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おじさん♡呼びます
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みぃ♡
さわやかな朝です♡
希望の朝だ(*´꒳`*)
背中に温もりを感じる。
首筋に吐息を感じる。
僕を抱きしめる腕に、愛を感じる。
セス♡
ちゃんと朝まで居てくれたね。
嬉しくて、まだ起きたくないな♡
だって、君が優しく僕の髪を梳いてくれている。
時どき、ちゅってキスしながら。
セスくん、可愛いが継続中です\(//∇//)\
…でも、せっかく君が居るんだ。
いちゃいちゃしなきゃ、もったいない!
意を決して、目を開く。
おはよう♡ダーリン!
…ん?( ゜д゜)
え。
僕を抱いている腕の、日に焼けた肌が違う。
「…リリィ?」
セスよりも少し高い声の、柔らかさが違う。
匂いが、違う。
触れ合う身体の温もりが、違う。
全然、違う。
僕を背後から抱く男は、僕の夫では無い。
「…誰?」
「ッ…、リリィ…」
あぁ…、この人は、彼では無い。
絶望に目を閉ざす。
怪物を前に、石になった人みたいに身体が動かない。
…どうしよう。
どうしたらいい?
何だよコレ。
もう、怖くて、確かめるのも、嫌だ。
助けて…
誰か助けて…
…いや、誰に助けてもらうんだよ。
セスに?
マックスに?
それは出来ないだろ。
自分が何をしたか、分かってる。
…嫌だ。
僕、夫を間違えた。
知らない男とセックスした。
すごい喜んじゃった…
愛し合ってしまった。
…こんな、嫌だよ。
「貴方は何も悪くない。私が貴方を犯しました」
背後の人が、唐突にそう言った。
(・ω・`)
…そりゃ、そう言ってくれたら、助かるよ。
でも、それは違うから。
僕は君に犯されたりして無いから。
「…弱っておいでの貴方に、それと知りながら、卑怯にも乱暴を働きました」
…あ~、参ったな。
君が本当に強姦魔なら、僕は今すぐ大声で叫ぶ。
この家、誰も居ないように見えて実はしっかり防犯してるからね。
前にポチッた時に、帰国する僕を迎えに来たお役人が警備員に取り囲まれたんだけど…
どこに隠れてたんですか!:(;゛゜'ω゜'):
ってくらい、エゲツない人数のデカくてマッチョなメンズが急に湧いて出て来た。
そりゃ驚いたもんです。
だから。
僕は『クセモノじゃ!であえ!であえ!』って叫ぶだけで、充分な安全を確保出来る。
それからクソ野郎なレイプ犯をぶん殴って、はっ倒して、踏んづけてやるぜ。
(・ω・`)
でも、君。
どう考えても、僕を庇ってる健気な若者じゃないですか。
君、僕に乱暴な事なんていつしたの?
そんなの身に覚え無いよ。
僕はね。
昨夜の事をきっちり覚えてる。
色々と弱ってはいたけど、記憶障害にはなってない。
ちゃんと君の事を分かってる。
どうりで。
セスの癖に可愛かったはずだよ!
別人だったーッ:(;゛゜'ω゜'):
…いや、いや~、いやいや。
…、…、…どうしよっかな。
まぁ、そっか…
ジタバタしても、ね。
噂には聞いてたよ。
似た様な話しを聞いた事はあるんだ。
リストラされた会社の元同僚が、自慢たらしく話していた。
『深酒してさ!目が覚めたら知らない女の子とベッドで寝ててさ~』
…あいつの武勇伝、本当にウザかったな( ˙-˙ )
そんでも、まぁ。
今の僕に参考になりそうな事を言っていた。
『ジタバタしたって始まらないからさ。とにかく様子を窺うわけ。で、丸くおさめる!』
なるほど。
…丸く、丸く、丸くね!
ダーリンズへの罪悪感は一旦、置いとこう。
今、密着している誰だか分からないけどセックスしちゃった人、の方を優先しよう。
居ない人より、居る人をお先に丸く納めてしまいましょう。
だって!
気まずいから:(;゛゜'ω゜'):
それに、何より。
身を固くして、息をつめて、緊張しながら懺悔している…
気の毒な後ろの人をなんとかしてあげねば。
…とりあえず、質問しますかね。
君は、どこの誰なんだい?(´・ω・`)
「…あの、どちら様でしょうか」
後ろの人がビクッとした。
実はまだ、彼(多分)に腕枕されてるし、腰に腕を回されたままです。
だから彼の状態がつぶさに分かる。
「…」
…だんまり、だ。
ということは、言いにくい感じなんだろう。
…わぁ~、知りたくないなぁ:(;゛゜'ω゜'):
聞いといて何だけど。
よし、話しを逸らそう。
とりあえず、もっと答えやすいヤツ!
「…じゃあ、名前は?」
「…」
…え、あれ。
…名前も言いたくないの。
もしかして、ものすっごい奇抜なお名前なのかい?
「…アレク、…アレックスと申します」
アレックス君か。
ちょっと言い淀んでたから、もしかしたら偽名かもね。
ま、いいけど。
じゃ、次行ってみよう(´・Д・)」
「アレックス、ね。うん、じゃあ、えっと、アレックス、昨夜の事は…」
話し始めたとたんに、また後ろの人ことアレックスがビクッとした。
…僕、名前を呼んだ、だけだよね?
なのに彼はギュッと拳を握りしめた。
それから小刻みに震え始める。
ん?…え。えぇッ( ゜д゜)
「…ッ、~っ」
アレックス、泣いてる?
何故…?:(;゛゜'ω゜'):
泣かしちゃったよ。
しかも、けっこうしっかり泣いている。
思い切って振り向いた。
うわ、…若ッ( ゜д゜)
…ぇえ~ッ!
…君、いくつ?:(;゛゜'ω゜'):
…いや、これも一旦、置いとこう。
これ以上、色々ぶちこむと消化不良で腹下すぜ。
とはいえ…
こんな若くて純情そうな青年に…
僕はなんて事を_:(´ཀ`」 ∠):
あんな事や、こんな事…
言ったり、ヤったり、しちゃったり_:(´ཀ`」 ∠):
やっちまったな…_:(´ཀ`」 ∠):
いや、だから、懺悔は後にしよう!
アレックスが泣いている。
多分、僕の事で泣いているんだ。
そりゃ、そうだよな。
…僕は昨夜、何度、君をセスって呼んだんだろう。
酷い事をしたね。
だから、君の名前をちゃんと言いたい。
僕は今から、アレックスと、話しをするんだ。
君と僕は、愛し合った後にそのまま眠ってしまった恋人同士の様に寄り添っている。
なのに、実際は違っていて、切ない。
「アレックス、泣かないで」
僕の事で傷つかないで。
「アレックス、ごめんよ」
僕とセックスした事で傷ついたんだね。
「アレックス、君は悪くない」
僕を傷つけたと思わないでくれ。
騙したなんて思わなくていい。
「…アレックス。君、僕を愛しているんだよね?」
ちゃんと覚えてるよ。
アレックス、君は僕の事、めっちゃ好きだよね。
だから僕は君を愛する夫と間違えた。
「アレックス、僕も君を愛してた」
俯いて震えていた君は、目を見開いて僕を見た。
「昨夜の僕は君の君らしい所を可愛いって思って、すっごくかんじたんだ」
アレックス。
やっと、僕の事、見てくれたね♡
「僕は、君とセックスした事、嫌じゃない。後悔もしないよ。無かったことにもしたくない!」
アレックス♡
やっと僕達、ちゃんと見つめ合えたね!
(*´꒳`*)
さわやかな朝です♡
希望の朝だ(*´꒳`*)
背中に温もりを感じる。
首筋に吐息を感じる。
僕を抱きしめる腕に、愛を感じる。
セス♡
ちゃんと朝まで居てくれたね。
嬉しくて、まだ起きたくないな♡
だって、君が優しく僕の髪を梳いてくれている。
時どき、ちゅってキスしながら。
セスくん、可愛いが継続中です\(//∇//)\
…でも、せっかく君が居るんだ。
いちゃいちゃしなきゃ、もったいない!
意を決して、目を開く。
おはよう♡ダーリン!
…ん?( ゜д゜)
え。
僕を抱いている腕の、日に焼けた肌が違う。
「…リリィ?」
セスよりも少し高い声の、柔らかさが違う。
匂いが、違う。
触れ合う身体の温もりが、違う。
全然、違う。
僕を背後から抱く男は、僕の夫では無い。
「…誰?」
「ッ…、リリィ…」
あぁ…、この人は、彼では無い。
絶望に目を閉ざす。
怪物を前に、石になった人みたいに身体が動かない。
…どうしよう。
どうしたらいい?
何だよコレ。
もう、怖くて、確かめるのも、嫌だ。
助けて…
誰か助けて…
…いや、誰に助けてもらうんだよ。
セスに?
マックスに?
それは出来ないだろ。
自分が何をしたか、分かってる。
…嫌だ。
僕、夫を間違えた。
知らない男とセックスした。
すごい喜んじゃった…
愛し合ってしまった。
…こんな、嫌だよ。
「貴方は何も悪くない。私が貴方を犯しました」
背後の人が、唐突にそう言った。
(・ω・`)
…そりゃ、そう言ってくれたら、助かるよ。
でも、それは違うから。
僕は君に犯されたりして無いから。
「…弱っておいでの貴方に、それと知りながら、卑怯にも乱暴を働きました」
…あ~、参ったな。
君が本当に強姦魔なら、僕は今すぐ大声で叫ぶ。
この家、誰も居ないように見えて実はしっかり防犯してるからね。
前にポチッた時に、帰国する僕を迎えに来たお役人が警備員に取り囲まれたんだけど…
どこに隠れてたんですか!:(;゛゜'ω゜'):
ってくらい、エゲツない人数のデカくてマッチョなメンズが急に湧いて出て来た。
そりゃ驚いたもんです。
だから。
僕は『クセモノじゃ!であえ!であえ!』って叫ぶだけで、充分な安全を確保出来る。
それからクソ野郎なレイプ犯をぶん殴って、はっ倒して、踏んづけてやるぜ。
(・ω・`)
でも、君。
どう考えても、僕を庇ってる健気な若者じゃないですか。
君、僕に乱暴な事なんていつしたの?
そんなの身に覚え無いよ。
僕はね。
昨夜の事をきっちり覚えてる。
色々と弱ってはいたけど、記憶障害にはなってない。
ちゃんと君の事を分かってる。
どうりで。
セスの癖に可愛かったはずだよ!
別人だったーッ:(;゛゜'ω゜'):
…いや、いや~、いやいや。
…、…、…どうしよっかな。
まぁ、そっか…
ジタバタしても、ね。
噂には聞いてたよ。
似た様な話しを聞いた事はあるんだ。
リストラされた会社の元同僚が、自慢たらしく話していた。
『深酒してさ!目が覚めたら知らない女の子とベッドで寝ててさ~』
…あいつの武勇伝、本当にウザかったな( ˙-˙ )
そんでも、まぁ。
今の僕に参考になりそうな事を言っていた。
『ジタバタしたって始まらないからさ。とにかく様子を窺うわけ。で、丸くおさめる!』
なるほど。
…丸く、丸く、丸くね!
ダーリンズへの罪悪感は一旦、置いとこう。
今、密着している誰だか分からないけどセックスしちゃった人、の方を優先しよう。
居ない人より、居る人をお先に丸く納めてしまいましょう。
だって!
気まずいから:(;゛゜'ω゜'):
それに、何より。
身を固くして、息をつめて、緊張しながら懺悔している…
気の毒な後ろの人をなんとかしてあげねば。
…とりあえず、質問しますかね。
君は、どこの誰なんだい?(´・ω・`)
「…あの、どちら様でしょうか」
後ろの人がビクッとした。
実はまだ、彼(多分)に腕枕されてるし、腰に腕を回されたままです。
だから彼の状態がつぶさに分かる。
「…」
…だんまり、だ。
ということは、言いにくい感じなんだろう。
…わぁ~、知りたくないなぁ:(;゛゜'ω゜'):
聞いといて何だけど。
よし、話しを逸らそう。
とりあえず、もっと答えやすいヤツ!
「…じゃあ、名前は?」
「…」
…え、あれ。
…名前も言いたくないの。
もしかして、ものすっごい奇抜なお名前なのかい?
「…アレク、…アレックスと申します」
アレックス君か。
ちょっと言い淀んでたから、もしかしたら偽名かもね。
ま、いいけど。
じゃ、次行ってみよう(´・Д・)」
「アレックス、ね。うん、じゃあ、えっと、アレックス、昨夜の事は…」
話し始めたとたんに、また後ろの人ことアレックスがビクッとした。
…僕、名前を呼んだ、だけだよね?
なのに彼はギュッと拳を握りしめた。
それから小刻みに震え始める。
ん?…え。えぇッ( ゜д゜)
「…ッ、~っ」
アレックス、泣いてる?
何故…?:(;゛゜'ω゜'):
泣かしちゃったよ。
しかも、けっこうしっかり泣いている。
思い切って振り向いた。
うわ、…若ッ( ゜д゜)
…ぇえ~ッ!
…君、いくつ?:(;゛゜'ω゜'):
…いや、これも一旦、置いとこう。
これ以上、色々ぶちこむと消化不良で腹下すぜ。
とはいえ…
こんな若くて純情そうな青年に…
僕はなんて事を_:(´ཀ`」 ∠):
あんな事や、こんな事…
言ったり、ヤったり、しちゃったり_:(´ཀ`」 ∠):
やっちまったな…_:(´ཀ`」 ∠):
いや、だから、懺悔は後にしよう!
アレックスが泣いている。
多分、僕の事で泣いているんだ。
そりゃ、そうだよな。
…僕は昨夜、何度、君をセスって呼んだんだろう。
酷い事をしたね。
だから、君の名前をちゃんと言いたい。
僕は今から、アレックスと、話しをするんだ。
君と僕は、愛し合った後にそのまま眠ってしまった恋人同士の様に寄り添っている。
なのに、実際は違っていて、切ない。
「アレックス、泣かないで」
僕の事で傷つかないで。
「アレックス、ごめんよ」
僕とセックスした事で傷ついたんだね。
「アレックス、君は悪くない」
僕を傷つけたと思わないでくれ。
騙したなんて思わなくていい。
「…アレックス。君、僕を愛しているんだよね?」
ちゃんと覚えてるよ。
アレックス、君は僕の事、めっちゃ好きだよね。
だから僕は君を愛する夫と間違えた。
「アレックス、僕も君を愛してた」
俯いて震えていた君は、目を見開いて僕を見た。
「昨夜の僕は君の君らしい所を可愛いって思って、すっごくかんじたんだ」
アレックス。
やっと、僕の事、見てくれたね♡
「僕は、君とセックスした事、嫌じゃない。後悔もしないよ。無かったことにもしたくない!」
アレックス♡
やっと僕達、ちゃんと見つめ合えたね!
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