日本語教師日誌

藤堂Máquina

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7月4日

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7月4日

今日の授業は4つ。
久しぶりに濃い一日だったような気がする。
と言うのも、そのうち二つが一コマあたり2時間であり、一コマ30分のものがあったとは言え、5時間半授業をしていた。
一般的な仕事と比べたから、労働時間は少ないように見えるが、授業中だけが仕事ではないため、長い時間仕事をしていた。
一コマ目が体験授業で、ゼロ初級のアメリカ人であった。
学生は比較的わかりやすい英語で話してくれたため、概ね言っていることを理解できたが、学習目的は旅行だという。
できれば来年日本に行きたいと言っており、そのために基本的な日本語を覚えたいようだった。
学生はひらがなも全く知らなかったようなので、今日は現地の学校の授業で使っているひらがなの練習のシートを見せてあ行、か行、さ行だけ一緒に見て覚えさせた。
今後も来るかどうかは分からなかったが、手応えがないわけでもないため、期待して待つしかない。
2コマ目はロシアの学生ですっかり常連になっていた。
今日のテーマはディベートのようなもので、テーマはドフトエフスキーの『罪と罰』についての見解であった。
私はあらすじは読んだことがあるため、知っていたが、実際に本文を読んだわけではなかったために、聞いている側に回った。
文学について語るのは久しぶりで、楽しかったため、時間もあっという間であった。
3コマ目は現地の学校の授業であり、新しいクラスであった。
漸く他のクラスがカタカナまで覚えて、漢字を教えられるレベルになったのに、またひらがなを教えなければならない。
しかしスペイン語も教え方も少し慣れてきたため、学生たちのリアクションは悪くなかった。
今日は2時間では行までを教えたが、学生10人を相手にするのは少し大変である。
4コマ目は以前からのクラスで、上に書いた通り漢字であった。
漢字と言っても漢数字を「三」まで教えただけであり、こちらとしても盛り上げようがなかった。
初級クラスを教える工夫として、2時間のクラスは長いため、毎回10分間の休憩時間をとっている。
言うまでもないが、私は休んでいる訳ではない。
ホワイトボードにイラストを描いたり、話題を用意して、語彙を増やしたり発言しやすい環境を作ろうと努力している。
よくするのは、休憩時間中にもホワイトボードを見ている学生に好きな動物や果物、アニメのキャラクターなどを訪ねて、それに関係する語彙をさりげなく導入している。
授業より好きなものの方が覚えやすいだろうと言う予想に基づいている。
問題点で言うと、ずっと席を離れている学生も多いため、そのような学生とはコミュニケーションがとりにくい。
継続的に教える場合、特に学校においては、いい授業をするのも大切だが、一定のレベルの授業さえすれば、あとは学生との信頼関係が大事になる。
教室で教えていた時は距離が近いために、意識しやすいのだが、オンラインだと少々難しい。
しかし仕事である以上、そして人間同士である以上はよりそこに力を入れなければならない。
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