13 / 49
第一章:まずは、スタートラインに立つために。
13.蚊帳の外ってこういうこと
しおりを挟む
そっと窺うようにセフィルニムを見つめれば、常と変わらぬ笑顔を返されるのだが。あの状況を受けても常通りの笑顔というのが、聞くな、と言っているようにも思える。
(えい! こんな所で空気を読んでどうする私! ここは怒れる部長が場を支配した会議室じゃないんだぞ! 訊きたい事ははっきり訊け!)
ぎゅっと目を瞑って、私はあえて空気読まない、と心で唱える。
「ニム」
ちゃんと話せるように歩みを止め、向き合う。
「どうしたの?」
「さっきの騒動は何? セスは大丈夫なの? 私ができることはある? 何か知っているなら教えて」
口に出して訊けば、フランセスカの身に危機が降りかかっているように思えて、顔が泣きそうに歪んだ。
「そんなに悲しそうにしないで」
顔が歪んでしまった事に自覚のなかったミネルヴァは、セフィルニムの方こそ悲しそうだと思ったが、確かに自分の眉間も深く寄っている。手で眉間に触れ、伸ばしていると、彼は小さく笑った。
「今ね、セスは怒ってるんだ」
「怒る? 私のせい?」
フランセスカは確かにリリィに腹を立てていた。だが、それはあくまで非常識な態度を咎め諌めていただけだ。もし何か怒る事があるとすれば、それは修学式の事ではないだろうか。
「違う。確かに、ミーナの事でもセスは怒っていたけど。あの騒動はミーナのせいじゃない」
「でも………」
不安そうに瞳を揺らすミネルヴァに、セフィルニムは元気づけるよう微笑みかける。
「セスは言ってたよ。公爵家令嬢としてするべきことがあるって。あれはセスが自分の役割だと決めて臨んでいること。だから、ミーナは、心配だろうけど、応援してあげて」
セフィルニムはいつもの微笑みを浮かべていたが、その目は真剣な兄のものだった。
「何をすれば応援になるの?」
「今だとあの騒動に関わらないことかな」
「役に立たないって事…?」
「違うよ。違うから、そんな顔をしないで。ほら、笑って」
「笑えないわ」
「役に立たないとか考えてない。ただ、ミーナが隣に居たら、絶対にセスは感情的になるだろう? 相手が感情的な時はそういうのまずいから、セスが冷静でいられるように、今は隠れてて欲しいなってことなんだ」
自分が出て行ってフランセスカが感情的になるなら、やっぱり自分のせいであの事態が起きているのだな、とは解ってしまった。だが、小さな子をあやすような言い方に、ごねては本当に子供だろうと察して押し黙る。フランセスカのするべき事の内容は聞けていないが、セフィルニムが真剣に頼んでくるのだから、今はここで大人しくしていようと決めた。
「後で、全部、ちゃんと教えてね」
「もちろん」
目が赤くなっているから、少し遠回りして行こう言われ、セフィルニムの先導するままに付き合う。そろそろ良いかなと呟いた後、ようやく卒院式の本会場へ向かうと、式場は開式前の穏やかな喧騒に包まれていた。
しかも、ミネルヴァが疑問を浮べ見回すと、会場には王太子とリリィが居ない。
(さっきまで、壇上に…? 婚約発表だったんじゃ? ゴンドラにでも乗って現れるのかしら…?)
式場の雰囲気は全く円満で、つい先程垣間見たはずの騒動が見間違いだったのかとさえ思える。
「ミーナ!」
「セス」
「良かった。ちょっと遅いから心配したのよ」
「………ごめんなさい」
疑問を口にしかかって、ぐっと堪える。
「別に謝る必要なんかありませんわ。もう」
フランセスカは心底楽しそうだ。騒動の際に見た背の緊張したような所は微塵も無い。
ミネルヴァの置いてけぼりな感情はどこ吹く風、とばかりに、卒院式は国王妃の言葉で開式した。
一切の滞りなく式は進んでいき、ミネルヴァもセフィルニムと踊った後くらいから考えるのがどうでもよくなり、終わる頃にはすっかり楽しんでしまう。
国王による若者達への薫陶を最後に、卒院生達は三々五々それぞれの派閥で二次会へ向かった。
ミネルヴァも、話を聞こうと従兄姉達と共に下がる。
そして、顛末を聞かされ、正直何を言っているのかすんなりとは理解できなかった。
ミネルヴァらしくもなくわずかに口を開けてぽかんとしてしまう。
「まぁ、公爵家の娘として、ちゃんと締める所は締めないと駄目だなって思いましたの」
そう言って可愛らしく微笑むフランセスカは、修学式前から既に色々動き始めていたらしい。そして、その事前根回しのコネを使って、三ヶ月半の間に、王太子を弾劾する準備を整えたというのだ。
(弾劾って…?)
