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126.◆~カインEND~2
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「待って…カイ兄様。」
「待てない。俺は16年も待っていたんだよ?ミューの事を誰よりも見てきたのはこの俺だ。ミュー、愛してる。ほら、もっと舌を出して。」
カイ兄様の舌が生き物みたいに口腔内を隅々まで舐めまわす。
「んっ、はっ…」
「んっ…ミュー。舌を絡める方法なんて…誰に教わったの?」
カイ兄さまの瞳が鋭く私を射抜く。
答えられない私に、再び激しいキスで攻め立てる。
月明かりが差し込む青白い部屋の中に、ちゅぱちゅぱと唾液の絡まる音と、二人の吐息だけが夜に溶けていく。
「ふぅ…んっ、カイにぃさまぁ…」
「ふふ。ミューいやらしい顔。キスだけでそんなに顔を蕩けさせて…。可愛いっ。ちゅっ、んっ。」
カイ兄様の手が胸をやわやわと揉みしだき、器用な手つきでネグリジェのボタンを外されていく。
「ミューとても綺麗だ。もっとよく見せて。」
両手を絡めとられてしまい、胸を隠すことができない。
「ミュー愛してる」と何度も言われながらまたキスをされ、胸の頂を指先で捏ねるように刺激され、私はただただ吐息を漏した。
カイ兄様の舌が耳元から首筋をなぞり、胸からお臍へとゆっくり降りていく。
ショーツの紐を解かれ、露になった秘部が冷たい空気に晒される。
「やぁ…そんなに見ないで…。」
「ミューのここ…赤ちゃんの頃と同じでツルツルなんだね。可愛いっ」
カイ兄様の顔が息がかかるくらい顔が秘部に近づいて…次の瞬間ペロリと舌が蕾を撫でる。
「ひゃぁ…や、そんな所…舐めちゃ…」
「知ってる?ミュー…俺はミューのオムツも変えていたし…小さい頃はっ…一緒に入浴したこともあるんだよ。」
話しながらもカイ兄様の舌は動き回り、私はその度にビクビクと身体を震わせる。
「ミューが…朝起きる前にそっと部屋に入って…俺が何をしていたか…んっ、知ってる?」
ちゅるちゅると蕾を吸われ、視界がチカチカと瞬いた。
「やっ、あ、あっ!!」
「毎朝…ミューが起きるまで身体中に…キスしていたよ…。んっ、レロッ…。唇も…あの後から、沢山キス…してたっ。ミューは…気付いてた?」
「ひゃぅっ!あ、やだっ、も…」
絶え間なく舌で蕾や花弁を刺激され、私はビクビクと腰を揺らす事しかできない。カイ兄様が腰を掴んで逃げ出せないようにしてるせいで、快感で思考が上手く働かない。
「この部屋に…監視カメラが…んっ、ちゅるっ…あるのは知ってた?」
舌で蕾を舐めながら、カイ兄様の指が花弁を割り咲いて入口を刺激する。
「あっ!んっ…し、知らなっ…」
「毎日…ミューをずっと見てた…。昼間ミューが読書したり…お茶をしたりしてる所も、夜、ミューが寝てる所…や、泣いてる所も…っ。」
ツプッ!!とカイ兄様の指が奥に挿し込まれる。
「きゃぁっ!…あっ…やっ…」
「深夜…泣き疲れて眠るミューを…いつも見に来ていた。」
カイ兄様の指が2本に増え、じゅぷじゅぷと水音が響く。
「あっ、あっ、ひんっ!やぁ…っん!」
「ミューはっ…時々寝言を言っていたよ…。『もっと良い子にならなきゃ』…とか、『お母さん、ごめんなさい』って…」
やっと舌が秘部から離れ、カイ兄様が顔を上げる。
「ミューは…何に怯えているの?誰に対しての謝罪なの?」
「え…」
カイ兄様の真剣な瞳から目が逸らせない。
「ミューが小さい頃からずっと‘ここではないどこかの記憶’があるのは気付いていたよ。それに、常に‘死の恐怖’に怯えていることも…気付いていた。」
「な…んで…」
「ずっと見ていたから。ミューだけをずっと、ずーっと見てきたから。気付かない訳ないだろう?」
「…カイ兄様…」
「ミューが産まれて、初めて会った瞬間から俺にとってミューが最愛で、ミューが全てだった。この気持ちのきっかけは、もしかしたら神様の悪戯なのかもしれないね。…だけどね、ミューを見つめてきた16年間は確かに俺の意思で、俺の大切な記憶だ。この想いを疑ったりしないで。…俺は、ミューを愛してる。今までも、これからも、ずっとだ。」
