知識を従え異世界へ

五章 魔法王国ファーリーン

五十ハ話 12歳 ナトリ村

騎士たちは、村に着くなり門にいる門番に連絡を取り、慌てるように駆け出して中に入って言った。

　門番は、村長を従えて慌てるようにこちらへ挨拶にきました。
「王女様、挨拶に参りました。ナトリ村で村長を務めさせていただいてますブッチと申します。」
　馬車の扉が開いて、王女たちが降りてきた。

「ご苦労さま、私が第一王女イリアナです。よろしくね。」

「ご苦労さま、私が第二王女ナリアナです。よろしくね。」

「これはこれは、王女様が二人もいらしていただきもうことのほか光栄です。私どもの家にご案内します。」
王女様たちは、騎士たちを従えて村の門をくぐり抜け、中に入っていた。そして他の家より大きな建物に入って行き、ここへ来た目的を話し始める。

「私たち、同盟国へ視察の帰りに寄らせていただきましたわ。」

「それは、ご苦労様です。大変でしたでしょう。」

「それでね、お願いがあるの。」

「なんでしょうか？王女様。」

「ここに一泊させてくれない。」

「はい、分かりました。客間がありますからどうぞお使い下さい。」

「ありがとう。」
王女様たちは、客間にとうされ一泊することになった。また、トシヤにここに泊まれると連絡したら嫌なことを言われる
。

「あ、今日か明日にスタンピートがあるから連絡しといた方がいいよ。そして村から出ないようにしてくれ。責任は取れないからね！」

「「えー、本当に」」

「嘘言ってもしょうがないからね。まあ
信じないならいいけど邪魔だけはしないでよ。あとはよろしく。」
手を振って去っていくトシヤだった。
一方、王女たちは慌てて村長に連絡に走って行った。



　コルトは、サリアたち従者たちと一緒に村からはずれた川べりにキャンプをすることにした。また、魔物から守るために結界を入って一夜を明かす事にした。

「魔法　鋳造魔法…イメージ魔法剣…材質オリハルコン鉱+アダマンタイト鉱イメージ20本…作成…詠唱発動！」
魔法剣が20本できた。

「魔法　付与魔法…イメージ攻撃+200.刃こぼれ修復.魔法攻撃+200………イメージ付与…魔法剣20本…詠唱………発動！」

「魔法　鋳造魔法…イメージ鎧…材質オーガの皮…イメージ20個…作成…詠唱……発動！」
皮の鎧が20個できた。

「魔法　付与魔法…イメージ防御×200.修復機能.魔法防御×200………イメージ付与…皮の鎧20個…詠唱………発動！」
サリアたち従者と従魔を呼んだ。

「今、装備している物と変えろ、こっちの方が良くなった。これから激しくなってげがをされたら困る、中の服もヒノリに言って作成してもらえいいな！」

「「「「「「「「はい！」」」」」」」
」
従者たちは、おのおのが装備一式を持って自分の部屋で着替えた。
クレナたち従魔が聞いてきた。
「マスター、私たちもいいの？」

「こっから総力戦になる多分次くるから、人化して動く場合があるかもしれないから、持っておけ。」

「わかったわ。」
従魔たちも装備一式を持って行った。
そんなことをしながら食事を取り、一夜が過ぎていった。