獅子の末裔

卯花月影

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34.大明征伐

34-5. 長崎のクリスマス ――戦火の果てに息づく声

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 海の色は、まだ冬の名残を残していた。
 病の床からようやく起きた忠三郎は、濃い薬湯の香りに満ちた室の空気のなかで、しばし遠くの潮騒に耳を傾けていた。湊はこの数日、ひときわ騒がしかった。
「唐入りの船が、また戻ってきております」
 見舞いに訪れた高山右近が、静かに言った。
「高麗より連れられた者たちが、大勢、船から降ろされております。兵士ではなく、民が多いように見受けました…」
 忠三郎は、肩に掛けた羽織を掴みながら、静かに立ち上がった。
 薬師の話では、まだ無理はならぬという。しかし、このまま横になっているわけにはいかなかった。

 その翌日、忠三郎は右近に誘われて、湊の裏通りを歩いた。そこには仮の宿所としてあてがわれた板小屋がいくつも並び、捕えられた朝鮮人たちが肩を寄せ合っていた。
 そのうちの数人が、慣れぬ日本語で話しかけてきた。そばには、粗末な衣をまとった日本人の若者がいた。右近が静かに頷いた。
「これなるは百姓の子で、洗礼名はフランシスコ。言葉はたどたどしいが、心の清い者でしてな。高麗人のひとりに水を差し出したとき、彼らは不思議そうにフランシスコを見ていたとか」
 忠三郎は、男たちの眼差しに目を凝らした。敵意ではない。
 混乱と戸惑いだった。
 その中のひとりが、片言で言った。
 彼らのひとりが、片言で言った。
「ウタ、ササゲル……トコロ、…ミタイ」
 忠三郎は、胸の内で何かが鳴るのを感じた。
「…これはもしや、南蛮寺…いや、教会に、行きたいと申しておるのでは」
 男は頷いた。そばにいた数人も、同じように頷いた。
 右近が小さくつぶやいた。
「どうやら、この者たちは町で出会った何人かのキリシタンが、祈りを捧げていたのを見ておったようで。そのひとりがこの者に水を渡し、手に十字を切った。それだけで、この者たちは何かを感じた」
 忠三郎は、しばし空を仰いだ。雲の切れ間から、微かに陽が差していた。

 その日の夕刻、忠三郎と右近は、小西家の屋敷を訪れた。朝鮮出兵中の行長の代わりに応対したのは、家臣の岡本伊兵衛。信仰厚いキリシタンでもあるその男は、ふたりの話を黙って聞いていた。
「……教会へ行きたいと望む者がいる。その者たちはキリシタンではない。されど、祈りに触れ、何かに心を動かされたのであろう」
 忠三郎の言葉に、伊兵衛はしばし目を伏せた。
「……その者たちは奴隷として連れ帰られた身。扱いには定めもありましょう。さりながら、魂は神のもの。主が望まれるならば、我らに否と言うことはできませぬ」

 右近が続けた。
「教会は、入り口で人を選ばぬ場。かの者たちが十字を切らずとも、神のみことばに触れることができるならば──それは、主の御手に届く第一歩となりましょう」
 伊兵衛は深く頭を垂れた。
「ご意志、しかと承りました。小西家中として、教会への出入りを許すよう、家人どもに申し伝えましょう」

 数日後、夕鐘が鳴ると、教会の裏庭にひっそりと数人の影が現れた。戸口で出迎えた修道士は、彼らが日本語を話さぬことを気に留めなかった。ただ、身をかがめるその姿に、何かを感じた。
 その光景を奥から見つめていた忠三郎は、そっと目を閉じた。
 言葉も国も違えど、人の心に神の招きのことばが届くとき、それは静かに、しみこむように伝わっていくだろう。
 そして、やがては、嵐の夜を越えて、あらたな光明となることを、忠三郎は信じていた。

 冬の風が港に吹きすさび、名護屋城は白い息とともに静まり返っていた。
 街道を駆ける早飛脚の足音が、凍てつく朝に響いたのは、そんなある日のことだった。
 それは、釜山浦を発った一隻の船が名護屋に寄港し、使いを通じてもたらされた書状だった。
 文は簡素であったが、行間から漂うのは、まぎれもない不穏の気配。
「小西行長と加藤清正、互いに争いあり。先鋒を巡り、折り合わず。ついには刀を抜くほどの騒ぎとなり……」
 忠三郎は書状を読み終えると、しばし指先でその縁をなぞり、深くため息をついた。
 隣には、長崎の教会から戻ったばかりの高山右近が座し、静かに目を閉じていた。
 ――異国の地にて、心を一にすべき将たちが、つまらぬ誇りに心を奪われてはならぬものを。
 加藤清正は刀鍛冶の子として生まれ、己が武勇を頼みにここまで上り詰めた男。
 一方の小西行長は堺の商人の子として育ち、才略と信仰に生きるキリシタン大名である。
 もとより性分が違い、戦の作法も相容れない。だが太閤の命によって、先鋒は日ごと交代と定められていた。
 それにもかかわらず、互いに功を争い、出自を嘲り、ついには刃を交える寸前にまで至ったという。
 止めに入ったのは鍋島直茂。さらに、松浦隆信が両者を厳しく諫めた。
「敵前にて内紛するは、武門の恥。互いに万死に値す」
 その言葉に、さすがの二人も沈黙し、結局は進路を分かって別々に進軍することになった。
 つまりは、戦う相手は異国の兵であっても、争う心は、いまだ己が内にあるということだ。
 忠三郎は、つと立ち上がり、開け放たれた障子越しに海を見た。
 冬の海は、どこまでも冷たく、鈍い鉛色に凪いでいた。
 その向こう、見えぬ半島では、いまも兵らが寒風のなかで槍を構えているのだろう。

