獅子の末裔

卯花月影

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31.会津

31-7. 善をなすに倦まず

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 冬の朝霧が未だ尾を引く、会津へと戻る支度を整える忠三郎のもとに、二通の書状が届いた。一通は高山右近から。もう一通は、師――千利休よりの直筆である。
 開封する指先に、微かな震えが走る。
 右近の筆致は慌ただしく、普段の冷静な気配が削がれていた。曰く、千宗易が、秀吉の逆鱗に触れ、堺に蟄居させられる恐れがあると――。

 忠三郎は無言のまま、もう一通を開いた。利休の筆の運びは変わらない。朝露が黒漆の器に落ちるかのように静かに、淡々と事の次第が綴られていた。

『しばし堺に身を置くことも、致すやもしれぬ』
 忠三郎は、紙を胸に当て、そっと目を閉じた。
 千宗易――すなわち千利休。
 天下人・秀吉の「茶の湯の師」にして、秀吉の腹臣。

 だが忠三郎にとっては、利休は師である前に、「心のかたち」を教えてくれた人であった。
 茶室にて、風炉の香に包まれながら、静かに湯を沸かす利休の姿。
 それは刀や策では学べぬもの、目に見えぬ理(ことわり)を伝えていた。
「……また、殿下を怒らせたか。だが、あの御仁のこと、いずれ機嫌も直ろう」
 忠三郎は、少し唇をゆるめて笑った。

 と、そのとき、庭の木立の間から、人の気配がした
「寒いのう」
 見ると、紅の羽織に雪を積もらせた滝川義太夫が、白い息を吐きながらこちらへと歩み寄ってくる。
「義太夫……!」
 しばらく臥せっていたと聞いていたが、幾分か容態も良くなったらしい。足元こそ危なげだが、裾を払って歩むその姿には、久方ぶりに軽やかな光が戻っていた。
「おぬしのことじゃ。どうせ師の蟄居と聞いても、笑って会津に戻るつもりではなかろうかと思うてな」
「……まさに、そのつもりだった」
 忠三郎は、にやりと笑って炉に手をかざした。
「お茶頭は昔から、太閤に向かって遠慮のない物言いをされる。されど、太閤もそれを好んでいたはず。詫びのひとつでも入れれば、また笑って茶を点てる日も来よう」
「いや、それが……今回は、少々、ことが違うておるようじゃ」
 義太夫は、縁側に腰を下ろし、風に揺れる枯芒(かれすすき)のように小さく首を振った。
「いや、今回は少々違うておるようじゃ」
「違うとは…」
「揉め事のきっかけは利休の娘・お亀よ」
「娘…」
 利休には何人かの娘がいたと記憶している。その中でもお亀という名は聞き覚えがある。
「あぁ、どこぞの商家の後家の…」
 かつて堺の屋敷に招かれた折、しとやかでどこか憂いを帯びた目をした女が、茶室の傍にいた。その姿が記憶の底から浮かぶ。どこか利休の茶に通じる「寂(さび)」をまとっていたような気がする。
「さすが、女子のこととなるとよう覚えておる。まこと、その物覚えのよさが兵法に向いておればのう」
 義太夫がおどけたように笑う。いつもながら、その笑いには毒も棘もない。
「その娘が如何した?まさか…」
「そう、そのまさかじゃ。太閤が妾になれと言うたのじゃ」
「…なるほど。それで?」
 忠三郎は、唇の裏を軽く噛んだ。
 太閤の身近には、すでに十を超える側室がいた。中には信長の娘・章姫や――忠三郎の妹・虎もいる。
 名のある武家や大名家の娘たちを、正しい格式で迎え、外聞も立ててきた太閤が――
 こと、利休の娘には「妾」という言葉を用いた。

 身分の低い商家の出だからか。それとも――あえて、なのか。
「されどお亀はキリシタン。妾などとは思いもよらぬことと言う。それゆえ利休はやんわりと断った」
「断った?」
 忠三郎は、胸の奥にひやりとしたものを覚えた。
 秀吉の申し出を、断る。利休らしい、とも言えた。
 が、同時に、それは命を投げるに等しいことでもある。
「…で?」
「怒りの収まらない太閤と利休の関係は悪化した」
「それは…まことのことか」
 忠三郎の声は、雪の上に落ちる霜のようにかすれる。
「まことよ。わしも最初は耳を疑うたが、女好きな太閤ならばあり得る話しと思うてのう」
 成田甲斐ばかりか、利休の娘を妾にしようとしていたとは。

