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赤ん坊の俺はユリーナ母さんのベッドの上で寝ている。腰に毛布を掛けてくれたユリウス父さんの顔を見て「……ユウ…」と言葉が出た時、ユリウス父さんは最初驚いた顔をしていたが、再度寝ている俺の側に寄りまたゴロンと横になると、ニコニコ笑顔で俺の頬を中指と人差し指で触り始めた。
「カ・イ・ト!もう一度言ってくれるかな?」
笑顔がヤバイ位のユリウス父さんに思わず赤ちゃんの顔でひきつりそうで、俺は仕方ないサービスでもう一度名前を呼ぶ事にした。
「ユウ!」
ガバッ!とまた突然ユリウス父さんが起き出し俺はビックリして
「勇樹お前また驚かせて、赤ん坊の俺を心臓発作で殺す気か!」
俺は心の中で思い、ジロッと赤ちゃんの目でユリウス父さんを見上げた時驚いた…。
『…グスッ……カイトの初めての言葉…俺の名前で言ってくれた…兄ちゃん…ズッ……有難う……』
ユリウス父さんは日本語で勇樹として俺にお礼を言ってくれた。
まさかユリウス父さんが泣くとは思わず、ベッドの上で体育座りをして顔が見えない様に手を重ねてグスグスと泣いていた。
体育座りは勇樹が良くする癖で、悩み事や笑い事、そして泣いている時に良くその格好で座っていた。
ユリウス父さんが体育座りとは……なんか変な感じだが勇樹が…ユリウス父さんが名前で喜んでくれるのなら今なら何度でも言うけど…「ユウ、ユウ、ユウ、ユウ……」ハハハハ、この国の言葉で話すの楽しいな、俺は「ユウ」の名前を何度も言った後目の前が影に成るのが見えていた。
ユリウス父さんがいつの間にか、赤ん坊の俺の側で体を横に傾け、赤ん坊の俺の小さな唇にキスをしている。
俺は驚いたが赤ん坊だからどうする事も出来ない、いつも勇樹がするキスではなく、あむあむと唇を動かし赤ん坊の俺の唇をまるで摘まんでいるように唇を動かしている。
「ふふっ、カイトミルクの味がするね…カイトの匂い好きだよ」
ユリウス父さんは唇を放し、今度は俺の顔をあちこちキスをしてくるからくすぐったい。
「カイトの体モチモチしているから気持ち良いね」
ユリウス父さんは俺の赤ん坊の腕や手、足をムニムニと触ると胸に手をやり撫でるように触ってくるからくすぐったい。
「…カイト少しだけ……」
ユリウス父さんはボソッと小声で話終えると、俺の着ている赤ちゃん服のボタンを外し始めた…
「カ・イ・ト!もう一度言ってくれるかな?」
笑顔がヤバイ位のユリウス父さんに思わず赤ちゃんの顔でひきつりそうで、俺は仕方ないサービスでもう一度名前を呼ぶ事にした。
「ユウ!」
ガバッ!とまた突然ユリウス父さんが起き出し俺はビックリして
「勇樹お前また驚かせて、赤ん坊の俺を心臓発作で殺す気か!」
俺は心の中で思い、ジロッと赤ちゃんの目でユリウス父さんを見上げた時驚いた…。
『…グスッ……カイトの初めての言葉…俺の名前で言ってくれた…兄ちゃん…ズッ……有難う……』
ユリウス父さんは日本語で勇樹として俺にお礼を言ってくれた。
まさかユリウス父さんが泣くとは思わず、ベッドの上で体育座りをして顔が見えない様に手を重ねてグスグスと泣いていた。
体育座りは勇樹が良くする癖で、悩み事や笑い事、そして泣いている時に良くその格好で座っていた。
ユリウス父さんが体育座りとは……なんか変な感じだが勇樹が…ユリウス父さんが名前で喜んでくれるのなら今なら何度でも言うけど…「ユウ、ユウ、ユウ、ユウ……」ハハハハ、この国の言葉で話すの楽しいな、俺は「ユウ」の名前を何度も言った後目の前が影に成るのが見えていた。
ユリウス父さんがいつの間にか、赤ん坊の俺の側で体を横に傾け、赤ん坊の俺の小さな唇にキスをしている。
俺は驚いたが赤ん坊だからどうする事も出来ない、いつも勇樹がするキスではなく、あむあむと唇を動かし赤ん坊の俺の唇をまるで摘まんでいるように唇を動かしている。
「ふふっ、カイトミルクの味がするね…カイトの匂い好きだよ」
ユリウス父さんは唇を放し、今度は俺の顔をあちこちキスをしてくるからくすぐったい。
「カイトの体モチモチしているから気持ち良いね」
ユリウス父さんは俺の赤ん坊の腕や手、足をムニムニと触ると胸に手をやり撫でるように触ってくるからくすぐったい。
「…カイト少しだけ……」
ユリウス父さんはボソッと小声で話終えると、俺の着ている赤ちゃん服のボタンを外し始めた…
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