婚約破棄された夜、私は王子の忘れた初恋を買い戻す

三ヶ月前から、婚約者である第二王子レオンハルトは少しずつ変わっていった。
公爵令嬢エリアナは思う。自分がもう愛されていないのだと。

そして舞踏会の夜、レオンハルトは聖女アメリアを隣に立たせ、エリアナへ婚約破棄を告げた。

傷ついたエリアナが向かったのは、霧の夜だけ現れる禁じられた市――忘れもの市。
そこで彼女は、一つの小瓶を見つける。

《雪の日、白い手袋を渡された記憶。状態良好。返品不可》

それは、レオンハルトから剥がれ落ちた、始まりの記憶だった。
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