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【非公式】くすぐりサークル編
2.先輩たちとくすぐりプレイ
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佑樹が頷いたのを確認すると、玲司はふっと笑みを浮かべて後の2人に目で合図した。
すると、知夏が立ち上がって佑樹の背後に回る。
「佑樹君、両手上に上げて」
「っ⋯」
戸惑う間もなく、両手を頭の後ろ、ソファの背凭れに押し付けられた。
真っ赤になって俯くと、玲司に顎を捉えられ顔を上げさせられる。
「やめてほしくなったら、ストップって言ってね」
「ぁ、はぃ⋯」
玲司の手が腋に触れ、服の上から指先で軽く引っ掻いてくる。
「っ、んっ、」
ビクっと僅かに震えると、そのままTシャツの上からこちょこちょとくすぐられた。
「ふふ⋯、や、あはは、やぁっ⋯」
佑樹は笑い声を上げながら、くすぐったさから逃れるように身を捩った。と言っても、両手を押さえられてしまっているので、大した抵抗にはならなかった。
「か~わい。くすぐったい?」
「ひゃっ、あははは! はあっ、」
佑樹はこくこくと頷く。ふと気が付くと、玲司とは反対側の隣に翔平が座っていた。
翔平が手を伸ばしてくると、場所を譲るように、玲司の手が片方脇腹に移動する。すぐに翔平の手も佑樹の身体に触れ、計4本の手で腋と脇腹をくすぐられて、佑樹は笑いながら左右に身体を揺すった。
「ひゃああっ、く、すぐった、あははは」
「ふふ。すごい力入ったよ?」
「そりゃ、2人がかりでくすぐればな」
腕を押さえている知夏が、くすくす笑いながら力を込めてくる。
「佑樹君、脇腹の方が弱そうだね~。こちょこちょこちょ~」
「あはははは! ああ、やだ、まっ、あははは、す、ストップ!」
佑樹がたまらずにストップをかけると、3人はパッと手を離した。
荒く息を吐きながら、目尻に溜まった涙を拭う。その様子を後ろで見ていた知夏が、優しく頭を撫でてくれた。
少しして呼吸が落ち着いてくると、玲司が顔を覗き込んでくる。
「大丈夫?」
「はっ、ぁ、はい⋯」
「もうやめる?」
「え⋯? あ⋯」
頭を撫でていた知夏の手が、髪を梳くような感じに変わり、耳の縁をゆっくりと撫でてくる。
ゾクッと背筋に震えが走り、潤んだ目で正面の玲司を見つめた。
「それとも、もうちょっとしたい?」
「⋯⋯、はい⋯」
頭がふわふわして思考が溶ける。佑樹はそっと目を閉じた。
✦✦✦
目の前に置かれていたテーブルがどかされ、代わりに翔平が、クッションが付いた小さな台を持ってきた。
なんだろうと思って見つめていると、玲司に耳許で甘く囁かれて理解した。
「佑樹君、靴と靴下脱いで、そこに足乗せて」
「っ⋯」
言われた通りに足を乗せると、その前に知夏と翔平が座る。
「爪ちっちゃい。可愛い足だねぇ」
「んっ⋯」
足の裏をスーッと指先で撫で下ろされ、思わず逃げるように膝を曲げるが、片足ずつ押さえられてしまっては逃げることは出来なかった。そのままこちょこちょと土踏まずをくすぐられる。
「はっ、はは、あははははは!」
足の裏をピンと張った状態でくすぐられると我慢出来なくて、佑樹は嫌々と身を捩った。
すると、いつの間にか背後に移動していた玲司が、後ろから抱きしめるように腕を回してきた。その手にはベルトのようなものを持っている。
「あんまり動くとソファから落ちちゃいそうで危ないからね」
そう言って、手にしたベルトで佑樹の腰の辺りを拘束すると、こちょこちょとお腹周りに指を這わせてくる。
「っ、やっ、あぁぁ!」
佑樹の声が高くなると、玲司はTシャツの裾から手を差し込み、直接肌に触れてきた。
「あ!? 待って、ひゃははははは! やぁあっ、」
身動きのとれない状態で弱点の脇腹をくすぐられて、佑樹は悲鳴のような声を上げて玲司の腕を掴んだ。けれど全く力は入っておらず、静止には至らない。
「あっ、せんぱ⋯、そこだめっ、あははは!」
「じゃあこっちはいいのか? ほら」
「ひゃあ! あ、足もだめっ、ああっ!」
「ここは櫛とかでもくすぐったいから、次来たらそれもしてあげるね」
「っ⋯!」
次。そんな言葉にもなぜか甘い期待を覚えてしまう。
「あは。じゃあそろそろいいかな⋯。佑樹君、1から10まで好きな数字選んで」
「え⋯?」
「10を選んだら、後10分間くすぐる。1なら1分ね」
「⋯⋯え?」
佑樹は困惑した。ただ選ぶだけ? なんの条件とかもなく?
