がする。
「どうしたの?」
部屋のドアを開けると、ベッドの上で真っ青な顔になっている妹と、ベッドのそばで尻もちをついている婚約者の姿が見えた。
「なぜ、あなたがいるの?」
婚約者にたずねた。
すると、婚約者は妹と浮気していたことを白状したんだ。
それで、私は彼との婚約を破棄すると決めた。
「あなたとの婚約を破棄します!」
婚約はなかったことになった。
もちろん、私はこの件を両親に報告。
妹は勘当され、家を追い出された。
婚約者も家から勘当されて、2人は路頭に迷っているという。
~end~
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