オーガ(妻)に尻を敷かれてます。


王国兵士として辺境の港町リーネに派遣された俺は、調査任務の最中、酒場で一人のオーガの女性と出会った。高身長に圧倒的な力、そして堂々たる美貌を持つ彼女は、地元でも一目置かれる存在だった。

歓迎代わりの腕相撲勝負で完膚なきまでに叩きのめされ、悔しさのあまり挑んだ飲み比べでも惨敗。気づけばそのまま意気投合し、酒の勢いで一夜を共にしてしまう。

――それが、すべての始まりだった。

予想外にも関係は続き、やがて恋人同士へ。見た目に反してどこか不器用で、時折見せる乙女な一面に惹かれ、気づけば結婚。そして子供にも恵まれ、穏やかな家庭を築いている――はずだった。

ただ一つ問題があるとすれば。

「夫としての立場が、圧倒的に弱い」ことだ。

腕力差は歴然、口論になれば即座に制圧。気づけば日常的に“尻に敷かれる”生活が確立されていた。反論すれば軽々と押さえ込まれ、最終的には謝る羽目に――。

だがそんな彼女も、家族を何より大切にし、不器用ながら愛情をまっすぐ注いでくる。

騒がしくも温かい日常の中、時折忍び寄る魔物問題と過去の影。最強すぎる妻と共に、俺の平穏(?)な結婚生活は今日も波乱に満ちている。

これは、オーガの妻に振り回されながらも、なんだかんだ幸せに生きる一人の男の物語。

異世界ファンタジー×夫婦ラブコメ、ここに開幕!
24h.ポイント 235pt
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