137 / 416
第9章 フォレスト国
第137話 国民の願い/冒険者の現状
しおりを挟む
「なぁ、最近あまり良くない噂を耳にするんだが……………」
「あれだろ?後継者争いがどうとかいう……………」
「そう、それだよ。で、王城内がゴタゴタとしてて、王子達が取り巻きなんかも侍らせているらしい」
「あとはそれが国民の方にまで迫ってきて、巻き込まれているのも中にはいるみたいだぞ?まぁ、本当にただの噂で信じていない奴も多いがな」
「お前も信じていないのか?」
「まぁな。だって、俄には信じ難いだろ。後継者争いに俺達国民を巻き込むなんてな……………まぁ、そんなのは大したことのない噂だ。もう1つの方がよっぽどやばい」
「やばい?どんなことだ?」
「まぁ、これも噂なんだが……………第一王子と第二王子、それぞれの目指す国家っていうのがどうやら、とんでもないみたいだ」
「どんな風に?」
「武装国家と法治国家だってよ…………名前からして、恐ろしいだろ?」
「でも、それは良いことなんじゃないのか?どちらも国を守ろうとする在り方だろ?」
「それ自体はな?だが、問題はそこじゃない。その方法だ……………なんとそこに割く人員は国民とこの国に滞在している冒険者で賄うらしい」
「……………は?どういうことだ?俺達は戦うことも出来なければ、法とやらにも詳しくはないぞ。冒険者だって国自体に仕える為にここにいる訳じゃないだろ」
「ああ。だが、国にそこまでの余裕がないんだと。人手も金もなく、他に良い伝手がある訳でもない。だから、俺達を使う。しかもどうやら、それだけじゃなくて税金を上げたり、他の手法で俺達から金まで搾り取っていくとかなんとか……………」
「おいおい、そんなの滅茶苦茶じゃないか。お、俺はそんなの認めたくない!国は王達だけのものじゃないだろ!俺達には自分達の幸せな人生を追い求める権利があるんだ!決して国の傀儡なんかじゃない!」
「そうだな。でも単なる噂だぞ?」
「にしてもだ!火の無い所に煙は立たぬって言うだろ?一応、本当のこととして捉えておいた方がいいんじゃないか?」
「かもしれないな」
「そ、そうだ!今から、国民全員の署名を集めて提出するっていうのはどうだ?これが国民達の声です!ってな感じでさ」
「お前、忘れたのか?一部国民達は既に王子達に巻き込まれているかもしれないって。しかもその数は日に日に増えているかもしれない。一体、誰に王子達の息がかかっているのか分からないんだぞ?お前はそんな中に飛び込めるのか?もし、その行動が王子達の耳にでも入ってしまえば、極刑は免れないかもしれないんだぞ?」
「ま、まさか、そんなことにまでは…………」
「いや、分からんぞ。人間、焦っている時や緊急事態では何をやらかすのか知れたもんじゃない。余裕がない今の状況では何が起こっても不思議ではないな。それこそ、お前がその次の日も無事に生きている保障などないほどにな」
「…………ゴクンっ」
「だから、俺達にできることといったら、手を合わせて願うことだけだ。この国が悪い方向へ変わってしまうよう、ただひたすらな」
――――――――――――――――――――
「おい、これは一体どういうことなんだ!報酬がどれも低くなってんじゃねぇか!」
「申し訳ございません。これらはどれも国からの依頼なんですがそこまでの余裕がないらしく、仲介している我々もそこまで頂いていないので自然とこのような金額に……………」
「おめぇらの事情なんて知ったことじゃねぇんだよ!こちとら、冒険者だぞ!一体、誰のおかげでお前ら冒険者ギルドがやっていけてると思ってる!」
「おいおい、リツヤタ。少しは落ち着け」
「うるせぇ!」
「すみませんね、受付嬢さん。こいつ、最近イライラしているみたいで……………ほら、今話題の"黒天の星"ってクランがあるでしょ?邪神を討伐したり、傘下をつけたり、何かと話題な。こいつ、そいつらに嫉妬してるんですよ」
「おい!余計なことを言うんじゃねぇ!」
「ふふっ」
「おい、受付嬢!お前、今笑ったな?」
「あっ…………も、申し訳ございません!リツヤタ様のご意見は真摯に受け止めさせて頂くとして他の依頼を選んでは如何でしょうか?」