「安心して。ほんとにただ時間決めるだけだから」
「まあ1回決めたら、その間はストップ言ってもやめないけどな」
「ぅ⋯⋯」
これは、きっと1を選ぶべきなんだろう。だって自分から長くくすぐって欲しいと言うなんて恥ずかし過ぎる。でも⋯。
3人の言葉に、佑樹は悩む。
あとたった1分で終わってしまうのは惜しいと思っている自分がいた。
特に玲司に優しく腋や脇腹をくすぐられるのは、気持ち良さも含まれていて、もっとして欲しいと思ってしまっている。
佑樹が悩んでいることに気付いているかのように、3人の手が優しく快感を引き出すようなものに変わる。
佑樹は喘ぐような吐息を吐き出した。
「どうする? 決まった?」
「ぁ⋯、さ、3⋯」
「ふふ。りょーかい。じゃあ後3分ね」
「⋯は、っあ!? あははは、やあぁあ!」
玲司の言葉と同時に、愛撫のようだった動きが佑樹が弱い触り方に変わる。残りの3分間、佑樹は強烈なくすぐったさに襲われ、頭が真っ白になった。
✦✦✦
「送っていこうか?」
「いぃいえ! 大丈夫です! 失礼します」
佑樹を送り出した頃には、すっかり夕方になってしまっていた。
送っていくのは強めに拒否されてしまったので、玲司は、またおいで、と笑ってひらひらと手を振る。
「可愛い子で良かったじゃん」
「玲司が目をつけてたのって、佑樹君のこと?」
「まあ、な」
ドアを閉めた後、翔平と知夏にそう声をかけられる。
今日、佑樹がここへ来たのは、全くの偶然というわけではない。佑樹の友達に裏サークルのSNSを教えたのは玲司だからだ。
以前、たまたま学食で近くに座った際に、ずいぶん可愛い子がいるな~と思っていたのだが、彼らが裏サークルの話をしていたのが聞こえてしまい、それなら、とちょっと餌を撒いてみたのだ。
まさか本当に目当ての子が来てくれるとは思わなかったけれど。
「また来てくれるといいな~」
玲司はくすっと笑みを浮かべた。
すると、知夏が立ち上がって佑樹の背後に回る。
「佑樹君、両手上に上げて」
「っ⋯」
戸惑う間もなく、両手を頭の後ろ、ソファの背凭れに押し付けられた。
真っ赤になって俯くと、玲司に顎を捉えられ顔を上げさせられる。
「やめてほしくなったら、ストップって言ってね」
「ぁ、はぃ⋯」
玲司の手が腋に触れ、服の上から指先で軽く引っ掻いてくる。
「っ、んっ、」
ビクっと僅かに震えると、そのままTシャツの上からこちょこちょとくすぐられた。
「ふふ⋯、や、あはは、やぁっ⋯」
佑樹は笑い声を上げながら、くすぐったさから逃れるように身を捩った。と言っても、両手を押さえられてしまっているので、大した抵抗にはならなかった。
「か~わい。くすぐったい?」
「ひゃっ、あははは! はあっ、」
佑樹はこくこくと頷く。ふと気が付くと、玲司とは反対側の隣に翔平が座っていた。
翔平が手を伸ばしてくると、場所を譲るように、玲司の手が片方脇腹に移動する。すぐに翔平の手も佑樹の身体に触れ、計4本の手で腋と脇腹をくすぐられて、佑樹は笑いながら左右に身体を揺すった。
「ひゃああっ、く、すぐった、あははは」
「ふふ。すごい力入ったよ?」
「そりゃ、2人がかりでくすぐればな」
腕を押さえている知夏が、くすくす笑いながら力を込めてくる。
「佑樹君、脇腹の方が弱そうだね~。こちょこちょこちょ~」
「あはははは! ああ、やだ、まっ、あははは、す、ストップ!」
佑樹がたまらずにストップをかけると、3人はパッと手を離した。
荒く息を吐きながら、目尻に溜まった涙を拭う。その様子を後ろで見ていた知夏が、優しく頭を撫でてくれた。
少しして呼吸が落ち着いてくると、玲司が顔を覗き込んでくる。
「大丈夫?」
「はっ、ぁ、はい⋯」
「もうやめる?」
「え⋯? あ⋯」
頭を撫でていた知夏の手が、髪を梳くような感じに変わり、耳の縁をゆっくりと撫でてくる。
ゾクッと背筋に震えが走り、潤んだ目で正面の玲司を見つめた。
「それとも、もうちょっとしたい?」
「⋯⋯、はい⋯」
頭がふわふわして思考が溶ける。佑樹はそっと目を閉じた。
