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8章 死の密室
03 進展
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そこまで聞いたマーニーは考えた。
「それって完全犯罪じゃ?」
すると、ジークは笑った。
「いや、さっきも言ったけど、難しい事件ではなかったよ。というより、一番楽な事件だった」
「そんな!? だって、犯人は部屋の中にいなかったんでしょ?」
「いや、いたんだ。やはり、犯人は遺体のふりをしていたんだ」
「でも、遺体用冷蔵庫は内側からは閉められないんでしょ?」
「うん。だから、本物の遺体を遺体用冷蔵庫に入れたんだ。それだったら外から閉めることが可能だ。そして、解剖台の上に犯人は遺体になりきり、リッター刑事が応援要請している間に解剖台にいた犯人は遺体用冷蔵庫から本物の遺体を出して、解剖台の上に戻したんだ。解剖台の上にいた遺体には布がかけられてあったから、リッター刑事はその時には気づかなかったんだ」
「犯人はそれじゃその男だったんだね?」
「ああ、そうだよ」
「でも、残念だったね。その先生から話しを聞き出せなかったんでしょ?」
「ああ。でも、先生は手掛かりを残してくれてあったんだ。先生の自宅に一冊のノートがあり、海外にあるロバート・エルフマンのアジトの場所が書かれてあった」
「凄いじゃん! それじゃ、かなり進展したんじゃない?」
「ああ、そうなんだ。今、警察がそのアジトを全て調べ回っている」
ジークがそこまで話したところで、丁度よいタイミングで警部が現れた。
「ジーク、ようやく居場所が分かったぞ」
「ロバート・エルフマンの居場所ですか!?」
「ああ。アメリカだ」
「アメリカ……それって前回警部が手掛かりを探してましたよね?」
「ああ。だが、今回は当たりだ。きっとな。どうする? お前さんも来るか?」
「勿論」
ジークはそう即答した。
「なら、私も連れていって」とマーニーは言った。
「マーニーも?」
「いいでしょ?」
「まぁ、構わないよ」
こうして三人はアメリカへと向かうことになった。
(第八章・完)
「それって完全犯罪じゃ?」
すると、ジークは笑った。
「いや、さっきも言ったけど、難しい事件ではなかったよ。というより、一番楽な事件だった」
「そんな!? だって、犯人は部屋の中にいなかったんでしょ?」
「いや、いたんだ。やはり、犯人は遺体のふりをしていたんだ」
「でも、遺体用冷蔵庫は内側からは閉められないんでしょ?」
「うん。だから、本物の遺体を遺体用冷蔵庫に入れたんだ。それだったら外から閉めることが可能だ。そして、解剖台の上に犯人は遺体になりきり、リッター刑事が応援要請している間に解剖台にいた犯人は遺体用冷蔵庫から本物の遺体を出して、解剖台の上に戻したんだ。解剖台の上にいた遺体には布がかけられてあったから、リッター刑事はその時には気づかなかったんだ」
「犯人はそれじゃその男だったんだね?」
「ああ、そうだよ」
「でも、残念だったね。その先生から話しを聞き出せなかったんでしょ?」
「ああ。でも、先生は手掛かりを残してくれてあったんだ。先生の自宅に一冊のノートがあり、海外にあるロバート・エルフマンのアジトの場所が書かれてあった」
「凄いじゃん! それじゃ、かなり進展したんじゃない?」
「ああ、そうなんだ。今、警察がそのアジトを全て調べ回っている」
ジークがそこまで話したところで、丁度よいタイミングで警部が現れた。
「ジーク、ようやく居場所が分かったぞ」
「ロバート・エルフマンの居場所ですか!?」
「ああ。アメリカだ」
「アメリカ……それって前回警部が手掛かりを探してましたよね?」
「ああ。だが、今回は当たりだ。きっとな。どうする? お前さんも来るか?」
「勿論」
ジークはそう即答した。
「なら、私も連れていって」とマーニーは言った。
「マーニーも?」
「いいでしょ?」
「まぁ、構わないよ」
こうして三人はアメリカへと向かうことになった。
(第八章・完)
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