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近寄っていく心
危険な予感
ほのかに灯る灯りを頼りに蠢く者がいた。
「ガラ様。準備は整っております。」
「あぁ、すまないな。」
「偉く機嫌が良さそうですね。何か良いものでも?」
「あぁ、首輪をした可愛らしいものを見つけてね。その首輪も楽しそうだが、そのものも可愛らしくて、壊してしまいたいぐらいでしたよ。」
ニコニコしながら、側に控えている者に声かける。
「あぁ、あの可愛らしい者ですね。もし良ければ、私も参加したいぐらいです。」
「そうそう、思うにあの首輪、壊すのは難しいでしょうが、緩めて外す事は出来るのでは……と思うのですよ。少し手に入れてもらわないといけないものがあるのですがね。」
そう言って、羽ペンでいくつかのメモを書き渡す。
「それらを手に入れてください。まずはそれからです。そして、連れ帰れば、この国は面白い事になりそうですね。ふふっ……そして、可愛らしいものを持ち帰って……どう楽しむか、ワクワクします。」
「我が君は、他人のものを奪い取るのがお好きですから……」
「酷いね。だが、お前たちも好きだろ?」
「わかりました。まずはこれらを手に入れてきます。あと、あの精霊が邪魔ですが……」
「その時は、精霊除けがありますからね。それでどうにかなるでしょう。魔力は我が国にもありますしね。過去の遺産も……それをうまく使えば……」
「では……」
そう言って、姿が消えた。
ふふっ、あれを手に入れたら、奴はどう動くだろう。まさか外して連れ去るとは思っていまい。
魔力が暴走するという情報は得ているが、それがどのくらいのものかはわからないが、この国で暴走してくれたら……そう考えると楽しすぎる。
側ではみれないがね……危険だから
あのものにつるバラを巻きつけたら楽しいから……それとも鉄の鎖で繋いで……
想像するだけでワクワクする。
数人で絡ませて見ているのも楽しいかもしれない……
今は想像だけだが、実際は……
過去の産物を数点持ち合わせているから、それを使おう。
うまくいけば、我が国のメリットにもなるし……
思わず黒い笑みが浮かぶ。
今だけ、楽しんでいるといい。
私が刈り取ってあげますから………
ふふふっ……はははっ……
奴の放った影にも気づかれてはいけないから、慎重に。
そう考えながら、闇に消えた。
「ガラ様。準備は整っております。」
「あぁ、すまないな。」
「偉く機嫌が良さそうですね。何か良いものでも?」
「あぁ、首輪をした可愛らしいものを見つけてね。その首輪も楽しそうだが、そのものも可愛らしくて、壊してしまいたいぐらいでしたよ。」
ニコニコしながら、側に控えている者に声かける。
「あぁ、あの可愛らしい者ですね。もし良ければ、私も参加したいぐらいです。」
「そうそう、思うにあの首輪、壊すのは難しいでしょうが、緩めて外す事は出来るのでは……と思うのですよ。少し手に入れてもらわないといけないものがあるのですがね。」
そう言って、羽ペンでいくつかのメモを書き渡す。
「それらを手に入れてください。まずはそれからです。そして、連れ帰れば、この国は面白い事になりそうですね。ふふっ……そして、可愛らしいものを持ち帰って……どう楽しむか、ワクワクします。」
「我が君は、他人のものを奪い取るのがお好きですから……」
「酷いね。だが、お前たちも好きだろ?」
「わかりました。まずはこれらを手に入れてきます。あと、あの精霊が邪魔ですが……」
「その時は、精霊除けがありますからね。それでどうにかなるでしょう。魔力は我が国にもありますしね。過去の遺産も……それをうまく使えば……」
「では……」
そう言って、姿が消えた。
ふふっ、あれを手に入れたら、奴はどう動くだろう。まさか外して連れ去るとは思っていまい。
魔力が暴走するという情報は得ているが、それがどのくらいのものかはわからないが、この国で暴走してくれたら……そう考えると楽しすぎる。
側ではみれないがね……危険だから
あのものにつるバラを巻きつけたら楽しいから……それとも鉄の鎖で繋いで……
想像するだけでワクワクする。
数人で絡ませて見ているのも楽しいかもしれない……
今は想像だけだが、実際は……
過去の産物を数点持ち合わせているから、それを使おう。
うまくいけば、我が国のメリットにもなるし……
思わず黒い笑みが浮かぶ。
今だけ、楽しんでいるといい。
私が刈り取ってあげますから………
ふふふっ……はははっ……
奴の放った影にも気づかれてはいけないから、慎重に。
そう考えながら、闇に消えた。
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