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第29話ランガの森ダンジョン編 ⑩

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「じゃ、先にマリアを採寸しよう」
 ハルトがメジャーを取り出し、Iカップのトップバストを測る。
「どう?」
「やっぱりな。トップバストが99,1センチ。1ミリ大きくなってる」
「うあっ。まだデカくなるの。勘弁してほしいわ」
 マリアが額に手を当てうなだれる。
 ハルトが乳房の膨らみの下にメジャーを回し、アンダーを測る。
「アンダーは、67,3センチで変化無しと。トップとアンダーの差が31,8センチ、Iカップは変わりなしだな。よし、次はベネディクタの胸をスキャンする」
 ハルトがベネディクタの正面に立ち、彼女の巨乳に手を伸ばす。
「んっ……」
「なるべく手際よく済ませるから辛抱してくれ」
「わ、分かったわ」

 ハルトが両手で巨乳を掴み、ゆっくり揉み始める。
「あっ……んんっ」
 指が豊満な乳房にムニュムニュと食い込むたび、ベネディクタが吐息を漏らす。
「柔軟性と弾力性を兼ね添えた胸だな。張りがあるバストだから一見固そうに見えるが、なかなか柔らかい」
「は、恥ずかしいから解説するのはよしてくれないかしら? んんっ……」
「すまない。職業病だ。聞き流してくれ。もう少し負荷をかけるが、痛かったら言ってくれ」
 ハルトがJカップの乳房を強めに揉み始める。
「あぁっ……それは」
「すまない。痛かったか?」
「い、痛くはないわ。平気だから続けて」
「了解した」
 
 巨乳を鷲掴みにされ、何度も押し寄せてくる快感をベネディクタは必死に我慢した。喘ぎ声が出そうになるのを、体をよじらせながら懸命にこらえる。
「はぁはぁ……」
「ベネディ、つらそうだけど大丈夫?」
 マリアが心配そうに声をかける。
「だ、大丈夫。あっ、あぁぁっ! それ、それだめぇぇぇ」
 Jカップの乳房を鷲掴みにされたまま、ベネディクタが喘ぎ声を上げた。体をビクビク震わせ、ハルトに倒れ掛かる。
「いったん休憩しよう」
 ハルトがベネディクタの体を支えて椅子に座らせる。

(ベネディ、胸を揉まれてすごく感じてた。やだ、どうしよう。見てたら乳首が立ってきちゃった。ハルトに見られたら興奮してるのばれちゃう)

「先にマリアをスキャンする」
「ちょ、ちょっと待って! 今はダメっ」
 マリアが両手でIカップ乳を隠して後ずさりする。
「乳首が勃起しちゃったのか?」
「ち、ちが……バカ! ハルトの変態!」
 マリアが顔を真っ赤にしてハルトを罵る。
「生理現象だから気にするな。師匠のとこにいた時にもよくあったからな。俺の場合は仕事で女性を見慣れてるから、作業中に欲情することは無いんだ。その点は安心してくれ」
「うーん、それはそれで悔しいような気もするけど……」
「何か言った?」
「べ、別に何も言ってないって。ほら、スキャンするんでしょ」
 マリアがハルトから視線をそらし、両手をどかしてIカップの巨乳を前へ突き出した。
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