言葉の意味は解るが、何故フランセスカが王太子を弾劾するのかが解らない。
王太子の不在はフランセスカの弾劾によるものだったらしい。正確には、あくまで弾劾された内容の精査のため退いたということらしいが。
(あれー…証拠がって、叫んでたのリリィ・マリア・ネート子爵令嬢の方だったはずじゃ?)
リリィの不在理由は更に深刻だ。
曰く、
「いったいどんな馬鹿に入れ知恵をされたのか解りませんけれど。あの低脳女、わたくしの罪状を上げ連ねて断罪するつもりだったらしいの。ありえませんわよね、自分の行状を棚に上げて。だからちゃんと身の潔白を証明しましたわ」
とのことだ。
結果、侮辱罪と公文書偽造罪を主な罪として捕まり、投獄されたらしい。
(と、投獄…? もう、駄目、本当に全然追いつけない。大団円の卒院式は何処に行ったの? 私の知るあのイラストは一体何? 公式に婚約者交代でめでたしめでたしだったのではないの?)
一応、ミネルヴァとしての知識が二人の説明をちゃんと理解しているのだが、彼女自身の知識と主に感情面が納得するのを妨げていた。
「まぁ、何はともあれ、これでミーナは自由の身ですわね」
ぎゅっと手を握って、本当に、まるで褒められるのを待つ子供のような、得意満面な顔でフランセスカが笑う。
「え?」
「ミーナのように綺麗で可愛くて優しくて努力家で健気で真面目で慎み深くたおやかで淑やかで」
「待ってセス。どうしたの?」
突然始まった褒め殺しにミネルヴァが慌ててフランセスカの言葉を遮る。
「だってわたくし常々思っておりましたの」
一方遮られたフランセスカは、特に気にした様子もなく。腰に手を当ててわずかに胸を張る。
「ミーナに馬鹿が相手では役者不足もいいところですわ」
「セス…不敬だわ」
「あら、別に王子としての資質を貶してはおりませんのよ? ただ男としてみみっちいカスだと言っているだけですわ」
「………」
ミネルヴァはぱくぱくと口を動かしたが、声は出せなかった。
元々耳を疑うような言葉を吐き出す事はある。だが、此処まではっきりと貶しているのは初めて聞いた。
(もしかして、セスって、いままでミネルヴァに配慮して話す言葉を選んでたの?)
あれで言葉が選ばれていたのかという驚きはあるが、思いついてみればこの考えはしっくりきた。
「セス。大好き」
「わたくしもよ!」
言いたい事も訊きたい事も山とあったはずなのだが、総合するとその一言しか出てこなかった。
ぱっと満面の笑顔になったフランセスカとドレスに皺が寄るのも気にせずに抱き締め合う。彼女だけではなくミネルヴァも、大好き、と心の中で叫んでいた。
産まれてからずっと人生をかけていた。見てはいけないと言われていたから他など見てこなかった。比べてこなかった。だが、フランセスカに自由だと言われて振り返ると、驚くべき事になんの未練も見当たらない。
「ミーナ! どうしましたの!」
ミネルヴァの瞳からぽろぽろと涙がこぼれ落ちる。
「違うのセス、嬉しいのよ。私、今ならイーグルの様に空だって飛んでみせるわ!」
涙は止まらないのだが、ミネルヴァが確かに嬉しそうに声を上げて笑うのを見て、フランセスカとセフィルニムは顔を見合わせて共に笑った。
まだ世の柵など意識していなかった、幼い頃のように、ただ楽しく笑い合った。
□fin
(えい! こんな所で空気を読んでどうする私! ここは怒れる部長が場を支配した会議室じゃないんだぞ! 訊きたい事ははっきり訊け!)
ぎゅっと目を瞑って、私はあえて空気読まない、と心で唱える。
「ニム」
ちゃんと話せるように歩みを止め、向き合う。
「どうしたの?」
「さっきの騒動は何? セスは大丈夫なの? 私ができることはある? 何か知っているなら教えて」
口に出して訊けば、フランセスカの身に危機が降りかかっているように思えて、顔が泣きそうに歪んだ。
「そんなに悲しそうにしないで」
顔が歪んでしまった事に自覚のなかったミネルヴァは、セフィルニムの方こそ悲しそうだと思ったが、確かに自分の眉間も深く寄っている。手で眉間に触れ、伸ばしていると、彼は小さく笑った。
「今ね、セスは怒ってるんだ」
「怒る? 私のせい?」
フランセスカは確かにリリィに腹を立てていた。だが、それはあくまで非常識な態度を咎め諌めていただけだ。もし何か怒る事があるとすれば、それは修学式の事ではないだろうか。
「違う。確かに、ミーナの事でもセスは怒っていたけど。あの騒動はミーナのせいじゃない」
「でも………」
不安そうに瞳を揺らすミネルヴァに、セフィルニムは元気づけるよう微笑みかける。
「セスは言ってたよ。公爵家令嬢としてするべきことがあるって。あれはセスが自分の役割だと決めて臨んでいること。だから、ミーナは、心配だろうけど、応援してあげて」
セフィルニムはいつもの微笑みを浮かべていたが、その目は真剣な兄のものだった。
「何をすれば応援になるの?」
「今だとあの騒動に関わらないことかな」
「役に立たないって事…?」
「違うよ。違うから、そんな顔をしないで。ほら、笑って」
「笑えないわ」
「役に立たないとか考えてない。ただ、ミーナが隣に居たら、絶対にセスは感情的になるだろう? 相手が感情的な時はそういうのまずいから、セスが冷静でいられるように、今は隠れてて欲しいなってことなんだ」
自分が出て行ってフランセスカが感情的になるなら、やっぱり自分のせいであの事態が起きているのだな、とは解ってしまった。だが、小さな子をあやすような言い方に、ごねては本当に子供だろうと察して押し黙る。フランセスカのするべき事の内容は聞けていないが、セフィルニムが真剣に頼んでくるのだから、今はここで大人しくしていようと決めた。
「後で、全部、ちゃんと教えてね」
「もちろん」
目が赤くなっているから、少し遠回りして行こう言われ、セフィルニムの先導するままに付き合う。そろそろ良いかなと呟いた後、ようやく卒院式の本会場へ向かうと、式場は開式前の穏やかな喧騒に包まれていた。
しかも、ミネルヴァが疑問を浮べ見回すと、会場には王太子とリリィが居ない。
(さっきまで、壇上に…? 婚約発表だったんじゃ? ゴンドラにでも乗って現れるのかしら…?)
式場の雰囲気は全く円満で、つい先程垣間見たはずの騒動が見間違いだったのかとさえ思える。
「ミーナ!」
「セス」
「良かった。ちょっと遅いから心配したのよ」
「………ごめんなさい」
疑問を口にしかかって、ぐっと堪える。
「別に謝る必要なんかありませんわ。もう」
フランセスカは心底楽しそうだ。騒動の際に見た背の緊張したような所は微塵も無い。
ミネルヴァの置いてけぼりな感情はどこ吹く風、とばかりに、卒院式は国王妃の言葉で開式した。
一切の滞りなく式は進んでいき、ミネルヴァもセフィルニムと踊った後くらいから考えるのがどうでもよくなり、終わる頃にはすっかり楽しんでしまう。
国王による若者達への薫陶を最後に、卒院生達は三々五々それぞれの派閥で二次会へ向かった。
ミネルヴァも、話を聞こうと従兄姉達と共に下がる。
そして、顛末を聞かされ、正直何を言っているのかすんなりとは理解できなかった。
ミネルヴァらしくもなくわずかに口を開けてぽかんとしてしまう。
「まぁ、公爵家の娘として、ちゃんと締める所は締めないと駄目だなって思いましたの」
そう言って可愛らしく微笑むフランセスカは、修学式前から既に色々動き始めていたらしい。そして、その事前根回しのコネを使って、三ヶ月半の間に、王太子を弾劾する準備を整えたというのだ。
(弾劾って…?)
言葉の意味は解るが、何故フランセスカが王太子を弾劾するのかが解らない。
王太子の不在はフランセスカの弾劾によるものだったらしい。正確には、あくまで弾劾された内容の精査のため退いたということらしいが。
(あれー…証拠がって、叫んでたのリリィ・マリア・ネート子爵令嬢の方だったはずじゃ?)
リリィの不在理由は更に深刻だ。
曰く、
「いったいどんな馬鹿に入れ知恵をされたのか解りませんけれど。あの低脳女、わたくしの罪状を上げ連ねて断罪するつもりだったらしいの。ありえませんわよね、自分の行状を棚に上げて。だからちゃんと身の潔白を証明しましたわ」
とのことだ。
結果、侮辱罪と公文書偽造罪を主な罪として捕まり、投獄されたらしい。
(と、投獄…? もう、駄目、本当に全然追いつけない。大団円の卒院式は何処に行ったの? 私の知るあのイラストは一体何? 公式に婚約者交代でめでたしめでたしだったのではないの?)
一応、ミネルヴァとしての知識が二人の説明をちゃんと理解しているのだが、彼女自身の知識と主に感情面が納得するのを妨げていた。
「まぁ、何はともあれ、これでミーナは自由の身ですわね」
ぎゅっと手を握って、本当に、まるで褒められるのを待つ子供のような、得意満面な顔でフランセスカが笑う。
「え?」
「ミーナのように綺麗で可愛くて優しくて努力家で健気で真面目で慎み深くたおやかで淑やかで」
「待ってセス。どうしたの?」
突然始まった褒め殺しにミネルヴァが慌ててフランセスカの言葉を遮る。
「だってわたくし常々思っておりましたの」
一方遮られたフランセスカは、特に気にした様子もなく。腰に手を当ててわずかに胸を張る。
「ミーナに馬鹿が相手では役者不足もいいところですわ」
「セス…不敬だわ」
「あら、別に王子としての資質を貶してはおりませんのよ? ただ男としてみみっちいカスだと言っているだけですわ」
「………」
ミネルヴァはぱくぱくと口を動かしたが、声は出せなかった。
元々耳を疑うような言葉を吐き出す事はある。だが、此処まではっきりと貶しているのは初めて聞いた。
(もしかして、セスって、いままでミネルヴァに配慮して話す言葉を選んでたの?)
あれで言葉が選ばれていたのかという驚きはあるが、思いついてみればこの考えはしっくりきた。
「セス。大好き」
「わたくしもよ!」
言いたい事も訊きたい事も山とあったはずなのだが、総合するとその一言しか出てこなかった。
ぱっと満面の笑顔になったフランセスカとドレスに皺が寄るのも気にせずに抱き締め合う。彼女だけではなくミネルヴァも、大好き、と心の中で叫んでいた。
産まれてからずっと人生をかけていた。見てはいけないと言われていたから他など見てこなかった。比べてこなかった。だが、フランセスカに自由だと言われて振り返ると、驚くべき事になんの未練も見当たらない。
「ミーナ! どうしましたの!」
ミネルヴァの瞳からぽろぽろと涙がこぼれ落ちる。
「違うのセス、嬉しいのよ。私、今ならイーグルの様に空だって飛んでみせるわ!」
涙は止まらないのだが、ミネルヴァが確かに嬉しそうに声を上げて笑うのを見て、フランセスカとセフィルニムは顔を見合わせて共に笑った。
まだ世の柵など意識していなかった、幼い頃のように、ただ楽しく笑い合った。
□fin
41
あなたにおすすめの小説
転生した子供部屋悪役令嬢は、悠々快適溺愛ライフを満喫したい!
木風
恋愛
婚約者に裏切られ、成金伯爵令嬢の仕掛けに嵌められた私は、あっけなく「悪役令嬢」として婚約を破棄された。
胸に広がるのは、悔しさと戸惑いと、まるで物語の中に迷い込んだような不思議な感覚。
けれど、この身に宿るのは、かつて過労に倒れた29歳の女医の記憶。
勉強も社交も面倒で、ただ静かに部屋に籠もっていたかったのに……
『神に愛された強運チート』という名の不思議な加護が、私を思いもよらぬ未来へと連れ出していく。
子供部屋の安らぎを夢見たはずが、待っていたのは次期国王……王太子殿下のまなざし。
逃れられない運命と、抗いようのない溺愛に、私の物語は静かに色を変えていく。
時に笑い、時に泣き、時に振り回されながらも、私は今日を生きている。
これは、婚約破棄から始まる、転生令嬢のちぐはぐで胸の騒がしい物語。
※本作は「小説家になろう」「アルファポリス」にて同時掲載しております。
表紙イラストは、Wednesday (Xアカウント:@wednesday1029)さんに描いていただきました。
※イラストは描き下ろし作品です。無断転載・無断使用・AI学習等は一切禁止しております。
©︎子供部屋悪役令嬢 / 木風 Wednesday
悪役令嬢に転生したら手遅れだったけど悪くない
おこめ
恋愛
アイリーン・バルケスは断罪の場で記憶を取り戻した。
どうせならもっと早く思い出せたら良かったのに!
あれ、でも意外と悪くないかも!
