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ヘルメス服飾店2
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「着いたわね」
そしてやってきたのは王国でもっとも名前の知られた新進気鋭の店の前。
『ヘルメス服飾店』。
伝統こそが重んじられる貴族たちのファッションの中に参入し、なんと一代で王都の一等地に店を構えた超有名店だ。
「お待ちしておりました、ミリネア様!」
「ええ、景気はどうかしら?」
「おかげ様で好調でございます。これもすべてミリネア様が様々なご助言をくださったおかげです」
ミリネア様を見るや深々と頭を下げる店主。
そう、この店はファルジオン公爵家が支援しているだけでなく、ミリネア様個人がアドバイザーとしてかかわっているのだ。
ミリネア様は公爵令嬢でありながら、王国きってのファッションリーダーでもあるのだ。
「今日はこの子のドレスを選びに来たの」
と、紹介される私。
店主の女性は私をじっと見て……
「これは……ふふふ、なかなかに磨きがいのある……」
「そうでしょうそうでしょう。それじゃあ任せるわね」
「かしこまりました!」
その後私はプロの手によって化粧を施され、昨日ミリネア様の部屋でやったようにいくつかのドレスの試着を行っていく。
デザインの方向性を決めるそうだ。
そしてやってきたのは王国でもっとも名前の知られた新進気鋭の店の前。
『ヘルメス服飾店』。
伝統こそが重んじられる貴族たちのファッションの中に参入し、なんと一代で王都の一等地に店を構えた超有名店だ。
「お待ちしておりました、ミリネア様!」
「ええ、景気はどうかしら?」
「おかげ様で好調でございます。これもすべてミリネア様が様々なご助言をくださったおかげです」
ミリネア様を見るや深々と頭を下げる店主。
そう、この店はファルジオン公爵家が支援しているだけでなく、ミリネア様個人がアドバイザーとしてかかわっているのだ。
ミリネア様は公爵令嬢でありながら、王国きってのファッションリーダーでもあるのだ。
「今日はこの子のドレスを選びに来たの」
と、紹介される私。
店主の女性は私をじっと見て……
「これは……ふふふ、なかなかに磨きがいのある……」
「そうでしょうそうでしょう。それじゃあ任せるわね」
「かしこまりました!」
その後私はプロの手によって化粧を施され、昨日ミリネア様の部屋でやったようにいくつかのドレスの試着を行っていく。
デザインの方向性を決めるそうだ。
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