✦✦✦
目の前に置かれていたテーブルがどかされ、代わりに翔平が、クッションが付いた小さな台を持ってきた。
なんだろうと思って見つめていると、玲司に耳許で甘く囁かれて理解した。
「佑樹君、靴と靴下脱いで、そこに足乗せて」
「っ⋯」
言われた通りに足を乗せると、その前に知夏と翔平が座る。
「爪ちっちゃい。可愛い足だねぇ」
「んっ⋯」
足の裏をスーッと指先で撫で下ろされ、思わず逃げるように膝を曲げるが、片足ずつ押さえられてしまっては逃げることは出来なかった。そのままこちょこちょと土踏まずをくすぐられる。
「はっ、はは、あははははは!」
足の裏をピンと張った状態でくすぐられると我慢出来なくて、佑樹は嫌々と身を捩った。
すると、いつの間にか背後に移動していた玲司が、後ろから抱きしめるように腕を回してきた。その手にはベルトのようなものを持っている。
「あんまり動くとソファから落ちちゃいそうで危ないからね」
そう言って、手にしたベルトで佑樹の腰の辺りを拘束すると、こちょこちょとお腹周りに指を這わせてくる。
「っ、やっ、あぁぁ!」
佑樹の声が高くなると、玲司はTシャツの裾から手を差し込み、直接肌に触れてきた。
「あ!? 待って、ひゃははははは! やぁあっ、」
身動きのとれない状態で弱点の脇腹をくすぐられて、佑樹は悲鳴のような声を上げて玲司の腕を掴んだ。けれど全く力は入っておらず、静止には至らない。
「あっ、せんぱ⋯、そこだめっ、あははは!」
「じゃあこっちはいいのか? ほら」
「ひゃあ! あ、足もだめっ、ああっ!」
「ここは櫛とかでもくすぐったいから、次来たらそれもしてあげるね」
「っ⋯!」
次。そんな言葉にもなぜか甘い期待を覚えてしまう。
「あは。じゃあそろそろいいかな⋯。佑樹君、1から10まで好きな数字選んで」
「え⋯?」
「10を選んだら、後10分間くすぐる。1なら1分ね」
「⋯⋯え?」
佑樹は困惑した。ただ選ぶだけ? なんの条件とかもなく?
「安心して。ほんとにただ時間決めるだけだから」
「まあ1回決めたら、その間はストップ言ってもやめないけどな」
「ぅ⋯⋯」
これは、きっと1を選ぶべきなんだろう。だって自分から長くくすぐって欲しいと言うなんて恥ずかし過ぎる。でも⋯。
3人の言葉に、佑樹は悩む。
あとたった1分で終わってしまうのは惜しいと思っている自分がいた。
特に玲司に優しく腋や脇腹をくすぐられるのは、気持ち良さも含まれていて、もっとして欲しいと思ってしまっている。
佑樹が悩んでいることに気付いているかのように、3人の手が優しく快感を引き出すようなものに変わる。
佑樹は喘ぐような吐息を吐き出した。
「どうする? 決まった?」
「ぁ⋯、さ、3⋯」
「ふふ。りょーかい。じゃあ後3分ね」
「⋯は、っあ!? あははは、やあぁあ!」
玲司の言葉と同時に、愛撫のようだった動きが佑樹が弱い触り方に変わる。残りの3分間、佑樹は強烈なくすぐったさに襲われ、頭が真っ白になった。
✦✦✦
「送っていこうか?」
「いぃいえ! 大丈夫です! 失礼します」
佑樹を送り出した頃には、すっかり夕方になってしまっていた。
送っていくのは強めに拒否されてしまったので、玲司は、またおいで、と笑ってひらひらと手を振る。
「可愛い子で良かったじゃん」
「玲司が目をつけてたのって、佑樹君のこと?」
「まあ、な」
ドアを閉めた後、翔平と知夏にそう声をかけられる。
今日、佑樹がここへ来たのは、全くの偶然というわけではない。佑樹の友達に裏サークルのSNSを教えたのは玲司だからだ。
以前、たまたま学食で近くに座った際に、ずいぶん可愛い子がいるな~と思っていたのだが、彼らが裏サークルの話をしていたのが聞こえてしまい、それなら、とちょっと餌を撒いてみたのだ。
まさか本当に目当ての子が来てくれるとは思わなかったけれど。
「また来てくれるといいな~」
玲司はくすっと笑みを浮かべた。
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