 どこかで、鳴かぬ鶯の声が風にさらわれる。
「それともう一つ」
 義太夫は声を潜める。
「利休と親しき大和大納言が臥せっておる。大和大納言にもしものことあれば、利休の立場はますます危うかろう」
 大和大納言とは豊臣政権を陰で支えている秀吉の弟の秀長。病を理由に小田原にも来ていなかった。
 大和大納言・秀長。温厚で寛容な人柄により、政の陰に光を注ぎつづけた名補佐。千利休とは、茶と政を繋ぐ見えぬ糸で結ばれていた。

 その糸が今、ぷつりと切れかかっている。
 忠三郎は目を閉じ、炉の音に耳を澄ませた。

 ――利休の姿が、静かに心に浮かぶ。
 湯の音を聞き、炭を継ぎ、風の通り道に茶碗を据える人。
 信仰と静謐とが、あの人の所作に宿っていた。
「……されど、わしが出るまでもあるまい」
 ややあって、忠三郎はそう呟いた。
「わしごときが口を出せば、かえってことを荒立ててしまう」
「そう言うと思うたわい」
 義太夫は口元をゆがめて笑った。
「わしはおぬしが冷たいとは思わぬ。されど時折、何が大切かを決めるに、どこか鈍い。……いや、そういう輩だと分かってはおる」
 忠三郎はそれには答えず、微笑を浮かべて遠い会津の地を思い浮かべる。
「会津は寒い。備えも急がねばならぬ。……春はまだ遠い」
「まったく、春遠し、か。詫びるも泣くも、遅れを取ると冷たいだけじゃ」
「……だからこそ、凍えたら、泣き言をいうてみよ」
「泣き言ばかり言うのはおぬしではないか」
 ふたりの言葉は、雪に吸われるように、静かに消えていった。
 炉の火だけが、かすかに揺れていた。

 旅立ちは、一月下旬、曇天の朝であった。
 館の門が開かれると、馬の足元にはまだ解けきらぬ雪が残り、かたく凍てついた地を踏みしめて、忠三郎は会津へ向かった。

 遠ざかる聚楽第を振り返ることはなかった。
 だが胸の奥には、いまだ庭先に腰かける義太夫の姿が残っていた。義太夫の言葉も、くすくすと笑う声も。
 小雪の舞う庭に、燃え残った炭火の匂いすら蘇ってくるようだった。

 ――妾になど、なれませぬ。
 果たしてお亀は、あのとき、どれほどの想いでその言葉を口にしたのか。
 命を懸けてまで守ろうとした信仰。貞節。そして、父・利休の顔。
 町人の娘とて、いや、町人の娘ゆえに、見せた強さであったか。

 秀吉のもとには、すでに十人を超す側室がいた。
 その中には、章姫も、――お虎さえも含まれている。
 いまさら誰が妾になろうが、不思議はない世の中だ。
 だが、お亀は、そうはならなかった。
 たとえ妾という言葉の一言であろうと、それを受け入れぬ生き方が、この世にあるのだと、彼女は命をかけて語った。
 忠三郎は、手綱を握る手に力がこもるのを感じた。
 ひとつ、ひとつ。馬の歩む足音にあわせて、胸の奥が揺れていた。

 ……自分は、利休の手紙を読み、義太夫の話を聞き、すべてを知りながら――何ひとつ、成せぬまま、こうしてまた雪国へ帰っていく。
 義太夫は「今回は違う」と言った。
 その意味を、いまさらながら噛みしめる。
 利休が蟄居を命じられたというだけではない。
 大和大納言秀長の病も――秀吉の周囲に漂う不穏な空気は、やがて誰の身にも及ぶのではないか。

 自分もまた、誰かの命が損なわれてからでなければ、何もできぬのか。

 風が吹きつけ、道端の雪が舞い上がった。
 忠三郎は、被っていた笠を手で押さえながら、馬を進めた。
 ――師のことも、娘のことも、自分の手の及ばぬところで、決まってゆく。
 ただ、吹きすさぶ風の中、耳にはなお、あの日の茶の湯の音が残っていた。
 湯のわく音。炭の弾ける音。利休の沈黙――。
 それは、雪の音と共に、忠三郎の心に沁み入り、かき消されることなく、静かに降り積もっていた。


 春まだ浅き会津に、ようやく雪解けの兆しが見えはじめた頃、忠三郎は都からの旅を終えて戻ってきた。名生城の籠城を経て、伊達政宗とのにらみ合いに決着をつけた後、忠三郎は数日のみ京へ上った。積年の憂いを晴らすでもなく、何かに導かれるようにして、わずかに滞在しただけで再び北へ向かった。

 帰国からまもなくの三月、会津の風が肌寒く吹くある日、使者がひとつの書状を届けた。筆跡を一目見て、忠三郎は胸の奥がふいに締めつけられるのを感じた。
 差出人は滝川義太夫。その筆は震えていたのか、ところどころ墨が滲み、紙面に無言の慟哭がにじんでいた。
「千利休殿、聚楽第にて御切腹。首級は、一条戻橋に晒され候。大徳寺の山門に据えられし木像、そは己が首を踏む体なり」
 忠三郎はしばし、書状を手にしたまま動けなかった。春の陽は障子越しにやわらかく差し込んでいたが、心は一気に凍てついた。
(切腹させた上に、首を晒した…)
 にわかには信じがたかった。かつて大徳寺再建のため、利休が私財をもって寄進していた。その返礼として据えられた木像に、いま、首を踏ませる――それは、ただの刑ではない。生前の功を穢し、名を辱める、踏み躙るための見せしめだった。
「……なにゆえ、そこまでなされねばならぬのか」

 呟いた声は、自らの耳にもかすかだった。脳裏に蘇るのは、あの晩春の京。利休の茶室でともに坐した静寂の時、あたたかな茶の香に包まれた言葉の余白。何も語らずとも、心を映し合えた、稀有な人だった。
 利休は、ただ美を愛した人ではなかった。わび・さびの茶に、権力と美のあわいを読み、鋭く時を見つめ、己の道を貫いた。世に阿らず、ただ深く、静かに真を求めた。だからこそ――秀吉には、それが恐ろしく映ったのだろう。己の虚を見透かす者への苛立ち、屈折した憎悪。

 忠三郎は、思わず拳を握りしめた。
「おのれ、猿!」
 元より、あの男を敬したことはなかった。百姓の子が、信長の威光をかさに成り上がったその姿。媚びへつらい、人の上に立つに値せぬ品性。忠三郎は信長の娘婿として、秀吉の下風に立つことに、常に理不尽を覚えてきた。だが、ここに至って、もはや怒りはそれだけではない。
 これほどまでの無惨な仕打ち――利休を知る者なら誰しも、胸を裂かれる想いであろう。だが、それを声に出す者は、もはや都にはいない。茶人たちは口を噤み、文化人は顔を伏せる。恐れているのだ。秀吉という、増長した権力の怪物を。
 怒りは滾る。しかし、それと同時に、深い悔恨が忠三郎を蝕んでいた。

「わしは……なにをしていたのだ」
 都で書状を受け取ったとき、何かできたのではないか。たとえ何もできぬとしても、ひと言、文を送ることさえしていなかった。利休の孤独を思えば、それがたまらなく情けなかった。

 火鉢にくべられた炭のはぜる音が、涙の落ちる音と重なった。
(かような理不尽なことが、天が下で許されるのか)
 静けさが居間を包む。障子の向こうに、雪解けのしずくが滴る音がかすかに聞こえた。季節はめぐり、春は確かに近づいているはずなのに、忠三郎の胸の裡には、冷たい氷のようなものが溶けずに残っていた。

 ――もし、あのとき道を違えていなければ。
 ――もし、あのとき秀吉に取りなしていれば。

 思いは尽きぬ。だが、尽きぬままに過去は遠ざかり、今はただ、利休の不在だけが重たくそこにあった。
 人は、いつか必ず死ぬ。だが、死に様を奪われ、名までも辱められることが、果たして「死」と呼べるのか。
 残された者の中に、こうして、癒えぬ傷だけを置き去りにして。
 茶の香、微笑、まなざし。ともに黙して坐した幾度かの夜――。
 そのすべてが胸の奥でひとつに結びつき、やがてそっとほどけて、涙へと変わっていく。
 ……しばらく、忠三郎は動けなかった。静けさの中に、心の深みに沈んでいた。

 やがて、涙をぬぐい、忠三郎は静かに立ち上がった。
(それでも…われら善をなすに倦まざれ、もし撓まずば、時いたりて刈り取るべし)
 熱心に善を探し求める者は恵みを見つけるが、悪を求める者には悪が来る。―南蛮寺で耳にした一節が、胸の底から静かに響いた。
 もはや利休は帰らない。だが、その精神、その志は、決して地に落ちたわけではない。
 たとえこの世に正義が失われたように見えようとも、なお、ひとは善を求めて生きねばならぬのだ。
 たとえ孤独の中にあろうとも、希望なきように見えていたとしても。

 忠三郎はそっと目を閉じ、ひととき祈りを捧げた。
 雪解けの会津の風が、障子を鳴らした。春は、来ている。
 しかし忠三郎の胸に咲くはずの花は、なお、ほころばぬままだった。
 それでも、土の下では、確かに芽吹きが始まっている――誰にも見えぬ静かなところで。
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