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1970年代
海のトリトン
しおりを挟む1972年04月01日から1972年09月30日、全27話。
原作:手塚治虫。
総監督:富野由悠季。
キャラクターデザイン:羽根章悦。
音楽:鈴木宏昌 。
富野由悠季初監督作品。
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年老いた漁師の一平に岬で拾われた緑の髪の赤児は「トリトン」と名づけられ育てられるが、不吉な髪の色として疎外される。
ある日、一頭の白いイルカ「ルカー」に出会う。
ルカーはトリトンが人ではなく、海棲人類トリトン族の最後の生き残りであること、トリトン族は七つの海を支配し暴虐の限りを尽くす、ポセイドン族と戦う運命にあることを告げる。
トリトンは、トリトン族の他の生き残りを探すため、父母の仇、村の仇であるポセイドン族を倒すために海に出る。
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第27話「大西洋陽はまた昇る」
トリトンはポセイドン一族と戦いながら、遂に大西洋にあるポセイドン一族の神殿へと向かう。
迎え撃つマーカス暗殺隊やゲルペス親衛隊。
トリトン族の生き残りのトリトンとピピ、トリトンの乳母的な存在、白イルカのルカー。
仲間のイルカや魚たちと一緒に、ポセイドンの神殿を目指す。
クラゲ「トリトン、キタ。トリトン、キタ」
ポセイドンの連絡係のクラゲ達が、触手で岩を叩いて連絡を取り合う。
迎え撃つポセイドンの手下たち。
ゲルペスは自分がトリトンの両親を殺したことを自慢げに告げる。
トリトンは、両親の仇、ゲルペスをオリハルコンの剣で倒す。
神殿の奥にはポセイドンの神像があり、オリハルコンの輝きにひかれ動き出す。
ポセイドン像が暴れ出し、神殿が破壊される。
トリトンがオリハルコンの剣をしまうと、神像が止まった。
神像があった後には地下に続く巨大な穴があった。
穴を抜けた中には水没したアトランティスの街があった。
住民たちはみんな死んでいる。
そこに住んでいたのはアトランティスの末裔で、トリトンの持つオリハルコンの剣でポセイドン像が動き出したために全滅してしまったのだ。
ポセイドン一族は、これを恐れてトリトン一族を追っていたのだ。
ポセイドン族はトリトン族によってポセイドン神像の人身御供として捧げられた人々の生き残りだったのだ。
トリトンがオリハルコンの剣を抜くと、街の中にまでポセイドン像が追ってきた。
トリトンはオリハルコンの剣を突き立て、ポセイドン像は剣と共に沈んでいく。
海底火山が爆発し、アトランティスは消えてしまった。
トリトンたちは無事に脱出する。
ナレータ「そしてまた、少年は旅立つ」
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善と悪が逆転する衝撃の最終回・・・なんでしょうが、いつもボーとアニメを見ている私は、当時何を言ってるのかよくわかりませんでした。
人魚のピピがツンデレの走りだったことしか覚えていません。
最初はオープニング曲だったけど、途中からエンディング曲になった「海のトリトン」。
作詞: 伊勢正三 / 作曲: 南こうせつ / 歌: 須藤リカ、かぐや姫。
なんと実写でかぐや姫が歌っています!?
最初はエンディング曲だったけど、途中からオープニング曲になった「GO! GO! トリトン」。
こっちが「海のトリトン」というタイトルだと思ってました。
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声の出演
トリトン:塩谷翼
ピピ:広川あけみ
ルカー:北浜晴子
イル:大竹宏
カル:肝付兼太
フィン: 杉山佳寿子
ポセイドン:北川国彦
応援ありがとうございます!
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