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㉗嫁選びの顛末−2
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「失礼致します。こちらはその信乃さんが、喜多屋さんの花嫁道具として造りました。お祝いだそうですよ」
にっこりとほほ笑んだ三津弥の前で、蓮治の顔からサーッと音を立てるように血の気が引いた。
それは見事な道具だった。それこそ光明の中棗を凌ぐ程の出来栄えだった。
「しのが、これ……を?」
目を見開いて、叫び声を抑えるように口元を押さえた蓮治に三津弥は甘く優しく続ける。
「ええ。あなたの花嫁の為に。命を削るようにして、不眠不休でこれを造り上げたのです。どんなお気持ちですか?」
「……っ!」
うぐ、と蓮治の喉が鳴った。
信乃を関わらせまいと、迷惑を掛けまいと遠ざけた結果がこれか。
厄介な親戚筋を片付けている間に慶太郎と別れ、今度は蓮治からも去っていこうとしている。
一言も自分の気持ちを告げず、形だけを残して黙って身を引くつもりか。
蓮治は真っ赤な目で世話役達を見上げた。
「誰が……誰が彼以上に、私を愛してくれるでしょう? 喜多屋の血が途絶える? 光明とは他人の信乃がこれ程見事に跡を継いでいるのに、私の血を分けた子でないと家を継げないという法は無い。私の伴侶は信乃しかいません。他の誰も、彼の代わりになどならない」
「蓮治……駄目だ」
慶太郎に支えられた信乃が隣の部屋から現れた。その細く頼りない姿を見て蓮治が恥も外聞もなく悲鳴を上げた。
「信乃っ! その身体はどうしたっ!」
「ばか、それどころじゃねぇ。俺の事なんざ放っといて構わないから、お前はちゃんと嫁を貰え」
「イヤだよ、君以外の人を伴侶になど考えられない。信乃、頼むよ。もう黙って消えようとしないでくれ。君と一緒じゃなきゃ、俺は生きていくのだって辛い」
「蓮治……無茶を言うな、俺は――」
困り切った信乃の顔を黙って見つめていた長老の一人が口を開いた。
「あんた、銀座の大火で火の方に向かって駆けてきた……あの時の子供か」
「え? なんで知って……」
吃驚して目を丸くした信乃に老人が懐かしむように目を細めて言った。
「『俺は友達を助けに行くんだ、死にに行くんじゃねえ!』そう叫んで、興奮した人に随分と殴られていただろう」
「あれは、子供だったから……」
バツが悪そうに呟いて視線をウロウロと彷徨わせる信乃に老人が笑い掛け、意味深な目で蓮治を見た。
「それで助けたい友達とは、喜多屋の主の事かね?」
「ばっ、余計な事を……!」
慌てる信乃に蓮治が目をまん丸くして詰め寄る。
「君、あの時京橋に来たのかい? わたしを助ける為に?」
「あーっ、もうそんな昔の事ぁ忘れた!」
信乃は真っ赤な顔で叫んで何とか蓮治の追及を避けようとする。
「どうして言ってくれなかったんだい!」
薄情だ水臭い、と責める蓮治に信乃が逆切れして叫び返す。
「そっちこそ、あの中棗は手が出せない場所にあるだなんて嘘を吐きやがって!」
「手は出せないよ。だって君のモノだからね」
「このいかさま師!」
お前なんかもう知らない、と拗ねた信乃を蓮治が立ち上がって抱き締めた。
「そんな事を言わないでくれ。わたしは君に見限られたら、今度こそ一人ぽっちになってしまうよ」
「それはこっちの台詞だ。お前がいなけりゃ俺は……っ」
泣き顔を蓮治の肩に隠した信乃の頭を蓮治がそっと撫でた。
こうして泣く事すら随分と我慢させてしまった。本当に不甲斐無い事だと思う。
「信乃、わたしは店の跡継ぎとして夫婦養子を貰うつもりだよ。店の若い者とこの中から誰か選んで添わせて、跡を継いで貰う。店の事はそれで何とか恰好が付くだろうから、君は何も心配しなくていい。君はただ、わたしの側にいてくれたらそれでいいんだ」
「……俺は本当に何も出来ねぇぞ」
それでもいいのか、と訊ねた信乃に蓮治が答える前に世話役が言った。
