119 / 162
118話 手の甲
しおりを挟む
喫茶店『天使の扉』で、初めての接客をしている私。
あまりに緊張して、お冷やも満足に運べなかった…。
銀のトレーに載った硝子のグラスは、カチカチ鳴りっぱなしだし…。
緊張で、手が震えて、グラスが鳴っているのだ…。
そして、お嬢様方への挨拶も、訛ってしまうのだった…。
どうにかお冷やはこぼさずに、テーブルに置けたがダメダメな接客だ…。
恥ずかしいし、テンションも下がってしまう私…。
その時、私の絶対領域の脚の肌が露出している部分に、違和感を感じた…。
見てみると、お嬢様の1人が、私の脚を撫でているのだった…。
うわぁ、なんで私、お嬢様というかお客様に、脚を撫でられているんだ!?
私は、驚きのあまり、尻餅をついて転んでしまう…。
あまりの唐突さに、私の脚は鳥肌が立っていた…。
「今日が初めてなのかい?子猫ちゃん?無礼を許してくれたまえ…」
髪の長い、私の脚を撫でていたお嬢様が、私を抱き起こしてくれた…。
翼さんによると、このお店はお嬢様に限り、お触りOKだという。
女同士だから、いいのだろうか?
翼さんに触られるなら、全然嬉しいんだけど…。
今日初めて会ったお嬢様に触られるのは、ちょっと…。
そう思うけど、お嬢様に抱き寄せられて、腰もぐっと掴まれてしまう…。
そして、私をスッと立たせて、お嬢様は跪いた…。
お嬢様は私の手の甲にキスをする…。
そのキザな行動に、私の全身にまた鳥肌が立ってしまう…。
随分、キザでお姉様系なお嬢様だな…。
それとも、この店ではこういうのが当たり前なのだろうか…?
謎だ…。謎すぎる…。
お嬢様は、立ち上がろり、また私の腰をグッと抱き寄せた。
そして、今度は私のミニスカートを捲って、私のパンツに包まれたお尻を撫で始めた…。
えぇっ!?お尻撫でるのもOKなの!?
ダメだよ、こんなの…。
「大丈夫だよ子猫ちゃん…。私に全てを任せてくれたまえ…」
お嬢様が、私の耳元で囁いている…。
うぅ、翼さんの囁きは大好きだけど…。
それに、何を任せればいいんだ…。
と思っているうちに、お嬢様は私のパンツの中まで触り始めた…。
お嬢様は、私のお尻の柔らかいところを撫でまくっている…。
「お嬢様…。ダメですぅ…。そんなところ触っては…」
「ふふふっ、いいでしょう?ここはお触りOKなお店なんだから…」
お嬢様は、お尻を堪能したのか、今度は私の大事なところに指を伸ばそうとしている…。
ダメっ!そこは本当にダメッ!そこを触っていいのは、翼さんだけなんだから…。
私は、お嬢様の愛撫を、頑なに拒むのだった…。
あまりに緊張して、お冷やも満足に運べなかった…。
銀のトレーに載った硝子のグラスは、カチカチ鳴りっぱなしだし…。
緊張で、手が震えて、グラスが鳴っているのだ…。
そして、お嬢様方への挨拶も、訛ってしまうのだった…。
どうにかお冷やはこぼさずに、テーブルに置けたがダメダメな接客だ…。
恥ずかしいし、テンションも下がってしまう私…。
その時、私の絶対領域の脚の肌が露出している部分に、違和感を感じた…。
見てみると、お嬢様の1人が、私の脚を撫でているのだった…。
うわぁ、なんで私、お嬢様というかお客様に、脚を撫でられているんだ!?
私は、驚きのあまり、尻餅をついて転んでしまう…。
あまりの唐突さに、私の脚は鳥肌が立っていた…。
「今日が初めてなのかい?子猫ちゃん?無礼を許してくれたまえ…」
髪の長い、私の脚を撫でていたお嬢様が、私を抱き起こしてくれた…。
翼さんによると、このお店はお嬢様に限り、お触りOKだという。
女同士だから、いいのだろうか?
翼さんに触られるなら、全然嬉しいんだけど…。
今日初めて会ったお嬢様に触られるのは、ちょっと…。
そう思うけど、お嬢様に抱き寄せられて、腰もぐっと掴まれてしまう…。
そして、私をスッと立たせて、お嬢様は跪いた…。
お嬢様は私の手の甲にキスをする…。
そのキザな行動に、私の全身にまた鳥肌が立ってしまう…。
随分、キザでお姉様系なお嬢様だな…。
それとも、この店ではこういうのが当たり前なのだろうか…?
謎だ…。謎すぎる…。
お嬢様は、立ち上がろり、また私の腰をグッと抱き寄せた。
そして、今度は私のミニスカートを捲って、私のパンツに包まれたお尻を撫で始めた…。
えぇっ!?お尻撫でるのもOKなの!?
ダメだよ、こんなの…。
「大丈夫だよ子猫ちゃん…。私に全てを任せてくれたまえ…」
お嬢様が、私の耳元で囁いている…。
うぅ、翼さんの囁きは大好きだけど…。
それに、何を任せればいいんだ…。
と思っているうちに、お嬢様は私のパンツの中まで触り始めた…。
お嬢様は、私のお尻の柔らかいところを撫でまくっている…。
「お嬢様…。ダメですぅ…。そんなところ触っては…」
「ふふふっ、いいでしょう?ここはお触りOKなお店なんだから…」
お嬢様は、お尻を堪能したのか、今度は私の大事なところに指を伸ばそうとしている…。
ダメっ!そこは本当にダメッ!そこを触っていいのは、翼さんだけなんだから…。
私は、お嬢様の愛撫を、頑なに拒むのだった…。
10
あなたにおすすめの小説
学園の美人三姉妹に告白して断られたけど、わたしが義妹になったら溺愛してくるようになった
白藍まこと
恋愛
主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。
クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。
明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。
しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。
そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。
三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。
※他サイトでも掲載中です。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
百合ゲーの悪女に転生したので破滅エンドを回避していたら、なぜかヒロインとのラブコメになっている。
白藍まこと
恋愛
百合ゲー【Fleur de lis】
舞台は令嬢の集うヴェリテ女学院、そこは正しく男子禁制 乙女の花園。
まだ何者でもない主人公が、葛藤を抱く可憐なヒロイン達に寄り添っていく物語。
少女はかくあるべし、あたしの理想の世界がそこにはあった。
ただの一人を除いて。
――楪柚稀(ゆずりは ゆずき)
彼女は、主人公とヒロインの間を切り裂くために登場する“悪女”だった。
あまりに登場回数が頻回で、セリフは辛辣そのもの。
最終的にはどのルートでも学院を追放されてしまうのだが、どうしても彼女だけは好きになれなかった。
そんなあたしが目を覚ますと、楪柚稀に転生していたのである。
うん、学院追放だけはマジで無理。
これは破滅エンドを回避しつつ、百合を見守るあたしの奮闘の物語……のはず。
※他サイトでも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる