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The end of malicious scheming
再び遭遇
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果南とハンバーガーを食べに近くのハンバーガーショップに来た。のだけど……
「あらまぁ」
「なっ!」
お互いがつい声を上げてしまう。
なぜなら、私の目の前にこの間砂浜でサインを書いてあげた中学生くらいの女の子がいたから。
「鈴原さん、それにそちらの方はちょっと変装しておられますが諏訪果南さんですよね?」
「あらまあ、バレてるよ?果南。だから伊達メガネにマスクだけじゃダメって散々言ってるのに~!」
「んーむ、え~自信あったんだけどなー!って莉子、この子は知り合い?」
「あー、知り合いというか、前にサインを書いてあげた子で……」
「あ~!なるほどね~」
「その節はありがとうございました」
女の子が深々と頭を下げる。
「いやいや、こちらこそありがとうです」
私も頭を下げてしまう。
「何やってるの?お客さんあんまりいないからいいけど、周りの人からしたら異様な光景に見えるよ?」
果南に言われるまで約5秒くらいずっと頭をお互い下げていた。
慌てて頭を上げると、笑みを浮かべた果南と女の子がいた。
「鈴原さんって、ずっとおもしろいですね」
ずっと?少しその言葉に引っ掛かりを感じたけど、私はもう一度軽く頭を下げた。
「あらまぁ」
「なっ!」
お互いがつい声を上げてしまう。
なぜなら、私の目の前にこの間砂浜でサインを書いてあげた中学生くらいの女の子がいたから。
「鈴原さん、それにそちらの方はちょっと変装しておられますが諏訪果南さんですよね?」
「あらまあ、バレてるよ?果南。だから伊達メガネにマスクだけじゃダメって散々言ってるのに~!」
「んーむ、え~自信あったんだけどなー!って莉子、この子は知り合い?」
「あー、知り合いというか、前にサインを書いてあげた子で……」
「あ~!なるほどね~」
「その節はありがとうございました」
女の子が深々と頭を下げる。
「いやいや、こちらこそありがとうです」
私も頭を下げてしまう。
「何やってるの?お客さんあんまりいないからいいけど、周りの人からしたら異様な光景に見えるよ?」
果南に言われるまで約5秒くらいずっと頭をお互い下げていた。
慌てて頭を上げると、笑みを浮かべた果南と女の子がいた。
「鈴原さんって、ずっとおもしろいですね」
ずっと?少しその言葉に引っ掛かりを感じたけど、私はもう一度軽く頭を下げた。
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