日本語教師日誌

藤堂Máquina

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4月17日

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4月17日

今日の授業は二つ。
一つは朝のN5レベルのクラスで、もう一つは夜に体験の授業があっただけだった。
月曜日から木曜日までは同じ人がレッスンを予約してしてくれているが、今日は金曜日のため、無かった。
授業のコマ数からしたらそれを差し引いた程度で、ありがたいことに毎日コンスタントに2コマある。
そうは言ってもいつ学生が離れてしまうかは分からないので、いつでも新しく学生を迎えなければならないし、今いる学生を大切にしなければならない。
学生に楽しく授業を受けてもらうためには、まず自分が楽しむことが必要だ。
そう言う意味で、今日の2コマは非常に充実していた。
朝の学生はもう何回も受講してくれているノルウェーの学生で、私の学生の中でも最も陽気な男だ。
日本語のレベルで言うとそう高くないはずなのだが、おしゃべり故に会話量は相当多い。
日本人の友達がいるらしく、会話をするため、語彙力が高いようだ。
自由に色々なことを話してくれるため、ネタに困ることも無ければ、静寂に悩まされることもない。
その上素直な性格なため、文法の説明もしっかり聞いてくれる。
教師の私からしてみたらとてもありがたい存在だ。
私は彼の勢いを止めないようにして、時々文法や漢字を混ぜてやれば良いのだ。
学校での指導で使われる方法で、オンラインだとやや難しいのだが、私の理想的な授業であるため、こちらとしても気持ちよく授業ができる。
もう一人は体験授業に来た学生で、私よりもいくつも歳上である。
カナダに住む方らしく、奥さんが日本人、長い間東京に住んでいたようで日本語はかなり流暢だ。
私の経験上、日本での生活経験のある、外国人で、日本語のレベルがそれなりに高い人物たちはそれなりに高飛車な物が多いのだが、彼はそういうこともなく、謙虚だった。
そして30分の体験授業は楽しくあっという間に終わり、今後も時々私の元に来てくれると言ってくれた。
恐らく彼が求めているのは日本語レベルの維持と、更なる知識であるため、細かい文法のチェックと言うよりは国語の授業に近いものであると思われる。
私は国語が好きだ。
国語の先生になりたいと思ったことはないが、学生の頃、聞いていて唯一楽しい科目だったのを覚えている。
同じような印象を与えられるようになれば私としても嬉しいし、生徒の役に立てれば教師として一番いいことのはずだ。
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