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第30話 始まった新生活(ローシュ視点)
そして久方ぶりの登園の日、僕は一人学園に向かう。
エカテリーナを迎えに行くように言われていたが、長時間の馬車に乗るのも彼女と話すのも嫌だったので、ブルックリン侯爵家に行くことなく、真っ直ぐ学園に行ったのだ。
学園に来てから二言三言交わせばいいだろう、あとはリヴィオとポエットが何とかしてくれる。
特にリヴィオは真面目だから僕の代わりにエカテリーナの世話をしてくれるはずだ。リヴィオは僕が不利になる事はしないから、良いようにしてくれるはずだ。
幼い頃から一緒だから、わかってくれてるはずだ。
代わりの護衛が僕の側にいるが、まだ付き合いが浅いので、僕の考えをしっかりと把握してはいない。
それも時間が経てばリヴィオみたいに、言わずとも僕の為に動くようになるはずだ。
久々に会ったエカテリーナは依然と比べ柔らかい表情になった気がする。
以前の硬い笑顔ではなく、心からの笑みだ。
今まで感じた事のない雰囲気に逆に違和感を覚えるが、余計な事を言う気はない。
顔には傷があるし、色々話をして記憶を取り戻しても困る。
エカテリーナの一番は僕だから、僕と話すことで以前の事を思い出す可能性は高い。
最初の考え通りに少し話をし、教室へと先に向かった。
少し遅れて彼女も来たが、無視をする。
誰も彼女に話しかける事もなく時が過ぎる。リヴィオだけが熱心にエカテリーナにあれやこれやと教えていた。
遠巻きに見ている者達を見るに、本当はエカテリーナに人望はなかったのでは? と思った。
人望があれば誰かは手を出すだろうと考えていたのだが。
その後、エカテリーナが何回も僕に勉強や学園の事を教えて欲しいと言ってきたが、僕はやんわりと拒否をし、リヴィオをすすめる。
彼は僕の乳兄弟で護衛で、王家で雇っているものだ。
つまり僕が教えるのと同意義だろう? 僕はエカテリーナに構う暇がない程忙しいのだからリヴィオで我慢してほしい。
そうして友人達との会話を楽しんだ。
「この前は皆ありがとう、助かったよ」
気兼ねなく話すために護衛たちも遠ざけた後に切り出すと、友人達は安心したという顔をしている。
「本当にするとは思っていなかったけれど、酷くなりすぎなくて良かった」
顔に傷は出来たものの、エカテリーナは生きているし、まさかの記憶喪失だ。
婚約解消まで秒読みだろう。
「でも驚いたよ。護衛達が全て倒したと思ったら、伏兵が出てくるんだもの」
「そうだったんだ」
手配をしてくれた友人は驚いている。
「そんな細かい指示は出してないよ。ただ君たちが来たら絡んでくれってくらいで」
「弓矢で射られたりして、本格的だったよ。護衛達がその男達を縛り上げたり憲兵を呼んでいる時に、別な男達が襲って来たんだ。思いも寄らない事だったから本気で死ぬかと思った」
友人はさっと顔を青褪めさせて、押し黙ってしまった。
結果良ければ全て良しだから、僕は気にしないよ。
あの奇襲のお陰でエカテリーナを追い込むことが出来たのだから。
そうして何度も来るエカテリーナをリヴィオに任せ、ゆったりとした日々を過ごしていた。そんなある日、生徒会長である公爵令嬢が僕の元へとやって来る。
「ローシュ殿下、今日はお話が会ってきました」
きりりと目を吊り上げたその顔は、美人なだけに迫力がある。
「どうしたのミリティア嬢、そのような怖い顔をして」
「どうもこうもありません。いつまで生徒会の仕事をサボるおつもりですか!」
鋭い叱責に僕は身をすくめる。
「サボっていたつもりはないよ。ただ、まだ体調が優れなくて」
「こうして昼休みにも歓談をしていて、放課後も市井に下り、遊んでいると報告を受けています。そのような事をなさる暇があるならば、溜まっている仕事を行なってください。ブライトン」
「はい」
副会長のブライトンが僕を無理矢理立たせる。
「痛いよ、離して」
そう言うが離してはくれず、引きずられるようにして連れて行かれる。
「ちょっと、ローシュ殿下に対して何てことを!」
友人たちが怒ってくれるが、ミリティアは意に介さない。
「あなた方には関係ありません。これは生徒会の問題です」
じろりと睨むミリティアに何も言えなくなる。
公爵令嬢ミリティアの母は、父の妹だ。
つまり僕とミリティアは従姉妹で、彼女も王位継承権を持つ一人。
好んで喧嘩を売りたい相手ではない。
そしてこのブライトンはそんな彼女の婚約者だ。この男もまた尽くす男で、ミリティアの言うことは何でも聞いている。
小柄なミリティアと大柄なブライトンは凸凹コンビでとても目立っていた。
「仕事はする、だからこの手は離して」
「だそうよブライトン。離してあげて」
僕の言葉ではなくミリティアの言葉でようやく離してくれる。
「仕事をしないとは言っていないだろ、もう少しだけ休養させてって事で」
「エカテリーナも抜けて人手が足りないの。第二王子ならば生徒の為に率先して身を粉にするくらい働きなさい」
容赦ないミリティアはそう言って休み時間や放課後に、半ば無理矢理生徒会の仕事をさせてくる。
「僕はエカテリーナの面倒を見ないと」
「それはリヴィオがしているのを知っているわ。あなたは朝の迎えも昼食の時間もそして放課後の空き時間も、全て別の事に費やしている。ならばあなたはエカテリーナに代わって生徒会の仕事をして、彼女に貢献なさい」
そう言ってエカテリーナが請け負っていた仕事まで押し付けてきた。
学園内の美化活動や、行事の為の外注先の下調べ、そして生徒たちの要望書の取りまとめや苦情の整理……今まで何もかもをエカテリーナに押し付けていたから、書き方を調べ方も何もわからない。
過去の記録すらどのファイルにあるかわからないほどだ。
「しっかりなさい、エカテリーナはこれ以上の事をしていたわ!」
ミリティアの叱責に泣きそうになる。
(今だけエカテリーナ記憶を取り戻してくれ……)
そんな弱音すら浮かんでしまった。
エカテリーナを迎えに行くように言われていたが、長時間の馬車に乗るのも彼女と話すのも嫌だったので、ブルックリン侯爵家に行くことなく、真っ直ぐ学園に行ったのだ。
学園に来てから二言三言交わせばいいだろう、あとはリヴィオとポエットが何とかしてくれる。
特にリヴィオは真面目だから僕の代わりにエカテリーナの世話をしてくれるはずだ。リヴィオは僕が不利になる事はしないから、良いようにしてくれるはずだ。
幼い頃から一緒だから、わかってくれてるはずだ。
代わりの護衛が僕の側にいるが、まだ付き合いが浅いので、僕の考えをしっかりと把握してはいない。
それも時間が経てばリヴィオみたいに、言わずとも僕の為に動くようになるはずだ。
久々に会ったエカテリーナは依然と比べ柔らかい表情になった気がする。
以前の硬い笑顔ではなく、心からの笑みだ。
今まで感じた事のない雰囲気に逆に違和感を覚えるが、余計な事を言う気はない。
顔には傷があるし、色々話をして記憶を取り戻しても困る。
エカテリーナの一番は僕だから、僕と話すことで以前の事を思い出す可能性は高い。
最初の考え通りに少し話をし、教室へと先に向かった。
少し遅れて彼女も来たが、無視をする。
誰も彼女に話しかける事もなく時が過ぎる。リヴィオだけが熱心にエカテリーナにあれやこれやと教えていた。
遠巻きに見ている者達を見るに、本当はエカテリーナに人望はなかったのでは? と思った。
人望があれば誰かは手を出すだろうと考えていたのだが。
その後、エカテリーナが何回も僕に勉強や学園の事を教えて欲しいと言ってきたが、僕はやんわりと拒否をし、リヴィオをすすめる。
彼は僕の乳兄弟で護衛で、王家で雇っているものだ。
つまり僕が教えるのと同意義だろう? 僕はエカテリーナに構う暇がない程忙しいのだからリヴィオで我慢してほしい。
そうして友人達との会話を楽しんだ。
「この前は皆ありがとう、助かったよ」
気兼ねなく話すために護衛たちも遠ざけた後に切り出すと、友人達は安心したという顔をしている。
「本当にするとは思っていなかったけれど、酷くなりすぎなくて良かった」
顔に傷は出来たものの、エカテリーナは生きているし、まさかの記憶喪失だ。
婚約解消まで秒読みだろう。
「でも驚いたよ。護衛達が全て倒したと思ったら、伏兵が出てくるんだもの」
「そうだったんだ」
手配をしてくれた友人は驚いている。
「そんな細かい指示は出してないよ。ただ君たちが来たら絡んでくれってくらいで」
「弓矢で射られたりして、本格的だったよ。護衛達がその男達を縛り上げたり憲兵を呼んでいる時に、別な男達が襲って来たんだ。思いも寄らない事だったから本気で死ぬかと思った」
友人はさっと顔を青褪めさせて、押し黙ってしまった。
結果良ければ全て良しだから、僕は気にしないよ。
あの奇襲のお陰でエカテリーナを追い込むことが出来たのだから。
そうして何度も来るエカテリーナをリヴィオに任せ、ゆったりとした日々を過ごしていた。そんなある日、生徒会長である公爵令嬢が僕の元へとやって来る。
「ローシュ殿下、今日はお話が会ってきました」
きりりと目を吊り上げたその顔は、美人なだけに迫力がある。
「どうしたのミリティア嬢、そのような怖い顔をして」
「どうもこうもありません。いつまで生徒会の仕事をサボるおつもりですか!」
鋭い叱責に僕は身をすくめる。
「サボっていたつもりはないよ。ただ、まだ体調が優れなくて」
「こうして昼休みにも歓談をしていて、放課後も市井に下り、遊んでいると報告を受けています。そのような事をなさる暇があるならば、溜まっている仕事を行なってください。ブライトン」
「はい」
副会長のブライトンが僕を無理矢理立たせる。
「痛いよ、離して」
そう言うが離してはくれず、引きずられるようにして連れて行かれる。
「ちょっと、ローシュ殿下に対して何てことを!」
友人たちが怒ってくれるが、ミリティアは意に介さない。
「あなた方には関係ありません。これは生徒会の問題です」
じろりと睨むミリティアに何も言えなくなる。
公爵令嬢ミリティアの母は、父の妹だ。
つまり僕とミリティアは従姉妹で、彼女も王位継承権を持つ一人。
好んで喧嘩を売りたい相手ではない。
そしてこのブライトンはそんな彼女の婚約者だ。この男もまた尽くす男で、ミリティアの言うことは何でも聞いている。
小柄なミリティアと大柄なブライトンは凸凹コンビでとても目立っていた。
「仕事はする、だからこの手は離して」
「だそうよブライトン。離してあげて」
僕の言葉ではなくミリティアの言葉でようやく離してくれる。
「仕事をしないとは言っていないだろ、もう少しだけ休養させてって事で」
「エカテリーナも抜けて人手が足りないの。第二王子ならば生徒の為に率先して身を粉にするくらい働きなさい」
容赦ないミリティアはそう言って休み時間や放課後に、半ば無理矢理生徒会の仕事をさせてくる。
「僕はエカテリーナの面倒を見ないと」
「それはリヴィオがしているのを知っているわ。あなたは朝の迎えも昼食の時間もそして放課後の空き時間も、全て別の事に費やしている。ならばあなたはエカテリーナに代わって生徒会の仕事をして、彼女に貢献なさい」
そう言ってエカテリーナが請け負っていた仕事まで押し付けてきた。
学園内の美化活動や、行事の為の外注先の下調べ、そして生徒たちの要望書の取りまとめや苦情の整理……今まで何もかもをエカテリーナに押し付けていたから、書き方を調べ方も何もわからない。
過去の記録すらどのファイルにあるかわからないほどだ。
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