「信乃さん、あなたには子を産む事は出来ないが、後世まで残る漆器を造れるじゃあないか。他の誰にも出来ない事が出来るのに、出来ない事を負い目に思う必要は無い」
急に立場を変えた世話役を、蓮治が疎ましげに睨む。
元はと言えばこの男が原因だというのに、ちゃっかりといい場面を攫ってくれた。
「でも、俺はまだ文箱の代わりになるものを作れていないし……」
「おやおや大野屋さんはそんな事を言ったのかい? この人は人の気持ちが分からないところがあるからね。その点あたしは情と言うものが分かるから、無茶は言いませんよ」
「おやそうですか? それにしては随分と張り切って花嫁候補を探していたようだが――」
「親心ですよ。歳はそれ程離れちゃいませんが、喜多屋さんを息子のように思っておりましたから」
挙って自分を売り込み始めた世話役達に、信乃が戸惑って蓮治を見上げた。
それを見て蓮治が笑って教えてやる。
「君に作品を依頼したいんだろう。それより医者には掛かったのかい? こんなに痩せてしまって……暫くうちに来て療養して貰った方がいいな」
「そうもいかないだろう」
世間の目というものがある、と遠慮する信乃を蓮治が横抱きに抱き上げた。
「蓮治っ!」
「そんなものはどうにでもなる。今回はそれがよく分かっただろう? それにどうしても気になるなら、人目に触れさせぬように牢に閉じ込めてしまおうか?」
「ろっ、牢屋なんてあるのかよ……?」
怯える信乃に蓮治が意地悪く笑いながら囁いた。
「わたしの夜具は牢屋みたいなものだよ」
「……ばか。伴侶と言ったって、今さら俺を相手にそんな気にはならないだろ」
「君は俺がどういう目で君のことを見ていたのか、本当に気付いていないのかい?」
蓮治に色気たっぷりに流し見られて、顔を赤くした信乃を蓮治は取り敢えず隣の部屋に寝かせた。
信乃に想いを伝える時間はこれから幾らだってある。
まずは後始末をしてくるから信乃を頼む、と慶太郎に頼んだ後で蓮治は小さく付け足した。
「心配を掛けて悪かった」
慶太郎はその一言で許せてしまう自分を弱いなぁと思いつつ、これから信乃を任せる相手に頭を下げた。
もう自分の役目は終わってしまった。これからは蓮治の番だ。
(今晩は三津弥の部屋で飲ませて貰うかな)
そんな事を考えて、慶太郎は深い喪失感から目を逸らせるのだった。
にっこりとほほ笑んだ三津弥の前で、蓮治の顔からサーッと音を立てるように血の気が引いた。
それは見事な道具だった。それこそ光明の中棗を凌ぐ程の出来栄えだった。
「しのが、これ……を?」
目を見開いて、叫び声を抑えるように口元を押さえた蓮治に三津弥は甘く優しく続ける。
「ええ。あなたの花嫁の為に。命を削るようにして、不眠不休でこれを造り上げたのです。どんなお気持ちですか?」
「……っ!」
うぐ、と蓮治の喉が鳴った。
信乃を関わらせまいと、迷惑を掛けまいと遠ざけた結果がこれか。
厄介な親戚筋を片付けている間に慶太郎と別れ、今度は蓮治からも去っていこうとしている。
一言も自分の気持ちを告げず、形だけを残して黙って身を引くつもりか。
蓮治は真っ赤な目で世話役達を見上げた。
「誰が……誰が彼以上に、私を愛してくれるでしょう? 喜多屋の血が途絶える? 光明とは他人の信乃がこれ程見事に跡を継いでいるのに、私の血を分けた子でないと家を継げないという法は無い。私の伴侶は信乃しかいません。他の誰も、彼の代わりになどならない」
「蓮治……駄目だ」
慶太郎に支えられた信乃が隣の部屋から現れた。その細く頼りない姿を見て蓮治が恥も外聞もなく悲鳴を上げた。
「信乃っ! その身体はどうしたっ!」
「ばか、それどころじゃねぇ。俺の事なんざ放っといて構わないから、お前はちゃんと嫁を貰え」
「イヤだよ、君以外の人を伴侶になど考えられない。信乃、頼むよ。もう黙って消えようとしないでくれ。君と一緒じゃなきゃ、俺は生きていくのだって辛い」
「蓮治……無茶を言うな、俺は――」
困り切った信乃の顔を黙って見つめていた長老の一人が口を開いた。
「あんた、銀座の大火で火の方に向かって駆けてきた……あの時の子供か」
「え? なんで知って……」
