息子の押し入れには人外が住んでいる

ある日息子の部屋を掃除していると、押し入れから物音がした。
 
ネズミ? それともG?
 
一人で開けるのが怖くて急いで居間から旦那を呼び、開けてみるが何もいない。
しかしその夜、息子が部屋で誰かと話している声を聞いてしまった。
電話で話しているのだろう。そう思ったのに、相手の声も息子の部屋から聞こえるのだ。

息子の妄想か、新興宗教に騙されているのか、家にいたくないお友達を連れて来ているのか。
探る母とあっけらかんとした息子の攻防(?)。
そして正体の明らかになったそれと息子の交流を、知らないふりをしながら生暖かく見守る母の目線でお送りします。



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ドリーム小説大賞に参加しています。
更新は不定期ですが、7月中に完結予定です。
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