8 / 51
第8話 温もりに包まれていたい
しおりを挟む
「クリスタル様、初日しては上出来ですわ! これからです、これから。大丈夫です。レイヴァン様も分かってくださっています」
部屋に戻って、ただ沈黙していた私をマノンさんは明るく慰めてくれる。
あの後、レイヴァン様がお食事を終えるまで私もそのまま同席していた。男性だからなのか、あるいは私を待たせているという無言の圧力を感じられたのかは分からないものの、レイヴァン様はただ黙々と飲み込むように食事をするばかりで特に盛り上がる会話もなく進行された。結果、食事会が予想以上に芳しくないものとなってしまったのだ。
「そうでしょうか」
「ええ。初めてですもの。緊張もなさっていたのでしょう? レイヴァン様からは長旅で疲れているだろうから、ゆっくり休んでほしいとのお言葉を頂いております」
「……ええ。ありがたいお気遣いです」
もちろん長旅に疲れてはいる。けれど自分が歓迎されていないことや、見知らぬ人々に囲まれていること、言葉が分からないこと、また慣れぬ部屋で眠れそうにない。
「湯浴みいたしましょう。体が温まれば気持ちも落ち着きますよ。私は湯浴みの準備をお願いしてきますね」
「マノンさん、ありがとうございます」
お礼を述べると笑顔のマノンさんは部屋から出ていった。
最後に湯浴みしたのは、サンティルノ国に入る手前の小さな町だ。先を急ぐ旅とは言え、グランテーレ国の王女が薄汚れた姿では体裁が悪いとのことで、ほんの少しの時間、湯浴みと着替えのために寄ることになった。
そういえば、あの時もパウラは長居できないことに愚痴を言っていたなと思い出す。今日別れたばかりなのに、もう彼女や護衛騎士のことは過去になっていることを不思議にも思う。人は過去には生きられない。ただ前を向いて未来に歩いていくのみなのだ。
そこまで考えたところで部屋の扉がノックされた。
「失礼いたします、クリスタル様。湯浴みの準備はできていたそうです。浴室にご案内いたします」
マノンさんも今日ここに初めて来たばかりなのに、もう部屋の配置を記憶しているらしい。広い屋敷なのに迷いなく私を先導してくれた。
「さあ、こちらです」
彼女が開けた扉の先にはミレイさんと、もう一人紹介を受けていない若い侍女さんがいた。彼女の名はルディーと言うらしい。私の姿を認めると二人は静かに礼を取る。
彼女らの背後に仕切りのための厚みのあるカーテンがかけられている。その奥が浴槽かもしれない。
「……あの。彼女らは?」
「私とともにクリスタル様のご入浴のお手伝いをいたします」
「え? この国では一人で入浴しないものなのですか?」
「いいえ。もちろん一人で入浴いたしますよ」
ミレイさんはくすくすと笑って続ける。
「クリスタル様はグランテーレ国の王女様でいらっしゃいますから、身の回りのお世話をさせていただくのは当然ですわ」
「い、いえ。わたくしは一人で入れますから結構です」
「ですがそれは」
「本当に大丈夫です」
固辞するとかしこまりましたとマノンさんは頷き、ミレイさんとルディーさんに伝えてくれた。ルディーさんは少し眉をひそめながらこちらを見たけれど、ミレイさんに促されて退出する。
そういえば私物は検められた後、部屋に運び込まれたけれど私自身はいまだ身体検査を受けていない。もしかしたら私が何か危険な物を身に付けていないか確認するよう、指示を受けていたのかもしれない。
「クリスタル様、服を脱がれましたら籠に入れてこちらへ押し出してください。私はカーテンの外側に控えておりますので」
「分かりました。ありがとうございます」
私は素早く脱衣して籠をカーテンの外に出すと浴槽に身を沈ませる。
お湯からは甘い匂いが香り立っているところから、香料を入れてくれているのかもしれない。体が優しい温もりで包まれると硬くなっていた心も体もほぐれていくようだ。
「クリスタル様、お湯加減はいかがでしょうか」
マノンさんのこちらを窺う声が聞こえてきた。
「ありがとうございます。大丈夫です」
「そうですか。良かったです。何かご用がありましたらお声がけください」
「はい。分かりました」
カーテンの外では動きがあったようだ。わずかに軋んだ扉が開く音が聞こえたところから、私が脱いだ服は外に出されたらしい。洗濯のためか、検めるためか。
検められても仕方がないこと。元敵国の王女が自分の領域に入ってきたのだから。まして敗戦国から半ば強引に押しつけられた捧げものだ。警戒しないわけがない。
そんなことを馬車での道中、パウラに嬉々として教えられた。
彼女は良くも悪くも自分の欲望に素直で、皮肉や愚痴もよく漏らしていたけれど、あの子のおかげで何だかんだ賑やかな旅になった気がする。帰りはどこかの町で思う存分湯浴みして、ゆっくり休むことができるのだろうか。それとも先を急ぐからとなだめられて愚痴を言いながらも従うのだろうか。
仮にそうだとしても彼女は故郷に向かっているのだ。彼女には帰る場所があって、待ってくれている人がいる。
一方、私にはもう帰る場所がない。だからきっと私はこの地に身をうずめることになるのだろう。だとしたら私はここでどうやって生きていくのだろうか。今度は人から何を求められて生きていくのだろうか。
――私はあなた様が、クリスタル王女殿下がいつか笑顔で心豊かに過ごせる日々が来ることを切にお祈りしております。
不意にフェルノ騎士団長の言葉が思い出された。
彼が願ってくれたのはただ生きることではなく、私が笑顔で心豊かに過ごせることだ。もしかしたらここでなら知ることができるかもしれない。触れられるかもしれない。求められるのではなく、求めていく。彼の願いであり私の望みが叶うかもしれない。
この気持ちは期待からなのか、不安からなのか、胸がとくとくと高鳴る。
「……あの。クリスタル様、そろそろお上がりになられたほうがよろしいかと」
遠慮がちにマノンさんから声をかけられる。
「いえ。もう少し」
もう少しだけ、この夢見るような優しい温もりに包まれていたい。あともう少しだけこの温もりに――。
「クリスタル様? クリスタル様、失礼いたしますよ! ――クリスタル様! 誰か、誰か!」
慌てたようなマノンさんの声がゆっくりと小さくなって消え行った。
部屋に戻って、ただ沈黙していた私をマノンさんは明るく慰めてくれる。
あの後、レイヴァン様がお食事を終えるまで私もそのまま同席していた。男性だからなのか、あるいは私を待たせているという無言の圧力を感じられたのかは分からないものの、レイヴァン様はただ黙々と飲み込むように食事をするばかりで特に盛り上がる会話もなく進行された。結果、食事会が予想以上に芳しくないものとなってしまったのだ。
「そうでしょうか」
「ええ。初めてですもの。緊張もなさっていたのでしょう? レイヴァン様からは長旅で疲れているだろうから、ゆっくり休んでほしいとのお言葉を頂いております」
「……ええ。ありがたいお気遣いです」
もちろん長旅に疲れてはいる。けれど自分が歓迎されていないことや、見知らぬ人々に囲まれていること、言葉が分からないこと、また慣れぬ部屋で眠れそうにない。
「湯浴みいたしましょう。体が温まれば気持ちも落ち着きますよ。私は湯浴みの準備をお願いしてきますね」
「マノンさん、ありがとうございます」
お礼を述べると笑顔のマノンさんは部屋から出ていった。
最後に湯浴みしたのは、サンティルノ国に入る手前の小さな町だ。先を急ぐ旅とは言え、グランテーレ国の王女が薄汚れた姿では体裁が悪いとのことで、ほんの少しの時間、湯浴みと着替えのために寄ることになった。
そういえば、あの時もパウラは長居できないことに愚痴を言っていたなと思い出す。今日別れたばかりなのに、もう彼女や護衛騎士のことは過去になっていることを不思議にも思う。人は過去には生きられない。ただ前を向いて未来に歩いていくのみなのだ。
そこまで考えたところで部屋の扉がノックされた。
「失礼いたします、クリスタル様。湯浴みの準備はできていたそうです。浴室にご案内いたします」
マノンさんも今日ここに初めて来たばかりなのに、もう部屋の配置を記憶しているらしい。広い屋敷なのに迷いなく私を先導してくれた。
「さあ、こちらです」
彼女が開けた扉の先にはミレイさんと、もう一人紹介を受けていない若い侍女さんがいた。彼女の名はルディーと言うらしい。私の姿を認めると二人は静かに礼を取る。
彼女らの背後に仕切りのための厚みのあるカーテンがかけられている。その奥が浴槽かもしれない。
「……あの。彼女らは?」
「私とともにクリスタル様のご入浴のお手伝いをいたします」
「え? この国では一人で入浴しないものなのですか?」
「いいえ。もちろん一人で入浴いたしますよ」
ミレイさんはくすくすと笑って続ける。
「クリスタル様はグランテーレ国の王女様でいらっしゃいますから、身の回りのお世話をさせていただくのは当然ですわ」
「い、いえ。わたくしは一人で入れますから結構です」
「ですがそれは」
「本当に大丈夫です」
固辞するとかしこまりましたとマノンさんは頷き、ミレイさんとルディーさんに伝えてくれた。ルディーさんは少し眉をひそめながらこちらを見たけれど、ミレイさんに促されて退出する。
そういえば私物は検められた後、部屋に運び込まれたけれど私自身はいまだ身体検査を受けていない。もしかしたら私が何か危険な物を身に付けていないか確認するよう、指示を受けていたのかもしれない。
「クリスタル様、服を脱がれましたら籠に入れてこちらへ押し出してください。私はカーテンの外側に控えておりますので」
「分かりました。ありがとうございます」
私は素早く脱衣して籠をカーテンの外に出すと浴槽に身を沈ませる。
お湯からは甘い匂いが香り立っているところから、香料を入れてくれているのかもしれない。体が優しい温もりで包まれると硬くなっていた心も体もほぐれていくようだ。
「クリスタル様、お湯加減はいかがでしょうか」
マノンさんのこちらを窺う声が聞こえてきた。
「ありがとうございます。大丈夫です」
「そうですか。良かったです。何かご用がありましたらお声がけください」
「はい。分かりました」
カーテンの外では動きがあったようだ。わずかに軋んだ扉が開く音が聞こえたところから、私が脱いだ服は外に出されたらしい。洗濯のためか、検めるためか。
検められても仕方がないこと。元敵国の王女が自分の領域に入ってきたのだから。まして敗戦国から半ば強引に押しつけられた捧げものだ。警戒しないわけがない。
そんなことを馬車での道中、パウラに嬉々として教えられた。
彼女は良くも悪くも自分の欲望に素直で、皮肉や愚痴もよく漏らしていたけれど、あの子のおかげで何だかんだ賑やかな旅になった気がする。帰りはどこかの町で思う存分湯浴みして、ゆっくり休むことができるのだろうか。それとも先を急ぐからとなだめられて愚痴を言いながらも従うのだろうか。
仮にそうだとしても彼女は故郷に向かっているのだ。彼女には帰る場所があって、待ってくれている人がいる。
一方、私にはもう帰る場所がない。だからきっと私はこの地に身をうずめることになるのだろう。だとしたら私はここでどうやって生きていくのだろうか。今度は人から何を求められて生きていくのだろうか。
――私はあなた様が、クリスタル王女殿下がいつか笑顔で心豊かに過ごせる日々が来ることを切にお祈りしております。
不意にフェルノ騎士団長の言葉が思い出された。
彼が願ってくれたのはただ生きることではなく、私が笑顔で心豊かに過ごせることだ。もしかしたらここでなら知ることができるかもしれない。触れられるかもしれない。求められるのではなく、求めていく。彼の願いであり私の望みが叶うかもしれない。
この気持ちは期待からなのか、不安からなのか、胸がとくとくと高鳴る。
「……あの。クリスタル様、そろそろお上がりになられたほうがよろしいかと」
遠慮がちにマノンさんから声をかけられる。
「いえ。もう少し」
もう少しだけ、この夢見るような優しい温もりに包まれていたい。あともう少しだけこの温もりに――。
「クリスタル様? クリスタル様、失礼いたしますよ! ――クリスタル様! 誰か、誰か!」
慌てたようなマノンさんの声がゆっくりと小さくなって消え行った。
24
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
冷徹宰相様の嫁探し
菱沼あゆ
ファンタジー
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあなたの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
(「小説家になろう」でも公開しています)
能ある令嬢は馬脚を隠す
カギカッコ「」
恋愛
父親の再婚で継家族から酷い目に遭っていたアンジェリカは、前世魔法使いだった記憶、能力が覚醒する。その能力を使って密かに不遇から脱出して自由な人生をと画策するアンジェリカだが、王太子レイモンドに魔法能力がバレた。彼はアンジェリカの能力を買って妃にと言ってきて断れず婚約はしたが、王太子妃などとんでもない。そんなわけで自由になるためにアンジェリカ最大の企みが隠された結婚式当日、企みは計画通り行った……はずだった。王太子レイモンドの予想外の反応さえなければ。アンジェリカへの愛情を見せたレイモンドのために、結果として彼女の人生選択が変わった、そんな話。
因みにキャラの基本的な容姿のカラー設定はしておりません。黒髪でも金髪でも好きなイメージをお付け下さい。全六話。長さ的には中編です。
【完結】年下幼馴染くんを上司撃退の盾にしたら、偽装婚約の罠にハマりました
廻り
恋愛
幼い頃に誘拐されたトラウマがあるリリアナ。
王宮事務官として就職するが、犯人に似ている上司に一目惚れされ、威圧的に独占されてしまう。
恐怖から逃れたいリリアナは、幼馴染を盾にし「恋人がいる」と上司の誘いを断る。
「リリちゃん。俺たち、いつから付き合っていたのかな?」
幼馴染を怒らせてしまったが、上司撃退は成功。
ほっとしたのも束の間、上司から二人の関係を問い詰められた挙句、求婚されてしまう。
幼馴染に相談したところ、彼と偽装婚約することになるが――
【完結】無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない
ベル
恋愛
旦那様とは政略結婚。
公爵家の次期当主であった旦那様と、領地の経営が悪化し、没落寸前の伯爵令嬢だった私。
旦那様と結婚したおかげで私の家は安定し、今では昔よりも裕福な暮らしができるようになりました。
そんな私は旦那様に感謝しています。
無口で何を考えているか分かりにくい方ですが、とてもお優しい方なのです。
そんな二人の日常を書いてみました。
お読みいただき本当にありがとうございますm(_ _)m
無事完結しました!
噂の聖女と国王陛下 ―婚約破棄を願った令嬢は、溺愛される
柴田はつみ
恋愛
幼い頃から共に育った国王アランは、私にとって憧れであり、唯一の婚約者だった。
だが、最近になって「陛下は聖女殿と親しいらしい」という噂が宮廷中に広まる。
聖女は誰もが認める美しい女性で、陛下の隣に立つ姿は絵のようにお似合い――私など必要ないのではないか。
胸を締め付ける不安に耐えかねた私は、ついにアランへ婚約破棄を申し出る。
「……私では、陛下の隣に立つ資格がありません」
けれど、返ってきたのは予想外の言葉だった。
「お前は俺の妻になる。誰が何と言おうと、それは変わらない」
噂の裏に隠された真実、幼馴染が密かに抱き続けていた深い愛情――
一度手放そうとした運命の絆は、より強く絡み合い、私を逃がさなくなる。
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
【完】瓶底メガネの聖女様
らんか
恋愛
伯爵家の娘なのに、実母亡き後、後妻とその娘がやってきてから虐げられて育ったオリビア。
傷つけられ、生死の淵に立ったその時に、前世の記憶が蘇り、それと同時に魔力が発現した。
実家から事実上追い出された形で、家を出たオリビアは、偶然出会った人達の助けを借りて、今まで奪われ続けた、自分の大切なもの取り戻そうと奮闘する。
そんな自分にいつも寄り添ってくれるのは……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる