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イ・イ・オ・ト・コ
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全部話しました。この世界がゲームと言うこと以外は全て話しました……さらにさらの後日のこの二人に。この二人と私だけの秘密として。全部話せばあちらも真実をと言う具合に色々話してくれた……主にレミリスが。
現在は、ナザルカラクを追い出した執務室で、カペル君レミリスと私でお話をしています。そろそろソーラとかヌファンとかパトちゃんとか司書三人組とか別の人と話したいなぁっと思いつつも凛として不敵なレミリスの話しを聞いていた。
「私のカペルリットは賭けというより、勝負をしていたのですよ。情愛になりきれない親愛とワタクシの純愛とはほど遠い情欲どちらがリエル様を堕とすのかを。けど、人間では近親となると愛は別という壁に当たる者も少なくはない。この世界では基本認められているとはいえ。
それでは勝負には到底なり得ない。ですから、私はカペルリットと兄弟であることを隠していたのですよ。ある意味そこでは私も同罪ですね。申し訳ない。
私は愛は語れませんが、性別や血筋に愛は関係ないと弁護しますよ。まぁ、元々私は半分ドワーフかつカペルリットは半分エルフなので、人間のみの思う愛とは少し違い解釈となりますが……」
レミリスが止まらぬ口であらかた説明してくれた後にカペル君が次に口を開いた。
「僕の方が言えるとしたら、ナザルカラクに気をつけて下さい。完全に憎しみの対象の一つに我が君はなっていますから。僕もなんとか説得しようと試みたのですけど……聞く耳を持ってくれなくて。けど、これだけは。家族としても男としても愛してますから」
色々大きな情報交換の末に結局いつのまにか数日経った。あの秘密の共有を得てなんとなく私も心が落ち着いた。お母さんの情報も今もまだ監禁されていることなどの詳細だとか、レミリスから来るようになり。カペル君の方にもナザルカラクの情報がいくつか来るようになって、あれほど閉塞感のある八方ふさがりが晴れたのだ。
「リエル様、最近はお加減がよくなられて、このヌファン嬉しゅうございます」
「心配掛けちゃったね。ヌファン、ソーラ。もう大丈夫だからさ、じゃあ騎士団の方に行ってきまーす」
「あーリエル様! お忘れ物です! ソーラを忘れていかないでくださぁぁぁい!!!」
水害による治水対策や労働対策や、まだ始動段階の奴隷の仕組みの変更も終えることができた。何となくの手探りだけど、確かな成果になって今帰ってきてるんだ。二人のお陰で心が軽くなったかも知れない。足下救われない程度に浮き足だって騎士団へ向かえば、騎士団長が迎えに来てくれる。今日も……前線に立つという前例のない国王の自分を仕立てあげる為の特訓が始まる。
「うん、これは良い幼女と良いババアだ」
「出たよエレガント佐藤鈴木」
「やぁリエル様!! 骨密度から骨格まで可愛らしいね」
「……その口説き方で喜ぶ女がいたらもってきてよ」
一番の特訓はこのエレうんちゃら鈴木佐藤、顔だけ王道男前と一緒に打ち合うことだった。実際に彼の事を聞くと彼も中々のチート具合だったんだ。何だかんだ本気で打ち合えば騎士団副長に追いつ位の実力がね。目の前に居るのは私に飽き足らず、通りすがりの女に独特の褒め方でナンパする男だけど強いんだよ。
【300人以上の大盗賊団を事実上壊滅させたのはこの顔だけ男前野郎だなんてだれが思うか】
剣の準備をしながら、ナンパする鈴木佐藤だか佐藤鈴木だかに心の中でそう毒づいた。正直、騎士団長に話し合いでそう伝えられた時は冗談かと思ったんだ。けど、冗談じゃなかった。
「おーい、エレガントだか、エレガンスだかー!!! そろそろ打ち合うよー。打ち合ったら近所の娼婦館一日出すからはやーく」
「俺は、マーベラスト・サット・スズーだ! いい加減覚えてよししょー。ま・じ・で!!!」
そういえば【空間転移】という詠唱もなく彼は私の目の前に現れて剣を抜いた。実際は空間転移ではなく魔法で筋力を強化して、相手の視界に写らない速度で走ってるだけだけど普通じゃない。凄い。
いつの間にかナンパの気配を残さずに真顔で剣を抜いて私へと向ける。訓練用で刃が切りにくい素材で出来ているとはいえ切れるモンは切れるし重量もある。
そんな中で、先手必勝に打ち合えば軽くいなされる。刃が交われど、剣速でなる音は目の前の男の方が静かかつ素早く振られている。ひゅっひゅっと言う音を僅かに置き去りにした剣速で私はいなされ続ける。その中で、私は騎士団長の言葉を思い出していた。
【私も最初あやつが全滅させたのは信じられなかった。現場にいても暫くは……だが俺の息子はやり遂げたんだ。鬼神の如き素早さで敵を無き倒して進み、遂には人身売買として捕らえられた一人の人間まで到達したんだ】
【そこまで頑張って到達したって事は恋人? それとも美人?】
【いえ……】
思い出した騎士団長が、とても言いにくそうに顔を歪めたのを今でも思い出せる。エヴァ王国では珍しい梅雨の時期の晴天の中の打ち合いをしながら、続きを思い出した。
・
・
「うおおおおおおおおおお、待っててね可愛い俺のまいはにぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
同期の騎士の情報で、一人の乙女が捕らえられているという情報の元に行動したマーベラストは、敵の矢を風の動きだけで読み避けて、火の魔法を足で蹴散らした。入り組んだ洞窟を使用した盗賊のアジトには進めば進む程に腕の立つごろつき達が待ち構えて居たのにもかかわらずに、軽くいなして一人で前に進んだ。
【マーベラスト。あそこの盗賊のアジトにはむちむちばいんばいんのねぇーちゃんが腰振って助け待ってるらしいぜ】
俺はその情報を信じて必死に怖いのに、こんな野郎の中をかいくぐってついにはボスを蹴散らして意外とわかりやすい所に収容されて居る一人の髪の長い女を見つけた。檻を拳に魔力を纏って曲げる形で扉をこじ開けて、俺はまっすぐに長い髪の女性へと進んだ。酷い扱いを受けたのだろう、髪は埃でべったりしていた。
「お嬢さん俺が来たからは安心してください」
(これを気に、きゃーマーベラスト様最高! 私をお持ち帰りしてアナタを刻み付けさせてあっは~ん! とか? 私の全てを、あ・げ・る。うっふん。とか助けた事で芽生えるバラ色のこいものがたり……ふぃぃぃぃぃぃぃ!!!)
俺のいたって健全な期待と共に女性は後ろを振り向いた。さぁ、ここから始まる俺の魅力に0歳~∞歳女性のみ可の性癖を唸らせるハーレムの礎を築く一歩。そう思って、振り向いた顔を見て最高の笑顔を女性に送った。
「あぁらやっだ~。イ・イ・オ・ト・コじゃな~い。私の王子様は、助けてくれてありがとん。うっふん」
「え、あの」
「あら、どうしたの? 私の王子さまあああああああああああああああああああ!!!」
「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!
よるな化け物ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! 絶対に女の為以外に働くもんかああああああああああああ!!!」
同期に騙され、俺は頑張って300人だか500人だかを血祭りに上げたのに……結局居たのは髭ずらのもじゃもじゃ骨格までしっかり野郎の漢女だったんだ。ちくしょう……ちくしょおおおおおおおおう。
・
・
【ということがありまして。絶対に女性がらみじゃないと動かんばかりか、戦闘からとっとと逃げるようになりまして】
【んで、反動で骨密度だの47番目に生えた髪の毛が素敵だのおかしい口説き方も磨きか掛かったと】
【はい、リエル様がこうして来て下されば、息子も動くかとはい】
【わかりました。やりますよ……】
ということで、ちゃんと真面目に考えればマーベラスだかエレガントだか鈴木だかのこの人と打ち合うことになったんだけど。
「師匠! 右上段の振りが遅くなっていますよ。ふっはっはっはっはっは」
「その真面目さを、ぜぇ。女以外に役立ててよ……」
普通に強いのに性格というか性癖に難がありすぎる。この小僧をどうにかしないといけないと言う新たな問題も発生した……。お陰で、戦闘能力向上にはちゃんとなってるのが微妙になんとも言えない。
「師匠! 結婚しましょう」
「おととい来やがれ!!!」
果たして、軍事力底上げを私は出来るんだろうか……今から不安だ。そして、国の上に立つと言うことはこのレベルの変態やら性悪やらの上に立たないといけないわけで……。今から不安だ。
現在は、ナザルカラクを追い出した執務室で、カペル君レミリスと私でお話をしています。そろそろソーラとかヌファンとかパトちゃんとか司書三人組とか別の人と話したいなぁっと思いつつも凛として不敵なレミリスの話しを聞いていた。
「私のカペルリットは賭けというより、勝負をしていたのですよ。情愛になりきれない親愛とワタクシの純愛とはほど遠い情欲どちらがリエル様を堕とすのかを。けど、人間では近親となると愛は別という壁に当たる者も少なくはない。この世界では基本認められているとはいえ。
それでは勝負には到底なり得ない。ですから、私はカペルリットと兄弟であることを隠していたのですよ。ある意味そこでは私も同罪ですね。申し訳ない。
私は愛は語れませんが、性別や血筋に愛は関係ないと弁護しますよ。まぁ、元々私は半分ドワーフかつカペルリットは半分エルフなので、人間のみの思う愛とは少し違い解釈となりますが……」
レミリスが止まらぬ口であらかた説明してくれた後にカペル君が次に口を開いた。
「僕の方が言えるとしたら、ナザルカラクに気をつけて下さい。完全に憎しみの対象の一つに我が君はなっていますから。僕もなんとか説得しようと試みたのですけど……聞く耳を持ってくれなくて。けど、これだけは。家族としても男としても愛してますから」
色々大きな情報交換の末に結局いつのまにか数日経った。あの秘密の共有を得てなんとなく私も心が落ち着いた。お母さんの情報も今もまだ監禁されていることなどの詳細だとか、レミリスから来るようになり。カペル君の方にもナザルカラクの情報がいくつか来るようになって、あれほど閉塞感のある八方ふさがりが晴れたのだ。
「リエル様、最近はお加減がよくなられて、このヌファン嬉しゅうございます」
「心配掛けちゃったね。ヌファン、ソーラ。もう大丈夫だからさ、じゃあ騎士団の方に行ってきまーす」
「あーリエル様! お忘れ物です! ソーラを忘れていかないでくださぁぁぁい!!!」
水害による治水対策や労働対策や、まだ始動段階の奴隷の仕組みの変更も終えることができた。何となくの手探りだけど、確かな成果になって今帰ってきてるんだ。二人のお陰で心が軽くなったかも知れない。足下救われない程度に浮き足だって騎士団へ向かえば、騎士団長が迎えに来てくれる。今日も……前線に立つという前例のない国王の自分を仕立てあげる為の特訓が始まる。
「うん、これは良い幼女と良いババアだ」
「出たよエレガント佐藤鈴木」
「やぁリエル様!! 骨密度から骨格まで可愛らしいね」
「……その口説き方で喜ぶ女がいたらもってきてよ」
一番の特訓はこのエレうんちゃら鈴木佐藤、顔だけ王道男前と一緒に打ち合うことだった。実際に彼の事を聞くと彼も中々のチート具合だったんだ。何だかんだ本気で打ち合えば騎士団副長に追いつ位の実力がね。目の前に居るのは私に飽き足らず、通りすがりの女に独特の褒め方でナンパする男だけど強いんだよ。
【300人以上の大盗賊団を事実上壊滅させたのはこの顔だけ男前野郎だなんてだれが思うか】
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「おーい、エレガントだか、エレガンスだかー!!! そろそろ打ち合うよー。打ち合ったら近所の娼婦館一日出すからはやーく」
「俺は、マーベラスト・サット・スズーだ! いい加減覚えてよししょー。ま・じ・で!!!」
そういえば【空間転移】という詠唱もなく彼は私の目の前に現れて剣を抜いた。実際は空間転移ではなく魔法で筋力を強化して、相手の視界に写らない速度で走ってるだけだけど普通じゃない。凄い。
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そんな中で、先手必勝に打ち合えば軽くいなされる。刃が交われど、剣速でなる音は目の前の男の方が静かかつ素早く振られている。ひゅっひゅっと言う音を僅かに置き去りにした剣速で私はいなされ続ける。その中で、私は騎士団長の言葉を思い出していた。
【私も最初あやつが全滅させたのは信じられなかった。現場にいても暫くは……だが俺の息子はやり遂げたんだ。鬼神の如き素早さで敵を無き倒して進み、遂には人身売買として捕らえられた一人の人間まで到達したんだ】
【そこまで頑張って到達したって事は恋人? それとも美人?】
【いえ……】
思い出した騎士団長が、とても言いにくそうに顔を歪めたのを今でも思い出せる。エヴァ王国では珍しい梅雨の時期の晴天の中の打ち合いをしながら、続きを思い出した。
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「うおおおおおおおおおお、待っててね可愛い俺のまいはにぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
同期の騎士の情報で、一人の乙女が捕らえられているという情報の元に行動したマーベラストは、敵の矢を風の動きだけで読み避けて、火の魔法を足で蹴散らした。入り組んだ洞窟を使用した盗賊のアジトには進めば進む程に腕の立つごろつき達が待ち構えて居たのにもかかわらずに、軽くいなして一人で前に進んだ。
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俺はその情報を信じて必死に怖いのに、こんな野郎の中をかいくぐってついにはボスを蹴散らして意外とわかりやすい所に収容されて居る一人の髪の長い女を見つけた。檻を拳に魔力を纏って曲げる形で扉をこじ開けて、俺はまっすぐに長い髪の女性へと進んだ。酷い扱いを受けたのだろう、髪は埃でべったりしていた。
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「あぁらやっだ~。イ・イ・オ・ト・コじゃな~い。私の王子様は、助けてくれてありがとん。うっふん」
「え、あの」
「あら、どうしたの? 私の王子さまあああああああああああああああああああ!!!」
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【ということがありまして。絶対に女性がらみじゃないと動かんばかりか、戦闘からとっとと逃げるようになりまして】
【んで、反動で骨密度だの47番目に生えた髪の毛が素敵だのおかしい口説き方も磨きか掛かったと】
【はい、リエル様がこうして来て下されば、息子も動くかとはい】
【わかりました。やりますよ……】
ということで、ちゃんと真面目に考えればマーベラスだかエレガントだか鈴木だかのこの人と打ち合うことになったんだけど。
「師匠! 右上段の振りが遅くなっていますよ。ふっはっはっはっはっは」
「その真面目さを、ぜぇ。女以外に役立ててよ……」
普通に強いのに性格というか性癖に難がありすぎる。この小僧をどうにかしないといけないと言う新たな問題も発生した……。お陰で、戦闘能力向上にはちゃんとなってるのが微妙になんとも言えない。
「師匠! 結婚しましょう」
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