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そうやってグチグチ言うなら、権力使って追い出せばいいじゃないか!!!!!
いい加減自覚してほしい、どれだけハイスペックなイケメンなのかをだ!!!!!!!
姉にすれば美男美女で絵になるとうっとりとしていたと兄から聞いた時は本当にうんざりしてしまったぐらいだ。
確かに私以外は皆美男美女で有名な家系だが……それだって限度がある。
実家は伯爵家で、父は騎士団の団長を務める脳筋だ。
兄も幼少期より鍛えられそこそこの腕をしているが、それでも母の異常なまでの教育に少々常識をかいている。
でも騎士団で常識を叩きこまれマシになったのだが、姉は非常識なままなので本当に恥ずかしい。
それなのになんで私にグチグチ文句言うんだ!!!!!
「私は忙しいので、もういいですか?」
「一応俺、君の上司だよ?」
「なら辞めさせてくれて結構です」
私はそれだけ言って部屋を出て行った。
これから洗濯物を洗いに行くのだ。
これ以上時間が過ぎると乾かなくなってしまう。
私は慌てて洗い場に行き、取り掛かった。
本当であれば私の仕事ではないが、これも私に押し付けられたのだ。
やらなきゃいいと思うだろうが、やらなければさらに仕事を押し付けてくるのだから、寝る時間を削ってやっていたこともあった。
ノア様に何度注意されても無理なことに諦め、素直に従っているのだが……
どんなに辞めさせて新しい子を入れても、すぐに同じように仕事を私に押し付けてくるのだ。
辞めていいよね?
辞めたいんですけど……
考えてみればなんで私こんなことやっているんだろう?
兄に相談して辞めよう。
辞めてやるんだから!!!!!
私は心に決め、洗濯を済ませると騎士団に行ったのだ。
兄が駄目なら父に頼むまでだ!!!!!
私は決意を新たにしたのに挫折した。
先回りされた。
殿下に先回りされ父と兄に釘を指されたのだ。
辞められないじゃないか!!!!!!!!!!
またあの地獄のような日々を送るのか……
何度、入れ替えても同じことをしてくるおバカたちをどうにかしてほしい。
このままだと私は休みもなく働くことになる。
疲れがどっと出たが、残りの仕事をするべく戻ったのだ。
殿下が自分たちに味方したと思ったおバカたちは、さらに拍車をかけ私に仕事を押し付けてきたのです。
それこそ、朝から夜遅くまで仕事をしクタクタになり眠りに就くのだ。
晩御飯の時間に間に合わずここ最近晩御飯を食べることができなかったのだ。
そうなれば必然と痩せていき今までの制服がぶかぶかになってしまったのだ。
ノア様は心配し王妃様に言ってくれたが改善はされなかったのだ。
休みなく働き、かれこれ一か月が過ぎようとしていた時私は過労で倒れてしまったのだ。
私が倒れてしまった後、王宮はひっちゃかめっちゃかで大変だったと、ノア様が笑いながら言っていたのだが、目だけは全然笑っていなかったのだ。
いい加減自覚してほしい、どれだけハイスペックなイケメンなのかをだ!!!!!!!
姉にすれば美男美女で絵になるとうっとりとしていたと兄から聞いた時は本当にうんざりしてしまったぐらいだ。
確かに私以外は皆美男美女で有名な家系だが……それだって限度がある。
実家は伯爵家で、父は騎士団の団長を務める脳筋だ。
兄も幼少期より鍛えられそこそこの腕をしているが、それでも母の異常なまでの教育に少々常識をかいている。
でも騎士団で常識を叩きこまれマシになったのだが、姉は非常識なままなので本当に恥ずかしい。
それなのになんで私にグチグチ文句言うんだ!!!!!
「私は忙しいので、もういいですか?」
「一応俺、君の上司だよ?」
「なら辞めさせてくれて結構です」
私はそれだけ言って部屋を出て行った。
これから洗濯物を洗いに行くのだ。
これ以上時間が過ぎると乾かなくなってしまう。
私は慌てて洗い場に行き、取り掛かった。
本当であれば私の仕事ではないが、これも私に押し付けられたのだ。
やらなきゃいいと思うだろうが、やらなければさらに仕事を押し付けてくるのだから、寝る時間を削ってやっていたこともあった。
ノア様に何度注意されても無理なことに諦め、素直に従っているのだが……
どんなに辞めさせて新しい子を入れても、すぐに同じように仕事を私に押し付けてくるのだ。
辞めていいよね?
辞めたいんですけど……
考えてみればなんで私こんなことやっているんだろう?
兄に相談して辞めよう。
辞めてやるんだから!!!!!
私は心に決め、洗濯を済ませると騎士団に行ったのだ。
兄が駄目なら父に頼むまでだ!!!!!
私は決意を新たにしたのに挫折した。
先回りされた。
殿下に先回りされ父と兄に釘を指されたのだ。
辞められないじゃないか!!!!!!!!!!
またあの地獄のような日々を送るのか……
何度、入れ替えても同じことをしてくるおバカたちをどうにかしてほしい。
このままだと私は休みもなく働くことになる。
疲れがどっと出たが、残りの仕事をするべく戻ったのだ。
殿下が自分たちに味方したと思ったおバカたちは、さらに拍車をかけ私に仕事を押し付けてきたのです。
それこそ、朝から夜遅くまで仕事をしクタクタになり眠りに就くのだ。
晩御飯の時間に間に合わずここ最近晩御飯を食べることができなかったのだ。
そうなれば必然と痩せていき今までの制服がぶかぶかになってしまったのだ。
ノア様は心配し王妃様に言ってくれたが改善はされなかったのだ。
休みなく働き、かれこれ一か月が過ぎようとしていた時私は過労で倒れてしまったのだ。
私が倒れてしまった後、王宮はひっちゃかめっちゃかで大変だったと、ノア様が笑いながら言っていたのだが、目だけは全然笑っていなかったのだ。
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