「ひっく、う…。カイ…にぃさま…。私も、愛してるっ…」
ポロポロと涙が止まらない。
愛する人に愛される事が、こんなに幸せな事だなんて…こんなに心が満たされるなんて…初めて知った。
「ミュー、愛してる。」
ちゅっ、ちゅっと触れるだけのキスから、徐々に深いキスへと変わる。
私のぐちゃぐちゃになった秘部にカイ兄様のモノが当てられ、花弁をかき分けながら中へ挿し込まれていく。
「ひゃぁぁっ、あ、あ、だめっ。にぃさまぁ…」
「くぅっ…ミューの中に…入ってるよ。わかる?はぁっ、やっと…一つになれたね。」
「あんっ、あっ…おっきぃ…」
「ミュー、力抜いて。ほら、ちゅーしてあげる…」
レロレロと舌で口の中をかき混ぜられながら、息も絶え絶えに必死にすがり付く。
「んっ、ちゅぱ…カイにぃさま…。んっ、」
「ミュー、ちょっと動くよ…んっ、ちゅっ。」
ずちゅ、ずちゅ、と水音が激しくなる。
初めてなのに、痛みよりも快感で腰が思わず振れてしまう。
「あ、あ、気持ちぃ…ふぁっ、あ、あ…」
「あぁ、ミュー。俺も気持ちいいよ。ミュー、ミュー。俺の、俺だけの…。」
パンパン!と腰を打ちつけられるたび、奥がジンジンする。
「あ、あっ、あっ、やぁ!イク…イッちゃう…。ひゃあん、あ、あ、あぁーーっ!!」
その瞬間、カイ兄様が一際強く腰を打ちつけ、中に沢山出してくれた。
私の奥にしかけられた魔法が反応し、中が熱くなる。
「あ、やぁ…何か、ヘンになっちゃう!」
「ミューの中…魔法が媚薬のようになってるね…。俺の精液で変化したのか、元々の役割を果たしたのか…。まぁ、どちらでもいい。今夜はまだまだ終わらないからね。」
「あ…もう、だめっ」
「だめじゃないよ、ほら。ミューのここ、まだこんなにぐちゃぐちゃになってる。」
出したばかりだというのらにカイ兄様のモノは大きなままで、間髪入れずにまた中へと挿し込まれてる。
「あぁっ!!」
じゅ、ずちゅ、ずちゅ…。
リズムを変えながら奥を攻め立てられ、私はずっとイキッぱなしのように爪先までピクピク痙攣してしまう。
「ミュー、愛してる」
と何度も何度もカイ兄様が言ってくれるから…私も何度も「愛してる」と伝えた。
「待てない。俺は16年も待っていたんだよ?ミューの事を誰よりも見てきたのはこの俺だ。ミュー、愛してる。ほら、もっと舌を出して。」
カイ兄様の舌が生き物みたいに口腔内を隅々まで舐めまわす。
「んっ、はっ…」
「んっ…ミュー。舌を絡める方法なんて…誰に教わったの?」
カイ兄さまの瞳が鋭く私を射抜く。
答えられない私に、再び激しいキスで攻め立てる。
月明かりが差し込む青白い部屋の中に、ちゅぱちゅぱと唾液の絡まる音と、二人の吐息だけが夜に溶けていく。
「ふぅ…んっ、カイにぃさまぁ…」
「ふふ。ミューいやらしい顔。キスだけでそんなに顔を蕩けさせて…。可愛いっ。ちゅっ、んっ。」
カイ兄様の手が胸をやわやわと揉みしだき、器用な手つきでネグリジェのボタンを外されていく。
「ミューとても綺麗だ。もっとよく見せて。」
両手を絡めとられてしまい、胸を隠すことができない。
「ミュー愛してる」と何度も言われながらまたキスをされ、胸の頂を指先で捏ねるように刺激され、私はただただ吐息を漏した。
カイ兄様の舌が耳元から首筋をなぞり、胸からお臍へとゆっくり降りていく。
ショーツの紐を解かれ、露になった秘部が冷たい空気に晒される。
「やぁ…そんなに見ないで…。」
「ミューのここ…赤ちゃんの頃と同じでツルツルなんだね。可愛いっ」
カイ兄様の顔が息がかかるくらい顔が秘部に近づいて…次の瞬間ペロリと舌が蕾を撫でる。
「ひゃぁ…や、そんな所…舐めちゃ…」
「知ってる?ミュー…俺はミューのオムツも変えていたし…小さい頃はっ…一緒に入浴したこともあるんだよ。」
話しながらもカイ兄様の舌は動き回り、私はその度にビクビクと身体を震わせる。
「ミューが…朝起きる前にそっと部屋に入って…俺が何をしていたか…んっ、知ってる?」
ちゅるちゅると蕾を吸われ、視界がチカチカと瞬いた。
「やっ、あ、あっ!!」
「毎朝…ミューが起きるまで身体中に…キスしていたよ…。んっ、レロッ…。唇も…あの後から、沢山キス…してたっ。ミューは…気付いてた?」
「ひゃぅっ!あ、やだっ、も…」
絶え間なく舌で蕾や花弁を刺激され、私はビクビクと腰を揺らす事しかできない。カイ兄様が腰を掴んで逃げ出せないようにしてるせいで、快感で思考が上手く働かない。
「この部屋に…監視カメラが…んっ、ちゅるっ…あるのは知ってた?」
舌で蕾を舐めながら、カイ兄様の指が花弁を割り咲いて入口を刺激する。
「あっ!んっ…し、知らなっ…」
「毎日…ミューをずっと見てた…。昼間ミューが読書したり…お茶をしたりしてる所も、夜、ミューが寝てる所…や、泣いてる所も…っ。」
ツプッ!!とカイ兄様の指が奥に挿し込まれる。
「きゃぁっ!…あっ…やっ…」
「深夜…泣き疲れて眠るミューを…いつも見に来ていた。」
カイ兄様の指が2本に増え、じゅぷじゅぷと水音が響く。
「あっ、あっ、ひんっ!やぁ…っん!」
「ミューはっ…時々寝言を言っていたよ…。『もっと良い子にならなきゃ』…とか、『お母さん、ごめんなさい』って…」
やっと舌が秘部から離れ、カイ兄様が顔を上げる。
「ミューは…何に怯えているの?誰に対しての謝罪なの?」
「え…」
カイ兄様の真剣な瞳から目が逸らせない。
「ミューが小さい頃からずっと‘ここではないどこかの記憶’があるのは気付いていたよ。それに、常に‘死の恐怖’に怯えていることも…気付いていた。」
「な…んで…」
「ずっと見ていたから。ミューだけをずっと、ずーっと見てきたから。気付かない訳ないだろう?」
「…カイ兄様…」
「ミューが産まれて、初めて会った瞬間から俺にとってミューが最愛で、ミューが全てだった。この気持ちのきっかけは、もしかしたら神様の悪戯なのかもしれないね。…だけどね、ミューを見つめてきた16年間は確かに俺の意思で、俺の大切な記憶だ。この想いを疑ったりしないで。…俺は、ミューを愛してる。今までも、これからも、ずっとだ。」
「ひっく、う…。カイ…にぃさま…。私も、愛してるっ…」
ポロポロと涙が止まらない。
愛する人に愛される事が、こんなに幸せな事だなんて…こんなに心が満たされるなんて…初めて知った。
「ミュー、愛してる。」
ちゅっ、ちゅっと触れるだけのキスから、徐々に深いキスへと変わる。
私のぐちゃぐちゃになった秘部にカイ兄様のモノが当てられ、花弁をかき分けながら中へ挿し込まれていく。
「ひゃぁぁっ、あ、あ、だめっ。にぃさまぁ…」
「くぅっ…ミューの中に…入ってるよ。わかる?はぁっ、やっと…一つになれたね。」
「あんっ、あっ…おっきぃ…」
「ミュー、力抜いて。ほら、ちゅーしてあげる…」
レロレロと舌で口の中をかき混ぜられながら、息も絶え絶えに必死にすがり付く。
「んっ、ちゅぱ…カイにぃさま…。んっ、」
「ミュー、ちょっと動くよ…んっ、ちゅっ。」
ずちゅ、ずちゅ、と水音が激しくなる。
初めてなのに、痛みよりも快感で腰が思わず振れてしまう。
「あ、あ、気持ちぃ…ふぁっ、あ、あ…」
「あぁ、ミュー。俺も気持ちいいよ。ミュー、ミュー。俺の、俺だけの…。」
パンパン!と腰を打ちつけられるたび、奥がジンジンする。
「あ、あっ、あっ、やぁ!イク…イッちゃう…。ひゃあん、あ、あ、あぁーーっ!!」
その瞬間、カイ兄様が一際強く腰を打ちつけ、中に沢山出してくれた。
私の奥にしかけられた魔法が反応し、中が熱くなる。
「あ、やぁ…何か、ヘンになっちゃう!」
「ミューの中…魔法が媚薬のようになってるね…。俺の精液で変化したのか、元々の役割を果たしたのか…。まぁ、どちらでもいい。今夜はまだまだ終わらないからね。」
「あ…もう、だめっ」
「だめじゃないよ、ほら。ミューのここ、まだこんなにぐちゃぐちゃになってる。」
出したばかりだというのらにカイ兄様のモノは大きなままで、間髪入れずにまた中へと挿し込まれてる。
「あぁっ!!」
じゅ、ずちゅ、ずちゅ…。
リズムを変えながら奥を攻め立てられ、私はずっとイキッぱなしのように爪先までピクピク痙攣してしまう。
「ミュー、愛してる」
と何度も何度もカイ兄様が言ってくれるから…私も何度も「愛してる」と伝えた。
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