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9章 銃弾と煙
03 VS大佐②
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舞台に必要な要素にストーリーがある。状況から事件が発生し、物語が最終局面に近づくにつれ盛り上がっていき、最後は結末をむかえる。どんな結末かは作者それぞれで、ハッピーエンドもあればバッドエンドもある。観客にとってどう納得させ満足させるかも重要なことだろうが、どんな結末であれ観客を裏切っていく結末が結局のところ面白いと思う。誰も予想出来ない結末だ。
さて、物語では今は盛り上がりの部分に当たるのだろうか。
いよいよ、パロットまで出てきたのだから。
すると、三人の前に軍服の男が前に出た。少佐の兄弟だとパロットは言った。
鋭い目つきで三人を睨むと、突然男は足元からいきなり燃え始めたのだ。
「な、なんだ!?」と警部は驚く。
「大尉は、進化薬を4回も打って耐えた男だ! 一回目は毒で死にかけ瀕死になったところで進化薬を打ち毒人間ににると、今度は自分で灯油をかぶり自分に火を付け死にかけたところで2回目の進化薬を打ち、燃える人となった。次が電気椅子に座らせ死にかけ3回目の進化薬を打ち電気人間となり、4回目は冷凍室で凍えさせ凍死寸前で進化薬を打ち耐性をつけさせた。奴はもはや不死身だ。4回の進化薬に耐えたのは大尉だけだ」
大尉は全身燃えながらこちらに近づいてくる。
警部はその大尉に向かって発砲を続けたが、大尉には全く通じる様子はなかった。
警部は撃ち続けた結果弾を失い、引き金を引いてもカチカチと音だけした。
「チッ、化け物が!」
そこに、一歩ジークが前に出た。
「ジーク?」
「あなたの兄弟には残念だったと思います。それは本当です。しかし、私達に復讐するというのはいただけない。何故なら少佐は私達を殺そうとしました。私達は自分達が殺されないよう抵抗しました。問題は、少佐が負けたことではなく、少佐に命令したのがパロットだということです。何故、少佐はそもそも私達と戦わなければならなかったのか? それは、私達があなた達の目的から邪魔な存在だったからでしょう。一方で、あなた達は平気で罪を犯す。あなた達には大義がある。いずれ起こる大きな戦争に備える為に。ええ、私は知っています。未来のことを。しかし、その大義名分の為に犠牲を払わなければあなた達の目的は達成されない。では、あなた達によって犠牲になった人達はただ黙って犠牲になれとでも言うんですか? あなた達は神にでもなったつもりですか? それは傲慢だ! しかし! ええ、犯罪者の多くはそうでしょう。どうしようもなく堕落し、人生を踏み外した愚か者でしょう。法律は絶対です。例外なくね。それこそ市長だろうと、大佐だろうと、一国の大統領だろうと関係ない! 法律は社会の秩序を維持する為に重要であり、それは決して例外は認められないものでなくてはならない。等しくなければならない。貴族や身分に関わらず。そして、パロット。あなたもだ」
「罰なら受けよう。全てが終わった後でね。覚悟も持たずこんなだいそれた計画が実行出来るか。全ては実行前に覚悟は決めてある。私と共に来る皆がそうだ!」
「違う! あなたの言葉だから皆が信じついてきただけだ。あなたの言葉で大勢が誤った道へ踏み外したんだ! それを導いたのはお前だ、パロット!」
「違うな。これは皆の意思だ」
「あなたは自分がかつての部下に計画の話を持ちかけた時点でどうなるか分かっていた筈だ。分かっていて彼らに話を持ちかけた。彼らの意思? 違う! 彼らの意思なんかじゃない! お前がそうさせたんだ!」
「今更、ここまで来て間違っていたと私に言わせる気か」
「ええ。あなたはこれ以上の犠牲を払う前に過ちを認め謝罪しなければならない。あなたのすべきことです、パロット元大佐」
そこへ、イギリスの兵士とアメリカの警官、更にアメリカの兵士が現れ劇場を包囲した。
「カーソン・パロット! いい加減馬鹿なことはよすんだ。お前は大佐ではない! もう軍人ではないのだ! それなのに、お前がかつての部下と接触していたことは知っている。勝手に部下をそそのかすな! パロット!!」
「イギリス兵……」
「パロット。元自分がいたかつての仲間に銃を向けられてどんな気分だ?」
「ホランド警部……お前の仕業か」
「お前達を追うものは沢山いる。俺達だけだと思ったのが過ちだったな、パロットよ」
「何?」
「アーサー・トランスという記者も、彼に協力した民間人も、お前達の企みを潰そうと動いていたということだ」
すると、特殊なライフルを持ったイギリス兵が進化薬で強くなった黒服達に向かって次々とそのライフルで撃ち続けた。
「銃なんて効かんぞ」
だが、おかしなことに特殊なライフルで撃たれた黒服達は次々と苦しみながら倒れ、最後は灰となり消えていった。