吃驚して目を丸くした信乃に老人が懐かしむように目を細めて言った。
「『俺は友達を助けに行くんだ、死にに行くんじゃねえ!』そう叫んで、興奮した人に随分と殴られていただろう」
「あれは、子供だったから……」
バツが悪そうに呟いて視線をウロウロと彷徨わせる信乃に老人が笑い掛け、意味深な目で蓮治を見た。
「それで助けたい友達とは、喜多屋の主の事かね?」
「ばっ、余計な事を……!」
慌てる信乃に蓮治が目をまん丸くして詰め寄る。
「君、あの時京橋に来たのかい? わたしを助ける為に?」
「あーっ、もうそんな昔の事ぁ忘れた!」
信乃は真っ赤な顔で叫んで何とか蓮治の追及を避けようとする。
「どうして言ってくれなかったんだい!」
薄情だ水臭い、と責める蓮治に信乃が逆切れして叫び返す。
「そっちこそ、あの中棗は手が出せない場所にあるだなんて嘘を吐きやがって!」
「手は出せないよ。だって君のモノだからね」
「このいかさま師!」
お前なんかもう知らない、と拗ねた信乃を蓮治が立ち上がって抱き締めた。
「そんな事を言わないでくれ。わたしは君に見限られたら、今度こそ一人ぽっちになってしまうよ」
「それはこっちの台詞だ。お前がいなけりゃ俺は……っ」
泣き顔を蓮治の肩に隠した信乃の頭を蓮治がそっと撫でた。
こうして泣く事すら随分と我慢させてしまった。本当に不甲斐無い事だと思う。
「信乃、わたしは店の跡継ぎとして夫婦養子を貰うつもりだよ。店の若い者とこの中から誰か選んで添わせて、跡を継いで貰う。店の事はそれで何とか恰好が付くだろうから、君は何も心配しなくていい。君はただ、わたしの側にいてくれたらそれでいいんだ」
「……俺は本当に何も出来ねぇぞ」
それでもいいのか、と訊ねた信乃に蓮治が答える前に世話役が言った。
「信乃さん、あなたには子を産む事は出来ないが、後世まで残る漆器を造れるじゃあないか。他の誰にも出来ない事が出来るのに、出来ない事を負い目に思う必要は無い」
急に立場を変えた世話役を、蓮治が疎ましげに睨む。
元はと言えばこの男が原因だというのに、ちゃっかりといい場面を攫ってくれた。
「でも、俺はまだ文箱の代わりになるものを作れていないし……」
「おやおや大野屋さんはそんな事を言ったのかい? この人は人の気持ちが分からないところがあるからね。その点あたしは情と言うものが分かるから、無茶は言いませんよ」
「おやそうですか? それにしては随分と張り切って花嫁候補を探していたようだが――」
「親心ですよ。歳はそれ程離れちゃいませんが、喜多屋さんを息子のように思っておりましたから」
挙って自分を売り込み始めた世話役達に、信乃が戸惑って蓮治を見上げた。
それを見て蓮治が笑って教えてやる。
「君に作品を依頼したいんだろう。それより医者には掛かったのかい? こんなに痩せてしまって……暫くうちに来て療養して貰った方がいいな」
「そうもいかないだろう」
世間の目というものがある、と遠慮する信乃を蓮治が横抱きに抱き上げた。
「蓮治っ!」
「そんなものはどうにでもなる。今回はそれがよく分かっただろう? それにどうしても気になるなら、人目に触れさせぬように牢に閉じ込めてしまおうか?」
「ろっ、牢屋なんてあるのかよ……?」
怯える信乃に蓮治が意地悪く笑いながら囁いた。
「わたしの夜具は牢屋みたいなものだよ」
「……ばか。伴侶と言ったって、今さら俺を相手にそんな気にはならないだろ」
「君は俺がどういう目で君のことを見ていたのか、本当に気付いていないのかい?」
蓮治に色気たっぷりに流し見られて、顔を赤くした信乃を蓮治は取り敢えず隣の部屋に寝かせた。
信乃に想いを伝える時間はこれから幾らだってある。
まずは後始末をしてくるから信乃を頼む、と慶太郎に頼んだ後で蓮治は小さく付け足した。
「心配を掛けて悪かった」
慶太郎はその一言で許せてしまう自分を弱いなぁと思いつつ、これから信乃を任せる相手に頭を下げた。
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