断罪され婚約破棄された令嬢のその後の日常。
※うりぼう名義の「悪役令嬢婚約破棄諸々」に掲載していたものと同じものです。
婚約者を奪い返そうとしたらいきなり溺愛されました
宵闇 月
恋愛
異世界に転生したらスマホゲームの悪役令嬢でした。
しかも前世の推し且つ今世の婚約者は既にヒロインに攻略された後でした。
断罪まであと一年と少し。
だったら断罪回避より今から全力で奪い返してみせますわ。
と意気込んだはいいけど
あれ?
婚約者様の様子がおかしいのだけど…
※ 4/26
内容とタイトルが合ってないない気がするのでタイトル変更しました。
ヒロインしか愛さないはずの公爵様が、なぜか悪女の私を手放さない
魚谷
恋愛
伯爵令嬢イザベラは多くの男性と浮名を流す悪女。
そんな彼女に公爵家当主のジークベルトとの縁談が持ち上がった。
ジークベルトと対面した瞬間、前世の記憶がよみがえり、この世界が乙女ゲームであることを自覚する。
イザベラは、主要攻略キャラのジークベルトの裏の顔を知ってしまったがために、冒頭で殺されてしまうモブキャラ。
ゲーム知識を頼りに、どうにか冒頭死を回避したイザベラは最弱魔法と言われる付与魔法と前世の知識を頼りに便利グッズを発明し、離婚にそなえて資金を確保する。
いよいよジークベルトが、乙女ゲームのヒロインと出会う。
離婚を切り出されることを待っていたイザベラだったが、ジークベルトは平然としていて。
「どうして俺がお前以外の女を愛さなければならないんだ?」
予想外の溺愛が始まってしまう!
(世界の平和のためにも)ヒロインに惚れてください、公爵様!!
〘完〙前世を思い出したら悪役皇太子妃に転生してました!皇太子妃なんて罰ゲームでしかないので円満離婚をご所望です
hanakuro
恋愛
物語の始まりは、ガイアール帝国の皇太子と隣国カラマノ王国の王女との結婚式が行われためでたい日。
夫婦となった皇太子マリオンと皇太子妃エルメが初夜を迎えた時、エルメは前世を思い出す。
自著小説『悪役皇太子妃はただ皇太子の愛が欲しかっただけ・・』の悪役皇太子妃エルメに転生していることに気付く。何とか初夜から逃げ出し、混乱する頭を整理するエルメ。
すると皇太子の愛をいずれ現れる癒やしの乙女に奪われた自分が乙女に嫌がらせをして、それを知った皇太子に離婚され、追放されるというバッドエンドが待ち受けていることに気付く。
訪れる自分の未来を悟ったエルメの中にある想いが芽生える。
円満離婚して、示談金いっぱい貰って、市井でのんびり悠々自適に暮らそうと・・
しかし、エルメの思惑とは違い皇太子からは溺愛され、やがて現れた癒やしの乙女からは・・・
はたしてエルメは円満離婚して、のんびりハッピースローライフを送ることができるのか!?
ざまぁされるのが確実なヒロインに転生したので、地味に目立たず過ごそうと思います
真理亜
恋愛
私、リリアナが転生した世界は、悪役令嬢に甘くヒロインに厳しい世界だ。その世界にヒロインとして転生したからには、全てのプラグをへし折り、地味に目立たず過ごして、ざまぁを回避する。それしかない。生き延びるために! それなのに...なぜか悪役令嬢にも攻略対象にも絡まれて...
乙女ゲームのヒロインに転生したのに、ストーリーが始まる前になぜかウチの従者が全部終わらせてたんですが
侑子
恋愛
十歳の時、自分が乙女ゲームのヒロインに転生していたと気づいたアリス。幼なじみで従者のジェイドと準備をしながら、ハッピーエンドを目指してゲームスタートの魔法学園入学までの日々を過ごす。
しかし、いざ入学してみれば、攻略対象たちはなぜか皆他の令嬢たちとラブラブで、アリスの入る隙間はこれっぽっちもない。
「どうして!? 一体どうしてなの~!?」
いつの間にか従者に外堀を埋められ、乙女ゲームが始まらないようにされていたヒロインのお話。
【完結】【35万pt感謝】転生したらお飾りにもならない王妃のようなので自由にやらせていただきます
宇水涼麻
恋愛
王妃レイジーナは出産を期に入れ替わった。現世の知識と前世の記憶を持ったレイジーナは王子を産む道具である現状の脱却に奮闘する。
さらには息子に殺される運命から逃れられるのか。
中世ヨーロッパ風異世界転生。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる