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二人の初めての日
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私はダニエルの体の上から降りて床に立ち、ダニエルに向かって縛られた両手を差し出した。彼はゆっくりと体を起してソファーに座ると、黙ったまま目を伏せて私の拘束を解いてくれた。
これからダニエルを縛ってゆっくりと自分のペースでアレをここ挿れるだけだわ。二回もイったのだからダニエルはもうそんなに私に挿れたいとは思っていないはずだし、何かあっても両手の自由さえ奪っておけばどうにかなるはずだもの。
そう思ってダニエルからリボンを受け取り、すぐにその両手を後ろ手に縛ってやった。これまでの経験上、後ろ手に縛った方が行動を制限しやすい。
私の上半身は前がはだけられていて、角度によっては乳首が見えそうなほどに開いている。スカートにはかなりの皺が寄ってはいるがドレスをまだ着用している状態だ。そうして首にはダニエルがくれたチョーカーが輝いている。
ダニエルはそんな私をじっと熱い視線で見つめる。あまりにも真剣な目で見てくるので照れくさい。ダニエルは黙っていれば天使のように完璧な容姿をしているのだ。エメラルドグリーンの瞳がほの暗い部屋の中で光を放ち、それが私だけを熱を込めて見つめている。
見られていると思えば思う程、興奮が高まる。背徳感と少しの愉悦を感じながら、上半身ははだけたシャツ一枚で・・・下半身は膝までズボンと下着を下ろしたままの卑猥な姿のダニエルを見下ろす。
さっきから私を熱く見つめている金の睫毛は興奮で濡れていて、頬は先程から赤く染まったままだ。少し開かれた桜色をした形のいい唇からは、切なさそうな小さい熱い息がゆっくりと漏れ出している。
「・・・はぁ・・・エミリー」
「可愛いわ・・・ダニエル・・・」
つい我慢できなくなってその可愛い唇にいたずらをしたくなって・・・腰をかがめて舌でゆっくりと撫でるように舐めた。その唇は温かくて湿気を帯びていた。くちゅりと互いの粘液が混ざる音がして気持ちがいい。そのまま肩に両手を回して強引に唇を重ねて食べるようなキスを繰り返した。
しばらくして満足した私は唇を離し、顔を上げるとダニエルを冷たい目で見降ろした。そうして嗜虐の笑みを浮かべる。
「それじゃあダニエルは床で座ってもらえるかしら?そうじゃなきゃ続きはなしね・・・どうする?ダニエル・・」
ダニエルが可愛く思えるのと仕返しは別だ。私はやられたことはキッチリと返せる女なのだ。
彼には固くて冷たい大理石の上で寝てもらって、私はその上に乗ってあげよう。私に主導権を取られて、悔しそうな顔で恥辱に耐えるダニエルを見てみたい欲求に逆らえなかった。
両腕を組んで出来るだけ偉そうな口調で話し続ける。
「でも私に頭を下げてごめんなさいって謝れば、ソファーの上に座ってもいいわ。どうする?」
すると思いがけないことにダニエルは何も言い返さず、そのまま無言で立ち上がると、スッと床に座り込んでソファーにもたれかかった。その顔には何の屈辱の色も浮かんではいない。
さすがは真性ドSだ。どうしても私に頭を下げたくないらしい。
「これでいいの?エミリー」
そればかりか・・にっこりと無垢な微笑みを返しながら優しい声を出して私を見上げる。
私はここぞとばかりに自分のドレスの裾を両手で持ち上げると、ダニエルの腰の上にのるようにその脇に両膝をついて座った。ふと目線を下げると、彼の股の間にはもう既にアレが存在を主張して漫然と立ち上がっている。
さっき見た時は力を失って程良い大きさに縮んでいたというのに・・・!!どうして?!
驚きに思わず目をみはり、生唾をごくりと飲み込む。
「・・・うそ・・・三回目なのに、まだそんなに大きいの・・・・?!」
「はは・・まさかエミリーはこれが小さくなると思ってあんなに頑張っていたの?本当に短慮で単純なんだね。君の事を愛している僕が、八年ぶりにようやく君を手に入れられるんだ。我慢していた分、これからもっと大きくなるよ」
ダニエルが軽やかに笑いながら話す。
「無・・・無理・・・これは無理。絶対に入らないわ、保証する。これは凶器よ、犯罪だわ」
私は真剣な目をしてダニエルを見ると、持ち上げていたドレスを下ろして見えないようにダニエルのアレの上を覆った。するとダニエルは私を見上げて、はだけたドレスの隙間から見える肌にキスをしながら話し始めた。
「おかしいね世の中の女性はみんなこれを挿れているんだ。普通の女性が簡単にできることが、エミリーにはできないというのはどうしてかな?」
「じ・・じゃあダニエルはお尻の穴に蝋燭を入れられても平気だっていうの?私だけ痛みを感じるだなんて不公平だわ。あっ・・・んん!」
ダニエルの唇が乳房の突起を咥えたので、思わず声が出る。ダニエルは舌を出してその先で乳首を舐めて転がしながら微笑んだ。
「そうだね・・・じゃあ小さくしてみるから少しだけでも挿れてみる?」
「ん・・・あぁ・・・さ・・・先っぽだけなら試してもいいわ。少しだけね。でも私がするから貴方は絶対に動かないでよ!」
怖いのでドレスを下半身に被せたまま・・・右手を中に入れて棒の位置を確認する。確かに少し小さくなった感じのする塊を、ゆっくりとあの部分に挿入していく。
まず温かい肌の熱が敏感な部分にもたらされ・・・その次にその塊が狭い穴をみっちりと塞いで侵入していく。押し広げられていく感覚が股の間を襲ったかと思ったら、それはすぐに鋭い痛みに変わった。
「んっ・・・・!!」
思わず顔をしかめて押し下げていた腰を止める。
「あっ…これ以上は・・・無理よ・・んっ!」
「そこが君の処女膜だよ。いま僕が・・・誰も触れたことのない君の深部に存在している。ああ…夢みたいだ・・・エミリー、愛している」
そういってダニエルが私のお腹の辺りに顔を埋めて何度も・・・何度もキスをする。これ以上侵入を許さなければ痛みがないことに気が付いた私は、しばらくこのままでいることにした。
しかし互いに触れ合っている熱い部分から沢山の粘液が溢れでてきて、そこから妙な快感がジワリと体を温めていく。今までとは全く違う快感がアソコを中心に広がってきて徐々に気持ち良くなってきた。
「あ・・・ん・・・はぁっ・・・!!」
ダニエルを求める気持ちを我慢することができなくなって、互いに見つめ合いながら自然に顔を寄せてキスをする。私はダニエルの顎を両手で支えながら上を向かせて、何度も舌を絡ませて熱いキスをした。互いの激しい息遣いが・・・熱く火照る頬を更に熱くさせていく。
「はぁ・・・ダニエル・・んん・ダニエル・・・」
すると彼も私の頭を掻き抱くように抑えつけながら、何度も深いキスに答えてくれる。大きい唇で貪り合う激しいキスに、頭の奥がぼうっとしてきた。
口内で互いの唾液を混ぜ合いながら獣のように啜り合う。溢れ出た唾液が唇の端から垂れてきて・・・顎を伝って私の胸元にぽとりと落ちていく。
するとダニエルはぐちゅりと淫らな音を立てて唇を離して・・・本当に嬉しそうな顔をして私を見た。なので私もダニエルの頭を両手で抱えながら微笑みを返した。
「・・・どうする?エミリー・・・このままの体勢で君はどのくらい我慢できるのかな。そろそろ石の床についた膝が痛くなってきたのじゃない?」
「え・・・あっ・・!」
確かに両膝が半端なく痛い。しかもダニエルがその両腕で私を抱きしめ、押さえつけるように体重をかけているので更に膝に重量がかかっている。
あれ・・・両腕・・・???
「貴方・・・腕を縛ってあったのに・・・どうして?!!」
「ふふ・・・言ったよね。僕は手首の関節を外すことが出来るって・・・。エミリーが僕の背中で両手を縛ったのが敗因だよ。僕が君に悟られないようにリボンを解いているのに気が付かなかったでしょう。これで状況は逆転だよ、エミリー。でも僕は君に強制的に挿入したりしない。その膝が痛くなって君が自分から腰を下ろすのを待つだけだよ」
「そんな・・貴方まさかそれを分かっていて・・・!!」
やられた!これを狙って、ダニエルは始めから私を誘導する為に床に寝かせようとしたんだわ!こんなの拷問と変わらないわ!
「だってエミリーは最初は自分で挿れたかったんだよね?僕は君の意思を尊重するよ。愛しているからね」
何とか腰の位置をずらそうとしても、ダニエルが私の上半身を抱きしめているのと既に彼の一部分が挿入されているせいでどうにも動けない。
というかもう私が腰を下ろすのを待つというよりも、自分と私の体重をかけて物理的に強引に挿入しようとしているとしか思えない。
その間もダニエルは私の胸の突起を舌で転がしながら私の顔を見つめ、興奮した荒い息で私の名前を呼び続ける。
「エミリー・・・愛しているよ。可愛い、エミリー・・」
「ん・・・ああっ・・・!!やぁっん!」
段々と膝から力が抜けてゆき、腰が下がっていって股の間がミシミシと軋む。大きな熱の塊が、誰も侵入したことのない狭い膣道を押し広げるようにして入ってくる。
「わ・・・私は絶対に貴方の思い通りにはならないわ!やぁぁぁっん!!」
私は覚悟を決めて自分から腰を下ろした。これが私にできる唯一の抵抗の証だったからだ。
「んんんんっ!!」
これからダニエルを縛ってゆっくりと自分のペースでアレをここ挿れるだけだわ。二回もイったのだからダニエルはもうそんなに私に挿れたいとは思っていないはずだし、何かあっても両手の自由さえ奪っておけばどうにかなるはずだもの。
そう思ってダニエルからリボンを受け取り、すぐにその両手を後ろ手に縛ってやった。これまでの経験上、後ろ手に縛った方が行動を制限しやすい。
私の上半身は前がはだけられていて、角度によっては乳首が見えそうなほどに開いている。スカートにはかなりの皺が寄ってはいるがドレスをまだ着用している状態だ。そうして首にはダニエルがくれたチョーカーが輝いている。
ダニエルはそんな私をじっと熱い視線で見つめる。あまりにも真剣な目で見てくるので照れくさい。ダニエルは黙っていれば天使のように完璧な容姿をしているのだ。エメラルドグリーンの瞳がほの暗い部屋の中で光を放ち、それが私だけを熱を込めて見つめている。
見られていると思えば思う程、興奮が高まる。背徳感と少しの愉悦を感じながら、上半身ははだけたシャツ一枚で・・・下半身は膝までズボンと下着を下ろしたままの卑猥な姿のダニエルを見下ろす。
さっきから私を熱く見つめている金の睫毛は興奮で濡れていて、頬は先程から赤く染まったままだ。少し開かれた桜色をした形のいい唇からは、切なさそうな小さい熱い息がゆっくりと漏れ出している。
「・・・はぁ・・・エミリー」
「可愛いわ・・・ダニエル・・・」
つい我慢できなくなってその可愛い唇にいたずらをしたくなって・・・腰をかがめて舌でゆっくりと撫でるように舐めた。その唇は温かくて湿気を帯びていた。くちゅりと互いの粘液が混ざる音がして気持ちがいい。そのまま肩に両手を回して強引に唇を重ねて食べるようなキスを繰り返した。
しばらくして満足した私は唇を離し、顔を上げるとダニエルを冷たい目で見降ろした。そうして嗜虐の笑みを浮かべる。
「それじゃあダニエルは床で座ってもらえるかしら?そうじゃなきゃ続きはなしね・・・どうする?ダニエル・・」
ダニエルが可愛く思えるのと仕返しは別だ。私はやられたことはキッチリと返せる女なのだ。
彼には固くて冷たい大理石の上で寝てもらって、私はその上に乗ってあげよう。私に主導権を取られて、悔しそうな顔で恥辱に耐えるダニエルを見てみたい欲求に逆らえなかった。
両腕を組んで出来るだけ偉そうな口調で話し続ける。
「でも私に頭を下げてごめんなさいって謝れば、ソファーの上に座ってもいいわ。どうする?」
すると思いがけないことにダニエルは何も言い返さず、そのまま無言で立ち上がると、スッと床に座り込んでソファーにもたれかかった。その顔には何の屈辱の色も浮かんではいない。
さすがは真性ドSだ。どうしても私に頭を下げたくないらしい。
「これでいいの?エミリー」
そればかりか・・にっこりと無垢な微笑みを返しながら優しい声を出して私を見上げる。
私はここぞとばかりに自分のドレスの裾を両手で持ち上げると、ダニエルの腰の上にのるようにその脇に両膝をついて座った。ふと目線を下げると、彼の股の間にはもう既にアレが存在を主張して漫然と立ち上がっている。
さっき見た時は力を失って程良い大きさに縮んでいたというのに・・・!!どうして?!
驚きに思わず目をみはり、生唾をごくりと飲み込む。
「・・・うそ・・・三回目なのに、まだそんなに大きいの・・・・?!」
「はは・・まさかエミリーはこれが小さくなると思ってあんなに頑張っていたの?本当に短慮で単純なんだね。君の事を愛している僕が、八年ぶりにようやく君を手に入れられるんだ。我慢していた分、これからもっと大きくなるよ」
ダニエルが軽やかに笑いながら話す。
「無・・・無理・・・これは無理。絶対に入らないわ、保証する。これは凶器よ、犯罪だわ」
私は真剣な目をしてダニエルを見ると、持ち上げていたドレスを下ろして見えないようにダニエルのアレの上を覆った。するとダニエルは私を見上げて、はだけたドレスの隙間から見える肌にキスをしながら話し始めた。
「おかしいね世の中の女性はみんなこれを挿れているんだ。普通の女性が簡単にできることが、エミリーにはできないというのはどうしてかな?」
「じ・・じゃあダニエルはお尻の穴に蝋燭を入れられても平気だっていうの?私だけ痛みを感じるだなんて不公平だわ。あっ・・・んん!」
ダニエルの唇が乳房の突起を咥えたので、思わず声が出る。ダニエルは舌を出してその先で乳首を舐めて転がしながら微笑んだ。
「そうだね・・・じゃあ小さくしてみるから少しだけでも挿れてみる?」
「ん・・・あぁ・・・さ・・・先っぽだけなら試してもいいわ。少しだけね。でも私がするから貴方は絶対に動かないでよ!」
怖いのでドレスを下半身に被せたまま・・・右手を中に入れて棒の位置を確認する。確かに少し小さくなった感じのする塊を、ゆっくりとあの部分に挿入していく。
まず温かい肌の熱が敏感な部分にもたらされ・・・その次にその塊が狭い穴をみっちりと塞いで侵入していく。押し広げられていく感覚が股の間を襲ったかと思ったら、それはすぐに鋭い痛みに変わった。
「んっ・・・・!!」
思わず顔をしかめて押し下げていた腰を止める。
「あっ…これ以上は・・・無理よ・・んっ!」
「そこが君の処女膜だよ。いま僕が・・・誰も触れたことのない君の深部に存在している。ああ…夢みたいだ・・・エミリー、愛している」
そういってダニエルが私のお腹の辺りに顔を埋めて何度も・・・何度もキスをする。これ以上侵入を許さなければ痛みがないことに気が付いた私は、しばらくこのままでいることにした。
しかし互いに触れ合っている熱い部分から沢山の粘液が溢れでてきて、そこから妙な快感がジワリと体を温めていく。今までとは全く違う快感がアソコを中心に広がってきて徐々に気持ち良くなってきた。
「あ・・・ん・・・はぁっ・・・!!」
ダニエルを求める気持ちを我慢することができなくなって、互いに見つめ合いながら自然に顔を寄せてキスをする。私はダニエルの顎を両手で支えながら上を向かせて、何度も舌を絡ませて熱いキスをした。互いの激しい息遣いが・・・熱く火照る頬を更に熱くさせていく。
「はぁ・・・ダニエル・・んん・ダニエル・・・」
すると彼も私の頭を掻き抱くように抑えつけながら、何度も深いキスに答えてくれる。大きい唇で貪り合う激しいキスに、頭の奥がぼうっとしてきた。
口内で互いの唾液を混ぜ合いながら獣のように啜り合う。溢れ出た唾液が唇の端から垂れてきて・・・顎を伝って私の胸元にぽとりと落ちていく。
するとダニエルはぐちゅりと淫らな音を立てて唇を離して・・・本当に嬉しそうな顔をして私を見た。なので私もダニエルの頭を両手で抱えながら微笑みを返した。
「・・・どうする?エミリー・・・このままの体勢で君はどのくらい我慢できるのかな。そろそろ石の床についた膝が痛くなってきたのじゃない?」
「え・・・あっ・・!」
確かに両膝が半端なく痛い。しかもダニエルがその両腕で私を抱きしめ、押さえつけるように体重をかけているので更に膝に重量がかかっている。
あれ・・・両腕・・・???
「貴方・・・腕を縛ってあったのに・・・どうして?!!」
「ふふ・・・言ったよね。僕は手首の関節を外すことが出来るって・・・。エミリーが僕の背中で両手を縛ったのが敗因だよ。僕が君に悟られないようにリボンを解いているのに気が付かなかったでしょう。これで状況は逆転だよ、エミリー。でも僕は君に強制的に挿入したりしない。その膝が痛くなって君が自分から腰を下ろすのを待つだけだよ」
「そんな・・貴方まさかそれを分かっていて・・・!!」
やられた!これを狙って、ダニエルは始めから私を誘導する為に床に寝かせようとしたんだわ!こんなの拷問と変わらないわ!
「だってエミリーは最初は自分で挿れたかったんだよね?僕は君の意思を尊重するよ。愛しているからね」
何とか腰の位置をずらそうとしても、ダニエルが私の上半身を抱きしめているのと既に彼の一部分が挿入されているせいでどうにも動けない。
というかもう私が腰を下ろすのを待つというよりも、自分と私の体重をかけて物理的に強引に挿入しようとしているとしか思えない。
その間もダニエルは私の胸の突起を舌で転がしながら私の顔を見つめ、興奮した荒い息で私の名前を呼び続ける。
「エミリー・・・愛しているよ。可愛い、エミリー・・」
「ん・・・ああっ・・・!!やぁっん!」
段々と膝から力が抜けてゆき、腰が下がっていって股の間がミシミシと軋む。大きな熱の塊が、誰も侵入したことのない狭い膣道を押し広げるようにして入ってくる。
「わ・・・私は絶対に貴方の思い通りにはならないわ!やぁぁぁっん!!」
私は覚悟を決めて自分から腰を下ろした。これが私にできる唯一の抵抗の証だったからだ。
「んんんんっ!!」
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