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176.祓
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「八将神を束ねし金星の精たる大将軍よ、怒りて邪を祓いたもう」
あの強制力を持った声音で誰かに呼びかけるように言葉を口にする。
刺さった飾りがしゃらりと鳴ると、ドン、と低く体に響く音がして、どこからともなく雷が髪飾りに落ちる。
鬼は声もなく白目を剥いて後ろに倒れ、角を掴んでぶら下がっていた朔月は地に足を着けた。
朔月が更に1つ飾りを取り、下から上へ投げる。
ぱさりと纏めていた髪がほどけた。
「金星の精たる歳殺神よ、限りある本来の生に戻し、邪を滅したもう」
上でしゃらりと音が鳴り、髪飾りが巨大な鏃となって倒れた巨体に突き刺さり、地面に縫い止める。
鬼はぴくりとも動かない。
「水星の精たる歳刑神よ、罪穢れを明らかにし、邪を罰し、祓いたもう」
刺さった2つの金属が白い焔で蒸発したかのように消えて湯気があがる。
するとそれが呼び水となるかのように澄んだ清水が水の柱となって現れ、鬼を包み込み、青黒い血肉を洗い流して消えた。
後にはきらびやかな衣を纏う長い黒髪の人属が腹に雪火の刺さった状態で横たわっている。
遠目だが、それは親之の記憶にある女性。
鬼となったはずの鷹親の正室だ。
朔月は正室に近づくと雪火を抜き、切っ先を下に向けて両手で構える。
不思議と血はどこにもついていなかった。
「豹尾神よ、この地の不浄を祓いたもう」
言い終わると刃を正室の脇すれすれに地面に突き刺した。
するとそこを中心に地面が光る。
光は盛り上り、朔月と正室を包んだかと思うとぶわりと波打つように薄暗い情景が光に侵食されて消えていく。
滝壺の水も清水に変わり、遠目でも清浄な気で満ちた空間に浄化されたのがわかる。
「ひ、ふ、み、よ、い、む、な、や、こ、と」
朔月は雪火から手を離すと、再びあの声音でゆっくりと何かを詠唱する。
雪火が白く、淡く輝くと女性の周りに鏡や剣、変わった形の石玉、細長い帯のような物が全部で10個浮かび上がった。
「ふるべ、ゆらゆらと、ふるべ」
その言葉を待っていたかのように、ある物は左右に振れ、ある石玉はしゃらしゃらと鳴り、踊るように正室を囲んで何周かしてからすぅっと消えた。
朔月は正室の頭近くに正座すると輝きの消えた雪火を抜いて刃が正室に向かないようにして自分の横にそっと置いた。
恐らく初めは振れようとして肩に手を伸ばしたのだろうが、何かを躊躇うように止めると膝の上に戻して両手をきゅっと握る。
こちらからは後ろ姿しか見えないから朔月の表情まではわからないが、親之の記憶やレンの話を思い起こせば、何かしらの後ろめたい感情を抱えているのは想像できる。
朔月は何度か大きく深呼吸する。
どことなくレンを彷彿とするその様子に、何やら可愛らしさと愛しさを覚えてしまう。
やがて意を決したように呼びかけた。
「ご正室様、お起きくださりませ。
····ご正室様」
1度呼びかけるも反応がなかった為だろう。
最後の言葉だけあの声音で呼びかけた。
ゆっくりと瞼が上がり、黒目が見えた。
やはりレンの元の世界では黒髪と黒目は珍しくないようだ。
「····朔月?」
小さく呼んだ声にはもう憎悪は含まれていない。
「····左様にござりまする」
蚊の鳴くような、所在なさげな声だ。
「起こしてたもう」
ふ、と正室は笑って頼む。
親之の記憶の中でも彼女のそんな微笑みはいつぶりかわからない程に遠い。
「あ、の····触れて、も?」
戸惑いと、どこか恐れを抱いているような反応に、正室は苦笑する。
やはりそこには長く朔月に向けた荒々しい感情は感じない。
「随分と情けない顔をする。
触れて貰わねば起きられぬぞ?」
憑き物が落ちたような、優美さすら感じる顔で微笑む。
「····失礼、つかまつりまする」
おずおずと手を伸ばし、刀を扱う者とは思えないほどの細腕を首に潜らせて宝物を扱うように抱き起こした。
そうして様子を窺いながらゆっくりと体を離していく。
しばらく無言で見つめ合った後、先に口を開いたのは正室だ。
「随分長う怨んだ」
「····はい」
「そなたは私が憎くはないか?
私は鬼と成り果て、そなたの愛する者達を奪った」
「憎く思うた事など、ただの1度もござりませぬ。
貴女様が私を怨むのは至極当然の事でござりましょう。
私は貴女様の犠牲によってあの方々との時間を得たのでござります。
体が熟せばじきに神和として贄になるからと、鷹親との時間は貴女様の方が長かろうと····甘えてはならぬのに····」
膝に戻した手を握りしめて俯いた。
正室は固く握る手をそっと取る。
「私が初めから納得したふりをせねば、ああはならなんだ。
もちろんそなたのせいではない。
なれど長らく怨み続け、許す事もできぬ」
「もちろんにござりましょう」
「なれど私は····疲れた。
殿へのこの気持ちはもはや愛ではなかろう。
執着じゃ。
これ以上執着し続けるには怨み過ぎ、故に疲れた。
本心から許せる日など、来る事はない。
なれど怨み尽くして····疲れたのじゃ」
どこか晴々とした顔を怨み続けた相手に向ける。
「今なら私の業はそなたの手によって祓われたのであろう?
あの白き焔はそれほどに熱く痛かったぞ」
「····申し訳····」
「謝るな。
どうせ許せぬ。
なれど他者の命を己の憎しみで奪い、堕としたあれ程の罪深き業がそなたの様々な犠牲によって落とされたのならば、それで溜飲を下げても良い。
そう思える程には怨み切った」
正室は納得するように朔月に頷く。
しかしふと、何かを思い出したように目を見開く。
「ご正室様?」
「私の子はあれから如何した?」
「無事に元服され、子を成し、天寿をまっとうされておりまする」
その言葉に正室はほっと息を吐いた。
「そうか。
輪廻の輪に入れば、またいつかどこかで会えると信じよう。
もはや心残りも無い故、私はもう逝く。
そなたを許しはせぬが····世話になった」
正室は言葉とは裏腹に朔月へ優しく微笑み、ゆっくりと輪郭がぼやけて消えていく。
「····めっそうもござりませぬ。
そのまま、光に向かってお逝きくださりませ。
輪に入れまする」
そうして朔月は背筋を伸ばして正室が完全に消えるまで、いや、消えてもしばらくはそのまま見送り続けた。
その背中は凛としていて、けれど、どこか侘しさを感じた。
あの強制力を持った声音で誰かに呼びかけるように言葉を口にする。
刺さった飾りがしゃらりと鳴ると、ドン、と低く体に響く音がして、どこからともなく雷が髪飾りに落ちる。
鬼は声もなく白目を剥いて後ろに倒れ、角を掴んでぶら下がっていた朔月は地に足を着けた。
朔月が更に1つ飾りを取り、下から上へ投げる。
ぱさりと纏めていた髪がほどけた。
「金星の精たる歳殺神よ、限りある本来の生に戻し、邪を滅したもう」
上でしゃらりと音が鳴り、髪飾りが巨大な鏃となって倒れた巨体に突き刺さり、地面に縫い止める。
鬼はぴくりとも動かない。
「水星の精たる歳刑神よ、罪穢れを明らかにし、邪を罰し、祓いたもう」
刺さった2つの金属が白い焔で蒸発したかのように消えて湯気があがる。
するとそれが呼び水となるかのように澄んだ清水が水の柱となって現れ、鬼を包み込み、青黒い血肉を洗い流して消えた。
後にはきらびやかな衣を纏う長い黒髪の人属が腹に雪火の刺さった状態で横たわっている。
遠目だが、それは親之の記憶にある女性。
鬼となったはずの鷹親の正室だ。
朔月は正室に近づくと雪火を抜き、切っ先を下に向けて両手で構える。
不思議と血はどこにもついていなかった。
「豹尾神よ、この地の不浄を祓いたもう」
言い終わると刃を正室の脇すれすれに地面に突き刺した。
するとそこを中心に地面が光る。
光は盛り上り、朔月と正室を包んだかと思うとぶわりと波打つように薄暗い情景が光に侵食されて消えていく。
滝壺の水も清水に変わり、遠目でも清浄な気で満ちた空間に浄化されたのがわかる。
「ひ、ふ、み、よ、い、む、な、や、こ、と」
朔月は雪火から手を離すと、再びあの声音でゆっくりと何かを詠唱する。
雪火が白く、淡く輝くと女性の周りに鏡や剣、変わった形の石玉、細長い帯のような物が全部で10個浮かび上がった。
「ふるべ、ゆらゆらと、ふるべ」
その言葉を待っていたかのように、ある物は左右に振れ、ある石玉はしゃらしゃらと鳴り、踊るように正室を囲んで何周かしてからすぅっと消えた。
朔月は正室の頭近くに正座すると輝きの消えた雪火を抜いて刃が正室に向かないようにして自分の横にそっと置いた。
恐らく初めは振れようとして肩に手を伸ばしたのだろうが、何かを躊躇うように止めると膝の上に戻して両手をきゅっと握る。
こちらからは後ろ姿しか見えないから朔月の表情まではわからないが、親之の記憶やレンの話を思い起こせば、何かしらの後ろめたい感情を抱えているのは想像できる。
朔月は何度か大きく深呼吸する。
どことなくレンを彷彿とするその様子に、何やら可愛らしさと愛しさを覚えてしまう。
やがて意を決したように呼びかけた。
「ご正室様、お起きくださりませ。
····ご正室様」
1度呼びかけるも反応がなかった為だろう。
最後の言葉だけあの声音で呼びかけた。
ゆっくりと瞼が上がり、黒目が見えた。
やはりレンの元の世界では黒髪と黒目は珍しくないようだ。
「····朔月?」
小さく呼んだ声にはもう憎悪は含まれていない。
「····左様にござりまする」
蚊の鳴くような、所在なさげな声だ。
「起こしてたもう」
ふ、と正室は笑って頼む。
親之の記憶の中でも彼女のそんな微笑みはいつぶりかわからない程に遠い。
「あ、の····触れて、も?」
戸惑いと、どこか恐れを抱いているような反応に、正室は苦笑する。
やはりそこには長く朔月に向けた荒々しい感情は感じない。
「随分と情けない顔をする。
触れて貰わねば起きられぬぞ?」
憑き物が落ちたような、優美さすら感じる顔で微笑む。
「····失礼、つかまつりまする」
おずおずと手を伸ばし、刀を扱う者とは思えないほどの細腕を首に潜らせて宝物を扱うように抱き起こした。
そうして様子を窺いながらゆっくりと体を離していく。
しばらく無言で見つめ合った後、先に口を開いたのは正室だ。
「随分長う怨んだ」
「····はい」
「そなたは私が憎くはないか?
私は鬼と成り果て、そなたの愛する者達を奪った」
「憎く思うた事など、ただの1度もござりませぬ。
貴女様が私を怨むのは至極当然の事でござりましょう。
私は貴女様の犠牲によってあの方々との時間を得たのでござります。
体が熟せばじきに神和として贄になるからと、鷹親との時間は貴女様の方が長かろうと····甘えてはならぬのに····」
膝に戻した手を握りしめて俯いた。
正室は固く握る手をそっと取る。
「私が初めから納得したふりをせねば、ああはならなんだ。
もちろんそなたのせいではない。
なれど長らく怨み続け、許す事もできぬ」
「もちろんにござりましょう」
「なれど私は····疲れた。
殿へのこの気持ちはもはや愛ではなかろう。
執着じゃ。
これ以上執着し続けるには怨み過ぎ、故に疲れた。
本心から許せる日など、来る事はない。
なれど怨み尽くして····疲れたのじゃ」
どこか晴々とした顔を怨み続けた相手に向ける。
「今なら私の業はそなたの手によって祓われたのであろう?
あの白き焔はそれほどに熱く痛かったぞ」
「····申し訳····」
「謝るな。
どうせ許せぬ。
なれど他者の命を己の憎しみで奪い、堕としたあれ程の罪深き業がそなたの様々な犠牲によって落とされたのならば、それで溜飲を下げても良い。
そう思える程には怨み切った」
正室は納得するように朔月に頷く。
しかしふと、何かを思い出したように目を見開く。
「ご正室様?」
「私の子はあれから如何した?」
「無事に元服され、子を成し、天寿をまっとうされておりまする」
その言葉に正室はほっと息を吐いた。
「そうか。
輪廻の輪に入れば、またいつかどこかで会えると信じよう。
もはや心残りも無い故、私はもう逝く。
そなたを許しはせぬが····世話になった」
正室は言葉とは裏腹に朔月へ優しく微笑み、ゆっくりと輪郭がぼやけて消えていく。
「····めっそうもござりませぬ。
そのまま、光に向かってお逝きくださりませ。
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