未知色キャンバス


「パレット!パレット!パレット!…」

日本最大のスタジアムは超満員。
割れんばかりの歓声が会場中に響いている。

18:00 開演の時間。


煙幕とともにステージ上に現れた彼らは、オーラに包まれ、直視出来ないほど眩しい。

「あれがPalletね。わくわくする!」


私の名前は、松田沙月。

今日から彼らのマネージャーになりました。
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