花宮くんは天使さま

るて

文字の大きさ
上 下
4 / 9
おねむすぎるよ、花宮くん

ŧ‹"ŧ‹"(*´༥` *)ŧ‹"ŧ‹"

しおりを挟む
しばらくして廊下がざわつき始めた

入学式が終わったらしい

...ん?終わった?owatta?

`(    °꒳°    )´おわた

うん、しょうがない。

僕は人助けをしたんですっ

多分、大丈夫でしょ

「ここでは目立ってしまいます。少し移動しましょう」

「はいっ」

再び男の子を抱き上げ真面目イケメンさんの後ろをついて行く

というか、この子はいつまで寝てるんだろう

可愛いからいいけど


■+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+■

「ここなら生徒会以外入ってくることはありません」

「それなら安心...え」

生徒会?生徒会って何か偉い人達ですよね!?

うわー、凄い人と会ってしまいましたー

「あ、自己紹介が遅れてしまいました。私は藤澤 満矢ーフジサワ ミチヤーと申します」

藤澤さん...

「僕は柏木 蒼乃ーカシワギ ソノーと言います」

「蒼乃さん、その子どうしましょうかね」

「どうしましょうかね、寝てますが」

「うーん、取り敢えずソファに寝かせましょうか」

「はい」

起こさないようにそっとソファに寝かせる

「ん、にゃ...けーき...まか、ろ...」

ん?お菓子の名前呟いてる

お腹すいたのかな

「お菓子、ありますけど」

藤澤さんが呟いたと同時に男の子の目がパチリと開いた

お菓子に釣られたのでしょうか

「クッキー、食べる?」

男の子は横になったままクッキーの缶をジーッと見ている

まだ眠そうで目がとろんとしている

可愛い(   ´ཫ`   )

「いらない?」

藤澤さんが缶をしまおうとする

と、むくりと起き上がってまたしばらくボーッとする

すると、頂戴と言うように藤澤さんに手の平を差し出す

かわいーーーー!!!!

なに、幼稚園児みたい(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

かわいいいいい

(*´д`*)ハァハァ

「はい、どうぞ」

「あり、がと」

うっわ、撫で回したい

小動物みたいにもぐもぐと食べているところがまた可愛い

ずっと見てられます...
しおりを挟む
1 / 4

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

王子殿下に救われたので、婚約破棄は認めます。さようなら

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:14pt お気に入り:1,198

孤独なまま異世界転生したら過保護な兄ができた話

BL / 連載中 24h.ポイント:61,288pt お気に入り:2,008

妹に幸せになって欲しくて結婚相手を譲りました。

恋愛 / 完結 24h.ポイント:610pt お気に入り:594

愛を知らない僕は死んじゃう前に愛を知りたい

BL / 連載中 24h.ポイント:134pt お気に入り:2,524

旦那様は妻の私より幼馴染の方が大切なようです

恋愛 / 完結 24h.ポイント:94,765pt お気に入り:5,382

処理中です...