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新生編
くっころ!!!
しおりを挟む後半気分を害する可能性のある表現があります。
性的表現、複数責め等が苦手な方は次話をお待ち下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「1/3程飲んでくださいね。」
ビクトラを筆頭に全員顔が強張った。
「何で強壮剤がいるんだ?」
「分かりませんか?」
サリザンドの微笑が有無を言わせぬ、と言っている様で皆顔を見合った。
「1人ずつ、、、だよな?」
アガットは目元をひくつかせながらルーナに聞くが、ルーナは首を振るだけだった。
「う、、、嘘だろ!?コイツらがやってる所見るのか!?」
アガットが珍しく慌てて全員を見渡し天を仰ぎ深く後悔していた。
「1人ずつだと足りない色光補えないからですよ!8色持ちとか部隊にいないんですから仕方ないでしょう!?」
「アガット隊長もやるんですよ。これは治療です。」
「い、いやしかし、、、」
「治療です」
「そこを何とか、、」
アガットが食い下がり何とか回避しようともがくが、ルーナに往生際が悪いと一刀両断された。
「いいですか!?これは治療!!これは治療!はい!皆さんご一緒に!」
「「「これは、、、治療、、です。」」」
サリザンドとルーナは笑顔でハモる。
「「良くできました!!」」
「しかし、後ろの秘部と口へのみの治療です。」
「?それ以外がある、、のか?」
アガットは苦々しい顔で聞くと、サリザンドがグレースに掛けられたタオルを取った。
「おい!グレースの身体を見せるな!!」
ビクトラはブワリと雷電を纏う。そしてタオルを奪い取りそっと身体を隠した。
「はぁ。いいですか?これは治療です。グレース様の事を知らずにどう治療するんですか?」
サリザンドは再度タオルを外し、両足を開いた。
「皆さん、来て下さい。グレース様は始まりの母と言われる性器をお持ちです。これは、人間種を産む臓器の入り口です。ここから出産されるのは受肉や変体の不要な純粋な人間です。相手が獣人でもです。しかし、オルポーツ様はそれを狙っている、、可能性が高い。なので、こちらは使用出来ません。いいですか?理解して下さい。」
コレットやハイン、魔道隊のリヒジャは神の身体を見てしまったと項垂れ頭を抱えてしゃがみ込んだり、天を仰いで落込んだ。
そして地獄の門は開かれた。
「はっっ、、グレース様っっ!す、、すまない。はっ、、はっ、」
「最初は2人きりでっっっやりたかっったのっにっ!」
「もう、勘弁、、してっください。もう、嫌だーー」
「さっさと戻ってこい!!あーーー!!クソっ!!」
「グレースさっまっっ!早くっんんっ戻って!来てくださいぃぃんん!」
ビクトラはグレースの右脚を持ち上げ、脹脛に口付けしながら激しく抽挿を繰り返す。色のつき始めた足の指を啜りながら目を瞑り腰を深く打ち付けた。他の隊員も強壮剤で意識を飛ばし、泣きながらグレースを抱いている。
「はい頑張ってーー!あ、黄色の数値落ちてます。大隊長とコレットさん、ポーション飲んで2回ずつお願いします。」
「うゔゔぁぁぁ!持ってこーーい!クソっ!!帰ってこい!グレース!頼むから!!俺去勢したくなったぞ!困るだろ!帰ってこい!!」
ビクトラは自暴自棄になりながら、萎えた自身を無無理矢理奮い立たせ事に至っていた。
ルーナは魔粒子測定器を見ながら激を飛ばす。そしてサリザンドはポーションを目隠しをしている隊員に飲ませたり、魔道具の根の状態を見ながら上書きした制約を確認していた。
「「あ゛ぁぁぁぁ!!!勘弁してくれーーー!!」」
——— これ、何?何でこんな事になってんの?ねぇ、ねぇ、都!
——— ちょっ!!やめてーーー!誰だよお前ら!マジやめろ!!
ね、言ったでしょ。。これね。もう結構やられてるから。
どのタイミングかは分からないけど、急に私を縛ってた枷が軽くなって見えてたんだよね。体の中で。超地獄だったから。
朱雀さんも途中入ってきて暴れるしで、私、消えたいってこの時本気で思ったから。でも、神核が出来始めたって聞いてから意識が自由になって、これ始まったらさグレース探せたんだよね。
——— うわーーーーーーん!!俺のバーーージーーーン!!
——— 勿体ぶって煽ってから使おうと思ったのにーーー!!
そこ!?やめて!こら!!お下品!!
でも、身体が出来て来て私達の帰る場所が出来てるみたい。
あの光。わかる?多分あそこ。吸い込まれてる様な気がしない?
——— それどころじゃなーーーい!!ヴィク以外はやめろぉぉ!!
——— あーーーーーーー!くっころ!!!
……さ、帰ろかね。いこ、グレース。
——— これ、どんな顔して起きたら良いのよ。。俺、戻りたくないんだけど。
が、、、ガンバ!!!
こうして互いにとっての地獄は終わりを告げた。
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