「なに!?」
「銃弾じゃない。進化薬の複製だ」
「なんだと!?」
「瀕死でもなんでもない人間に進化薬を打ち込めばどうなるかはもう分かっているんだ」
残すは、カーソン・パロットと大尉と謎の女だけとなった。
さて、物語では今は盛り上がりの部分に当たるのだろうか。
いよいよ、パロットまで出てきたのだから。
すると、三人の前に軍服の男が前に出た。少佐の兄弟だとパロットは言った。
鋭い目つきで三人を睨むと、突然男は足元からいきなり燃え始めたのだ。
「な、なんだ!?」と警部は驚く。
「大尉は、進化薬を4回も打って耐えた男だ! 一回目は毒で死にかけ瀕死になったところで進化薬を打ち毒人間ににると、今度は自分で灯油をかぶり自分に火を付け死にかけたところで2回目の進化薬を打ち、燃える人となった。次が電気椅子に座らせ死にかけ3回目の進化薬を打ち電気人間となり、4回目は冷凍室で凍えさせ凍死寸前で進化薬を打ち耐性をつけさせた。奴はもはや不死身だ。4回の進化薬に耐えたのは大尉だけだ」
大尉は全身燃えながらこちらに近づいてくる。
警部はその大尉に向かって発砲を続けたが、大尉には全く通じる様子はなかった。
警部は撃ち続けた結果弾を失い、引き金を引いてもカチカチと音だけした。
「チッ、化け物が!」
そこに、一歩ジークが前に出た。
「ジーク?」
「あなたの兄弟には残念だったと思います。それは本当です。しかし、私達に復讐するというのはいただけない。何故なら少佐は私達を殺そうとしました。私達は自分達が殺されないよう抵抗しました。問題は、少佐が負けたことではなく、少佐に命令したのがパロットだということです。何故、少佐はそもそも私達と戦わなければならなかったのか? それは、私達があなた達の目的から邪魔な存在だったからでしょう。一方で、あなた達は平気で罪を犯す。あなた達には大義がある。いずれ起こる大きな戦争に備える為に。ええ、私は知っています。未来のことを。しかし、その大義名分の為に犠牲を払わなければあなた達の目的は達成されない。では、あなた達によって犠牲になった人達はただ黙って犠牲になれとでも言うんですか? あなた達は神にでもなったつもりですか? それは傲慢だ! しかし! ええ、犯罪者の多くはそうでしょう。どうしようもなく堕落し、人生を踏み外した愚か者でしょう。法律は絶対です。例外なくね。それこそ市長だろうと、大佐だろうと、一国の大統領だろうと関係ない! 法律は社会の秩序を維持する為に重要であり、それは決して例外は認められないものでなくてはならない。等しくなければならない。貴族や身分に関わらず。そして、パロット。あなたもだ」
「罰なら受けよう。全てが終わった後でね。覚悟も持たずこんなだいそれた計画が実行出来るか。全ては実行前に覚悟は決めてある。私と共に来る皆がそうだ!」
「違う! あなたの言葉だから皆が信じついてきただけだ。あなたの言葉で大勢が誤った道へ踏み外したんだ! それを導いたのはお前だ、パロット!」
「違うな。これは皆の意思だ」
「あなたは自分がかつての部下に計画の話を持ちかけた時点でどうなるか分かっていた筈だ。分かっていて彼らに話を持ちかけた。彼らの意思? 違う! 彼らの意思なんかじゃない! お前がそうさせたんだ!」
「今更、ここまで来て間違っていたと私に言わせる気か」
「ええ。あなたはこれ以上の犠牲を払う前に過ちを認め謝罪しなければならない。あなたのすべきことです、パロット元大佐」
そこへ、イギリスの兵士とアメリカの警官、更にアメリカの兵士が現れ劇場を包囲した。
「カーソン・パロット! いい加減馬鹿なことはよすんだ。お前は大佐ではない! もう軍人ではないのだ! それなのに、お前がかつての部下と接触していたことは知っている。勝手に部下をそそのかすな! パロット!!」
「イギリス兵……」
「パロット。元自分がいたかつての仲間に銃を向けられてどんな気分だ?」
「ホランド警部……お前の仕業か」
「お前達を追うものは沢山いる。俺達だけだと思ったのが過ちだったな、パロットよ」
「何?」
「アーサー・トランスという記者も、彼に協力した民間人も、お前達の企みを潰そうと動いていたということだ」
すると、特殊なライフルを持ったイギリス兵が進化薬で強くなった黒服達に向かって次々とそのライフルで撃ち続けた。
「銃なんて効かんぞ」
だが、おかしなことに特殊なライフルで撃たれた黒服達は次々と苦しみながら倒れ、最後は灰となり消えていった。
「なに!?」
「銃弾じゃない。進化薬の複製だ」
「なんだと!?」
「瀕死でもなんでもない人間に進化薬を打ち込めばどうなるかはもう分かっているんだ」
残すは、カーソン・パロットと大尉と謎の女だけとなった。
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