「できるなら、やってんだよ!だが、毎日依頼が減っていってんじゃねぇか!これはどういうことだ!」
「それは……………」
「何だ?言えよ」
「あの…………発狂しませんか?」
「しねぇよ。俺はそこまで短気じゃねぇ」
「どの口が言うんだか(ボソッ)」
「ん?何か言ったか?」
「い、いえ!ほ、本当にいいんですね?聞いて後悔しても知りませんよ?」
「いいから言え」
「了解致しました。では単刀直入に申し上げますね。この国以外からの依頼が減っている理由。それは………………先程も話題に挙がったクラン"黒天の星"が関係しています」
「…………何だって?」
「彼等のこれまでの活躍や実績から、今までこのギルドへと依頼していた周辺の村や街の方々が別の場所…………具体的にはフリーダムやシリスティラビンへとわざわざ向かい、そこの冒険者ギルドへと依頼をしているのです」
「おい、そこって」
「はい。彼等が活動の拠点としているところです」
「く、く、くそがあああぁぁぁっ~ー!あいつらああぁぁっ!うがああぁぁ~~!」
「おい、落ち着け!す、すみません!受付嬢さん、今日のところはお暇します」
「は、はい!ありがとうございます。またお越し下さいませ」
その後、うるさく騒ぎながら、男は相方の男に引っ張られて外へと出て行った。そして、残された受付嬢はたった一言、こう呟いた。
「だから、忠告したのに…………」
「あれだろ?後継者争いがどうとかいう……………」
「そう、それだよ。で、王城内がゴタゴタとしてて、王子達が取り巻きなんかも侍らせているらしい」
「あとはそれが国民の方にまで迫ってきて、巻き込まれているのも中にはいるみたいだぞ?まぁ、本当にただの噂で信じていない奴も多いがな」
「お前も信じていないのか?」
「まぁな。だって、俄には信じ難いだろ。後継者争いに俺達国民を巻き込むなんてな……………まぁ、そんなのは大したことのない噂だ。もう1つの方がよっぽどやばい」
「やばい?どんなことだ?」
「まぁ、これも噂なんだが……………第一王子と第二王子、それぞれの目指す国家っていうのがどうやら、とんでもないみたいだ」
「どんな風に?」
「武装国家と法治国家だってよ…………名前からして、恐ろしいだろ?」
「でも、それは良いことなんじゃないのか?どちらも国を守ろうとする在り方だろ?」
「それ自体はな?だが、問題はそこじゃない。その方法だ……………なんとそこに割く人員は国民とこの国に滞在している冒険者で賄うらしい」
「……………は?どういうことだ?俺達は戦うことも出来なければ、法とやらにも詳しくはないぞ。冒険者だって国自体に仕える為にここにいる訳じゃないだろ」
「ああ。だが、国にそこまでの余裕がないんだと。人手も金もなく、他に良い伝手がある訳でもない。だから、俺達を使う。しかもどうやら、それだけじゃなくて税金を上げたり、他の手法で俺達から金まで搾り取っていくとかなんとか……………」
「おいおい、そんなの滅茶苦茶じゃないか。お、俺はそんなの認めたくない!国は王達だけのものじゃないだろ!俺達には自分達の幸せな人生を追い求める権利があるんだ!決して国の傀儡なんかじゃない!」
「そうだな。でも単なる噂だぞ?」
「にしてもだ!火の無い所に煙は立たぬって言うだろ?一応、本当のこととして捉えておいた方がいいんじゃないか?」
「かもしれないな」
「そ、そうだ!今から、国民全員の署名を集めて提出するっていうのはどうだ?これが国民達の声です!ってな感じでさ」
「お前、忘れたのか?一部国民達は既に王子達に巻き込まれているかもしれないって。しかもその数は日に日に増えているかもしれない。一体、誰に王子達の息がかかっているのか分からないんだぞ?お前はそんな中に飛び込めるのか?もし、その行動が王子達の耳にでも入ってしまえば、極刑は免れないかもしれないんだぞ?」
「ま、まさか、そんなことにまでは…………」
「いや、分からんぞ。人間、焦っている時や緊急事態では何をやらかすのか知れたもんじゃない。余裕がない今の状況では何が起こっても不思議ではないな。それこそ、お前がその次の日も無事に生きている保障などないほどにな」
「…………ゴクンっ」
「だから、俺達にできることといったら、手を合わせて願うことだけだ。この国が悪い方向へ変わってしまうよう、ただひたすらな」
――――――――――――――――――――
「おい、これは一体どういうことなんだ!報酬がどれも低くなってんじゃねぇか!」
「申し訳ございません。これらはどれも国からの依頼なんですがそこまでの余裕がないらしく、仲介している我々もそこまで頂いていないので自然とこのような金額に……………」
「おめぇらの事情なんて知ったことじゃねぇんだよ!こちとら、冒険者だぞ!一体、誰のおかげでお前ら冒険者ギルドがやっていけてると思ってる!」
「おいおい、リツヤタ。少しは落ち着け」
「うるせぇ!」
「すみませんね、受付嬢さん。こいつ、最近イライラしているみたいで……………ほら、今話題の"黒天の星"ってクランがあるでしょ?邪神を討伐したり、傘下をつけたり、何かと話題な。こいつ、そいつらに嫉妬してるんですよ」
「おい!余計なことを言うんじゃねぇ!」
「ふふっ」
「おい、受付嬢!お前、今笑ったな?」
「あっ…………も、申し訳ございません!リツヤタ様のご意見は真摯に受け止めさせて頂くとして他の依頼を選んでは如何でしょうか?」
「できるなら、やってんだよ!だが、毎日依頼が減っていってんじゃねぇか!これはどういうことだ!」
「それは……………」
「何だ?言えよ」
「あの…………発狂しませんか?」
「しねぇよ。俺はそこまで短気じゃねぇ」
「どの口が言うんだか(ボソッ)」
「ん?何か言ったか?」
「い、いえ!ほ、本当にいいんですね?聞いて後悔しても知りませんよ?」
「いいから言え」
「了解致しました。では単刀直入に申し上げますね。この国以外からの依頼が減っている理由。それは………………先程も話題に挙がったクラン"黒天の星"が関係しています」
「…………何だって?」
「彼等のこれまでの活躍や実績から、今までこのギルドへと依頼していた周辺の村や街の方々が別の場所…………具体的にはフリーダムやシリスティラビンへとわざわざ向かい、そこの冒険者ギルドへと依頼をしているのです」
「おい、そこって」
「はい。彼等が活動の拠点としているところです」
「く、く、くそがあああぁぁぁっ~ー!あいつらああぁぁっ!うがああぁぁ~~!」
「おい、落ち着け!す、すみません!受付嬢さん、今日のところはお暇します」
「は、はい!ありがとうございます。またお越し下さいませ」
その後、うるさく騒ぎながら、男は相方の男に引っ張られて外へと出て行った。そして、残された受付嬢はたった一言、こう呟いた。
「だから、忠告したのに…………」
12
あなたにおすすめの小説
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
ハーレムキング
チドリ正明@不労所得発売中!!
ファンタジー
っ転生特典——ハーレムキング。
効果:対女の子特攻強制発動。誰もが目を奪われる肉体美と容姿を獲得。それなりに優れた話術を獲得。※ただし、女性を堕とすには努力が必要。
日本で事故死した大学2年生の青年(彼女いない歴=年齢)は、未練を抱えすぎたあまり神様からの転生特典として【ハーレムキング】を手に入れた。
青年は今日も女の子を口説き回る。
「ふははははっ! 君は美しい! 名前を教えてくれ!」
「変な人!」
※2025/6/6 完結。
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
荷物持ちの代名詞『カード収納スキル』を極めたら異世界最強の運び屋になりました
夢幻の翼
ファンタジー
使い勝手が悪くて虐げられている『カード収納スキル』をメインスキルとして与えられた転生系主人公の成り上がり物語になります。
スキルがレベルアップする度に出来る事が増えて周りを巻き込んで世の中の発展に貢献します。
ハーレムものではなく正ヒロインとのイチャラブシーンもあるかも。
驚きあり感動ありニヤニヤありの物語、是非一読ください。
※カクヨムで先行配信をしています。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる