紫冥の咎人

 魔女の領域は突然、現れた。初めは何にもない土地から森の資源が豊富な村の人たちが第一発見者だ。資源を巡って展開されたものなのかは知らずただある時からその半径800m内で不思議な生物が潜みはじめた。フォルクス レルバーツはその探査機関《赤の碧》の指揮官だ。領域内は資源を更地にする魔女討伐部隊団長の元、任務を全うしていた。
 得体の知れない動物の破片。異形すぎる死骸は生命線を狂わせる領域。
 探査機関は前例がない戦闘力に優れた集団であり知る人はいない。消された記憶と罪人の心が入れ混じった集合体だと言われている。『玲音』装備を身体に纏うことによって彼等は犯した罪の再現を苦しみながら戦闘へ駆り出され自我を失うものもいる。
 死人に口なしはこのこと。資源の奪還と魔女を倒さなければ領域内から外へ侵食を開始し人々は滅んでしまう。罪人の声が聞こえ荒れ狂う戦士。聞き分けのない自称人質。探査機関《赤の碧》は曲者揃いの集団なのだ。使命は資源を台無しにしてくる魔女の活動が無くなるまで。
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