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おじさん♡分裂します①
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マックス♡
リリィ、君を愛している。
俺は君が可愛いくて、愛しくてたまらない。
なのに君は酷い妻だ。
俺達の子を厭うなんて、信じられない!
妻が夫の子供を産む。
当たり前の事だ。
君はどうしてそんなにも悲しむのか。
全く理解出来ない。
「リリィ、起きて。セックスしよう」
寝台で妻はこちらに背を向け、横臥している。
敢えてごく、軽々しい調子で呼びかけた。
妻はビクリと身を震わせると腰ほどにかけていたブランケットを胸まで引あげ、身体を丸めては拒絶を示す。
「何が気に入らない」
セスが冷えた声音で言った。
いつだって妻に甘い相棒が、らしくない。
しかし、気持ちは解る。
痛いほどに!
彼は深く傷ついているのだ。
まだ見ぬ愛する我が子を、妻は愛さないと云う。
こんな絶望があっていい訳がない!
「…したくない。出来ないよ」
嘘つき。
君のΩの疼きを、俺達が感じていないと思っているのか。
「いや、するんだ」
セスが無遠慮に寝台にのし上がり妻からブランケットを毟り取った。
「…ッ、セス?…何で、何するんだよッ」
やっとこちらを振り向いた妻の可愛い怒り顔に、俺の雄が疼いた。
「セックスだ、リリィ。大好きだろう?」
俺はニッコリと笑って言った。
「今すぐに君を抱く」
きっとそんな俺の顔は、凶悪だったのだろうね。
君は顔色を失くし、とっさに起き上がると逃げ出そうとした。
君は、ばかだな。
そんなふうに獣物を挑発してしまうんだから。
絶対に逃がさない。
君と君の胎の子らを、俺達は真実、愛しているんだ。
\\\٩(๑`^´๑)۶////
リリィ、君を愛している。
俺は君が可愛いくて、愛しくてたまらない。
なのに君は酷い妻だ。
俺達の子を厭うなんて、信じられない!
妻が夫の子供を産む。
当たり前の事だ。
君はどうしてそんなにも悲しむのか。
全く理解出来ない。
「リリィ、起きて。セックスしよう」
寝台で妻はこちらに背を向け、横臥している。
敢えてごく、軽々しい調子で呼びかけた。
妻はビクリと身を震わせると腰ほどにかけていたブランケットを胸まで引あげ、身体を丸めては拒絶を示す。
「何が気に入らない」
セスが冷えた声音で言った。
いつだって妻に甘い相棒が、らしくない。
しかし、気持ちは解る。
痛いほどに!
彼は深く傷ついているのだ。
まだ見ぬ愛する我が子を、妻は愛さないと云う。
こんな絶望があっていい訳がない!
「…したくない。出来ないよ」
嘘つき。
君のΩの疼きを、俺達が感じていないと思っているのか。
「いや、するんだ」
セスが無遠慮に寝台にのし上がり妻からブランケットを毟り取った。
「…ッ、セス?…何で、何するんだよッ」
やっとこちらを振り向いた妻の可愛い怒り顔に、俺の雄が疼いた。
「セックスだ、リリィ。大好きだろう?」
俺はニッコリと笑って言った。
「今すぐに君を抱く」
きっとそんな俺の顔は、凶悪だったのだろうね。
君は顔色を失くし、とっさに起き上がると逃げ出そうとした。
君は、ばかだな。
そんなふうに獣物を挑発してしまうんだから。
絶対に逃がさない。
君と君の胎の子らを、俺達は真実、愛しているんだ。
\\\٩(๑`^´๑)۶////
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