 その翌朝、忠三郎のもとに、新たな報せが届いた。それは、太閤秀吉より諸将から宛てられた一通の書状であった。

 曰く――「戦功あらば、今の十倍の禄を与うべし」。

 それは、夢にも等しき報酬だった。しかし、その文言は忠三郎をはじめ、多くの大名たちを困惑させた。

 すでに渡海した者たちは、戦場の現実を目の当たりにしていた。
 軍を支える食糧のほとんどは、現地の村々からの徴発――すなわち、略奪によって賄われている。
 田畑は踏み荒らされ、牛馬は奪われ、蔵は空になり、村人たちは身を隠して山中を彷徨い、やがて飢えて倒れた。
「十倍の領地を与えられようとも、そこに生きる者がなければ、何を治めるというのか」
 ある老臣が、誰に言うでもなく、呟いたという。

 さらに、大陸には日ノ本では見られぬ疫病があり、湿った寒気の中で倒れる兵が日に日に増えている。
 高熱にうなされ、肌に黒き斑点を浮かべたまま亡くなる者もあれば、言葉もなくただ静かに命を落とす若者もあった。
 病は武勇を選ばず、貧富を問わず、ただ等しく人を死に導いた。

 それに加えて、最大の障壁は、言葉の壁であった。
 言葉が通じぬ国を治めることの難しさ――それは、武力によって土地を得た後に、大名たちが否応なく直面する課題であった。
 通事(通訳)を介して政を行うなど、絵図の上では容易くとも、実際には日常のひとつひとつが壁となって彼らの前に立ちはだかった。

 また、渡海した諸将の軋轢は徐々に広がり、不穏な空気が流れている。秀吉も事態を憂い、ついに一人の人物を朝鮮へと渡らせた。
 それは黒田官兵衛。秀吉が信長の家臣であったころから秀吉を支え続けた知将。官兵衛は諸将に対し、
『兄弟は災いのときに生まれたる友なり。いま、この見知らぬ地において、われら諸将が互いを憎み合うことは、災いのなかで友を裏切るも同じじゃ。太閤殿下より十倍の禄を賜ると言えども、われらが治むるべきは、荒野にあらず。民が生き、言葉のある国。勝つことはたやすい。されど、勝ち続けることは難しい。兵を誇り、功を競えば、いずれは虚しき土となるのみ。人の上に立つ者こそ、みずからを低くせよ。これは神がその子らに教えられし理にして、いにしえの君主たちもまた、己を律した道。そのことをよくよく弁えるが良い』
 と、淡々と諭した。
 静まり返る評定の場で、官兵衛は更に大胆な発言をした。
『太閤殿下は渡海すると仰せじゃ。されどこれは延期していただく。このまま進めば、いずれ明が兵を発する。彼の国は一朝に動かぬが、ひとたび重き足を上げれば、その勢いは朝鮮とは比すべくもない。兵数、地の利、糧道――いずれもわれらにはなく、苦戦を強いられよう』
 その声に、座していた小西行長が眉を上げた。
『官兵衛殿、それがしの考えは異なります。明は動きませぬ。まして援軍を出すとも、所詮は旧態の軍。火器にも陣立てにも遅れ、我らの敵にあらず』
 官兵衛は静かに応じた。
『旧き軍制にて動くやもしれぬ。されど、軽んじるは危うし。いずれ、この戦は城を攻めるにあらず。国を治むる戦に変わることとなる。この地に住む人々の心を得ずして、十の城を奪うも、ただの砂の楼閣に過ぎぬ』
 小西行長は口をつぐんだ。
 しかし、諸将が解散したのち、行長は独断で行動を起こす。かねてより通じていた朝鮮官吏の密通により、独自に開城の約定を取りつけ、他将の同意なく進軍を決した。
 これにより、清正らとの不和はさらに深まり、兵たちにも動揺が広がった。

「そのような事態になっているとは」
 忠三郎がため息交じりに言うと、右近もうなずく。
「全能者なる神が言葉を乱し、人の傲りを戒めたという、あのバベルなる塔の話を思い起させられる。太閤殿下は、天をも超えようとしておられるのではありますまいか」
 忠三郎は言葉なく、ただ海を見ていた。
 凪いだ湊には、今も異国より戻った船が幾艘も錨を下ろしていた。
 その中に、朝鮮人の捕虜たちが乗せられていることを思うと、心にさざ波のような痛みが走った。
「十倍の領地など、もはや望まぬ。ただ、人が人らしく生きられる世こそ、我らの立つべき地ではないのか――」
 そのつぶやきは、凍てつく潮風にかき消された。

 ふと頭に浮かんだのは、先日、教会の庭に立っていた朝鮮人の捕虜たちの姿。
 彼らはまだ信仰の「し」の字も知らない。しかし、何かに導かれるように、キリシタンたちの姿に惹かれ、教会の門をくぐった。
「戦が広がれば、また新たにあのような者たちが増えるものかと……」
 右近がそっと言った。

「それでも、救いを求める魂は、必ずあるもの。忠三郎殿があの者たちに声をかけたことは、決して無駄ではありませぬ」
 忠三郎は黙って頷いた。
 この冬の嵐が過ぎ、春が訪れるころには――。
 戦も争いも越えて、彼の地にも、神の愛が静かに満ちていくことを、心から願ってやまなかった。


 この年――天正二十年も押し迫った十二月。
 豊臣秀次が関白の座についたことを祝し、元号が改められた。新たな元号は「文禄」。
 人々の口の端にはまだ慣れぬその響きがのぼり、時代がまたひとつ移ったことを感じさせていた。

 名護屋の町にも、年の瀬とは思えぬほど穏やかな朝が訪れていた。
 浜風に乗って、あちこちの陣屋から朝餉の香ばしい匂いが漂ってくる。名護屋から少し離れた長崎の町にも、潮の香を孕んだ冬の風が吹いていた。町外れの教会堂――岬の教会と呼ばれたサン・パウロ教会は一度、秀吉の命で取り壊されたが、信徒たちが集まって再建し、今は板葺きの屋根に小さな鐘楼を載せた教会堂がある。その建物の周囲には、ろうそくの灯が揺れていた。

 その夜はクリスマス――キリシタンにとって最も聖なる祝いの夜であった。 教会の奥、祭壇のうしろに吊るされた白い布には、まだ幼き御子の降誕を描いた絵がかかげられ、祭壇には葡萄酒と小麦のパンが備えられていた。
 寒さのなかを人々が続々と集まってくる。
 信徒たちはそれぞれ、手製の十字架を首に下げ、互いに身を寄せ合いながら、静かに聖堂の中へと歩み入った。
 その中に、朝鮮の言葉を交わす者たちの姿があった。
 彼らはついひと月ほど前に長崎へ連れて来られた。故郷を離れ、名を問われることもなく、名もなき人として湊に降ろされた人々であった。
 今宵、その人々が、はじめてクリスマスのミサに与るため、静かに会堂の端に座っていた。
 司祭がラテン語で祈りを唱え始める。
「Gloria in excelsis Deo――天のいと高きところには神に栄光あれ」
 その言葉は彼らには理解されなかった。だが、祈る者の顔を見つめる彼らの目に、言葉ではない何かが宿っていた。
 日本人の老信徒が、彼らの側にひざまずく。
「我らの主よ……御子を賜いたるこの夜を、われらの心に新たなる灯とならしめたまえ」
 灯明のほのかなゆらぎのなかで、祭壇の背後に置かれた、藁に包まれた小さな人形――御子イエスの像が、やさしい光に照らされていた。
 遠く、異国の地で失われた名と家と母語のかわりに、彼らはこの夜、愛の灯を胸に抱いた。
 それをそっと見守る忠三郎の姿があった。
 病後の身体を顧みず、杖を突いて教会を訪れたその顔には、静かな安堵と、どこか遠くを想うまなざしがあった。
「名もなき者たちが、神の前では等しく子とされる……」
 忠三郎はそっと、傍らに立つ加賀山隼人に問いかけるように言った。
「この灯は、戦火を越えて届くであろうか――」

 隼人は微笑し、かつて耳にしたことばを静かに口にした。
 「『暗きに住める民は、大いなる光を見たり。死の影の地に住める者に、光は昇れり』とござります」

 目を凝らせば、前の方に、あの朝鮮から連れてこられた若者たちの姿もある。
 はじめは怯えていた彼らも、今では司祭の手伝いをしたり、子どもに笑顔を見せるようになった。
 忠三郎は、かつて見た戦場の焼け跡を思い出していた。
 家が焼け、女が泣き、子が立ち尽くしていた。
 その傍らに、何かを語るように立っていた一人の修道士――あれは誰だったのか。
「殿」
 加賀山隼人がそっと言った。
「あの者たち、今日も自ら進んで教会の水汲みをしておりました」
「……そうか」
 ――鐘が鳴った。
 聖夜を告げるその音は、異国の血と涙の混じる港町に、静かに降りていった。
 忠三郎は目を閉じた。
 奇蹟はなかった。ただ一つ、確かなことがある。
 真実の愛に生きる者が、ここにはいる――それだけで、この地は神に祝福されているといえる。

 聖堂の外では雪が音もなく降り始めていた。
 静かな祈りの灯は、ひとときの平安とともに、長崎の冬を照らしていた。
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