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1章 始まりの街ロンドン
16 戦闘
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ホテルの外に出ると寒さがまず襲ってきた。
震えながらも、視界の悪い状況でウルフに警戒する。
どこかで銃声が何発も聞こえることから、ハンター達はウルフと戦っているようだ。流石はハンターだ。この状況でも戦えるのは経験だろう。
オッドもホワイトもスコープで敵を探すが全く意味がなかった。
と、そこに腹を空かせたウルフ2匹が唸りながら近づいてきた。
オッドとホワイトはウルフに向かって銃口を向けるが、引き金を引く前にウルフは左右に散ってから、挟み撃ちをするかのように襲いかかってきた。
オッドとホワイトは構わず撃つが、2匹には当たらなかった。
そこにホルトの斧が一匹のウルフに当てる。その後方ではソニエールが剣を振っていた。しかし、あと少し届かず、かすっただけだった。ソニエールを避けて自分に向かってその一匹が襲いかかった。
「ジーク! 一匹が向かったぞ」
ソニエールは大声をあげた。
ジークは片手剣を構え、飛びかかったウルフの大きな口に奥まで突いた。
血を出し苦しむ声をあげるウルフはジークの剣を加えたまま倒れた。ジークはウルフの重さで思わず手を離してしまっていた。
ソニエールが駆けつける。
「武器を離すな!」
ソニエールは叱りながらまだ息があるウルフにトドメをさした。
「ごめん」
そう言ってウルフの口から片手剣を引き抜いた。
すると、システムが「経験値を獲得」とアナウンスが入った。
「レベルアップしました」
自分のレベルが1から2になった。
「ほら、まだ来るぞ!」
倒したと思ったらまた新たなウルフが今度は4匹同時に出現した。
「おい、一匹だけデカいのがいるぞ」
ソニエールの言う通り、一回り他のウルフより大きいのが真ん中にいた。その周りを子分のように三匹が囲っている。
「親玉か?」
「とにかく、数を減らそう。オッドとホワイトはデカいのを集中して撃ってくれ。あのデカいのだけは近づかせるな。あとの三匹は俺達で倒しきるぞ!」
ホルトの指示に全員が「了解!」と返事をする。
オッドとホワイトは早速デカい的に向かってどんどん撃ち始めた。
大型ウルフは避けるように駆け回る。
他の三匹はオッドとホワイトを狙いにかかるが、その前にホルトとソニエールが応戦する。
自分も休憩している暇はなかった。一匹がまた自分に襲いかかった。
今度は武器を離さない。武器を手放せばそれは死!
ウルフは自分目掛けて飛びかかった。
「お前達の攻撃の仕掛けるタイミングはもうお見通しなんだよ!」
そう言って、今度はうまくウルフから避けながら剣を振るった。
ウルフの胴体につけた傷口から大量に流血する。
「経験値を獲得しました。レベルが3になりました」
気づけば息を荒くしていた。
ちょっと、運動不足か…… 。
他の2体もホルトとソニエールが始末を終えていた。
ホルトの計画通り3体を先に始末し、大型ウルフ一匹のみとなった。
すると、大型ウルフは遠吠えをした。
「なに!?」
大型ウルフの遠吠えでまたウルフが2匹森の奥から出現した。
「きりがないぞ」とソニエールは言った。
そこに、オッドとホワイトじゃない銃声が2発響いた。
2体が頭に命中し、絶命した。
振り向くとそこにはスミスとエニスが銃を構えて立っていた。
「よし、また仲間を呼ばれる前に倒しきるぞ」
ホルトはそう言って一番先を走った。
それを見た大型ウルフもホルトに向かって走った。
「おらああああ!!!」
ホルトは思いっきり斧を振るった。
ウルフに大きさの違いはあれど、攻撃パターンに違いはなかった。
確実に仕留めにいったホルトの斧は命中し、深く入り込むが途中で斧が力に負けぽっきりと折れてしまった。
「ホルト!」ソニエールは叫ぶ。
ハンター二人とオッドとホワイトが大型ウルフに向かって撃ちまくった。
その間にホルトは急いで大型ウルフから距離をとった。
幾つも命中したが、大型ウルフはまだ倒れなかった。
「マジかよ……」とソニエールは途方に暮れる。
このままではまたあいつが仲間を呼んでしまう。そしたら消耗戦だ。
ジークは剣を強く握りしめ、走った。
「おい、ジーク! 死ぬ気か!!」
ソニエールの言葉を無視して大型ウルフに剣を振るう。
ウルフは足をあげそれを振り払おうとした。俺は必死に避けようとしたが、運悪く雪に足をとられ滑ってしまう。
終わった。
そう思った直後、エニスの弾がウルフの片目に命中した。
目を失ったウルフの攻撃が緩んだ。
その間に、ウルフの懐にそのまま滑り込んだ俺はがら空きの胴に片手剣を突き刺さした。
「おらああああ!!」
ドバドバと血が自分に向かって流れ落ちる。それでも、俺は攻撃の手を緩めなかった。
遂に絶命した大型ウルフはジークを巻き込むかたちで倒れた。
俺はそこで意識を失った。
「経験値を獲得しました。レベルが5になりました」
意識を取り戻したジークは起き上がった。
「大丈夫か?」とホルトは訊いた。
「あの後、どうなったんですか?」
「ウルフの下敷きになったお前を救出したってところだな」と意地悪くソニエールは言った。勿論、冗談でだ。
「ジークが大型ウルフを倒してくれたおかげで、他のウルフ達は一斉に逃げ出した。よくやったジーク」
ホルトはそう褒めた。
震えながらも、視界の悪い状況でウルフに警戒する。
どこかで銃声が何発も聞こえることから、ハンター達はウルフと戦っているようだ。流石はハンターだ。この状況でも戦えるのは経験だろう。
オッドもホワイトもスコープで敵を探すが全く意味がなかった。
と、そこに腹を空かせたウルフ2匹が唸りながら近づいてきた。
オッドとホワイトはウルフに向かって銃口を向けるが、引き金を引く前にウルフは左右に散ってから、挟み撃ちをするかのように襲いかかってきた。
オッドとホワイトは構わず撃つが、2匹には当たらなかった。
そこにホルトの斧が一匹のウルフに当てる。その後方ではソニエールが剣を振っていた。しかし、あと少し届かず、かすっただけだった。ソニエールを避けて自分に向かってその一匹が襲いかかった。
「ジーク! 一匹が向かったぞ」
ソニエールは大声をあげた。
ジークは片手剣を構え、飛びかかったウルフの大きな口に奥まで突いた。
血を出し苦しむ声をあげるウルフはジークの剣を加えたまま倒れた。ジークはウルフの重さで思わず手を離してしまっていた。
ソニエールが駆けつける。
「武器を離すな!」
ソニエールは叱りながらまだ息があるウルフにトドメをさした。
「ごめん」
そう言ってウルフの口から片手剣を引き抜いた。
すると、システムが「経験値を獲得」とアナウンスが入った。
「レベルアップしました」
自分のレベルが1から2になった。
「ほら、まだ来るぞ!」
倒したと思ったらまた新たなウルフが今度は4匹同時に出現した。
「おい、一匹だけデカいのがいるぞ」
ソニエールの言う通り、一回り他のウルフより大きいのが真ん中にいた。その周りを子分のように三匹が囲っている。
「親玉か?」
「とにかく、数を減らそう。オッドとホワイトはデカいのを集中して撃ってくれ。あのデカいのだけは近づかせるな。あとの三匹は俺達で倒しきるぞ!」
ホルトの指示に全員が「了解!」と返事をする。
オッドとホワイトは早速デカい的に向かってどんどん撃ち始めた。
大型ウルフは避けるように駆け回る。
他の三匹はオッドとホワイトを狙いにかかるが、その前にホルトとソニエールが応戦する。
自分も休憩している暇はなかった。一匹がまた自分に襲いかかった。
今度は武器を離さない。武器を手放せばそれは死!
ウルフは自分目掛けて飛びかかった。
「お前達の攻撃の仕掛けるタイミングはもうお見通しなんだよ!」
そう言って、今度はうまくウルフから避けながら剣を振るった。
ウルフの胴体につけた傷口から大量に流血する。
「経験値を獲得しました。レベルが3になりました」
気づけば息を荒くしていた。
ちょっと、運動不足か…… 。
他の2体もホルトとソニエールが始末を終えていた。
ホルトの計画通り3体を先に始末し、大型ウルフ一匹のみとなった。
すると、大型ウルフは遠吠えをした。
「なに!?」
大型ウルフの遠吠えでまたウルフが2匹森の奥から出現した。
「きりがないぞ」とソニエールは言った。
そこに、オッドとホワイトじゃない銃声が2発響いた。
2体が頭に命中し、絶命した。
振り向くとそこにはスミスとエニスが銃を構えて立っていた。
「よし、また仲間を呼ばれる前に倒しきるぞ」
ホルトはそう言って一番先を走った。
それを見た大型ウルフもホルトに向かって走った。
「おらああああ!!!」
ホルトは思いっきり斧を振るった。
ウルフに大きさの違いはあれど、攻撃パターンに違いはなかった。
確実に仕留めにいったホルトの斧は命中し、深く入り込むが途中で斧が力に負けぽっきりと折れてしまった。
「ホルト!」ソニエールは叫ぶ。
ハンター二人とオッドとホワイトが大型ウルフに向かって撃ちまくった。
その間にホルトは急いで大型ウルフから距離をとった。
幾つも命中したが、大型ウルフはまだ倒れなかった。
「マジかよ……」とソニエールは途方に暮れる。
このままではまたあいつが仲間を呼んでしまう。そしたら消耗戦だ。
ジークは剣を強く握りしめ、走った。
「おい、ジーク! 死ぬ気か!!」
ソニエールの言葉を無視して大型ウルフに剣を振るう。
ウルフは足をあげそれを振り払おうとした。俺は必死に避けようとしたが、運悪く雪に足をとられ滑ってしまう。
終わった。
そう思った直後、エニスの弾がウルフの片目に命中した。
目を失ったウルフの攻撃が緩んだ。
その間に、ウルフの懐にそのまま滑り込んだ俺はがら空きの胴に片手剣を突き刺さした。
「おらああああ!!」
ドバドバと血が自分に向かって流れ落ちる。それでも、俺は攻撃の手を緩めなかった。
遂に絶命した大型ウルフはジークを巻き込むかたちで倒れた。
俺はそこで意識を失った。
「経験値を獲得しました。レベルが5になりました」
意識を取り戻したジークは起き上がった。
「大丈夫か?」とホルトは訊いた。
「あの後、どうなったんですか?」
「ウルフの下敷きになったお前を救出したってところだな」と意地悪くソニエールは言った。勿論、冗談でだ。
「ジークが大型ウルフを倒してくれたおかげで、他のウルフ達は一斉に逃げ出した。よくやったジーク」
ホルトはそう褒めた。
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