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閑話
男達の恋バナ
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お茶会から戻った一行は、そのままグレースの部屋へと
入ろうとしたが、都に止められ廊下に締め出された。
「大隊長、マルゴー様との婚約、解消してなかったんですか?」
「したにきまってんだろ。両家合意の元、制約の解除をしてる。」
「なら、なんで、、こんな事に。」
「俺が知るかよ。アイツが自殺を図ったのだってさっき知ったんだ。」
「あーーー!クソ。グレース怒らせちまった。」
「はぁぁ。都様もめちゃくちゃ怒ってましたよ。あれ。」
サリザンドがアガットに同意を求めた。
するとルーナが意外にも入ってきた。
「いや、都は怒って無かったよ。何にも思ってなかった。」
皆振り返りルーナをみる。
「都?」
ルーナは床を見つめながら何かを考えていた。
「何ですか?」
「いや、いつの間にそんなに都様と仲良くなったんだ?」
アガットが珍しく興味を示した。
「この前、帝都に魔獣出て皆んな出払った時からです。」
「俺が魔粒子の補給をしました。本当に危なかったんです。」
「魔粒子核の一つを空にする程に。その日都と沢山話をしたんです。」
ルーナは医療記録を見ながら別の事を考えていた。
「なんだ兎、あの時から都と番っておったのか?」
朱雀がルーナの首をクンクンと匂いを嗅いだ。
「グレースの匂いはせぬがな。」
ルーナは医療記録で朱雀の顔を押し戻すとうんざりした。
「そんな関係ではないです。皆さんみたいにヤレれば良いって関係じゃ無いんですよ。都が心をやっと見せてくれたのに。」
ため息をついて部屋へ戻ろうとした時、ビクトラ達に腕を掴まれ
アガットの部屋に連れ込まれた。
「な、何ですか!俺は明日の診療準備があるんですよ!」
「こい!隊長命令だ。」
そして酒盛りが始まった。
アビクトラ、リャーレ、アガットはどんどんボトルを空けていく。
「グレースは、、俺達をどう思ってるんだろうな?」
ビクトラは空のグラスに酒を並々と注いであおっていく。
「さぁ?ただの性欲解消の相手とでも思ってるんじゃ無いですか?」
ルーナはヤケになって嫌味を言う。
「そうかもな。俺は本気なんだがな。」
「そんなの私やアガット隊長とて同じですよ。それにグレース様は正直な方だ。お心が無ければお側に居る事を善とはされないでしょう。」
リャーレはグレースの付けた指の傷を見つめた。
「俺はグレースが俺達との未来を想っていないとは思わない。それを信じている。しかしルーナ。都様とどうなるつもりだ。」
アガットはソファに寝そべるルーナを見た。
「どうって。そりゃ落としますよ。都はグレース様を大事に思ってるし、グレース様だってそうだ。だから、旅が終わったら俺はグレース様専属の医務官になって着いていくつもりです。そりゃ、隊長達みたいにやりたい時にやり放題になれれば良いですけど。」
「都様と言うと、何というかグレース様と全く似てませんよね?同一核を有して存在する二つの人格ならば似たところもあって良さそうですがね。」
サリザンドは酒の肴に神殿調査結果を読んでいる。
「都が言ってた。グレースは私の心の声だって。心の中では私は粗野なんですよ?って凄い優しくて綺麗な顔して笑ってた。」
ニヤけるルーナにアガットは笑いだし、リャーレは羨んだ。
「で?どんな話をなさるんだ?都様は。」
「内緒ですよ。二人の秘密です。まぁ、特別な話をするなら」
「お?なんだ?」
「都は基本みんなの顔面偏差値が高すぎて萎縮するって。」
「なんだそれ?都様に言われてもなぁ?嫌味かよって思うだろ」
「俺も、俺以上に可愛い男なんていないって思ってたけど、都には負けたと思いましたね。あの時の顔思い出すだけで!!!可愛かったーー!」
ドン引きする上司に目もくれず、ひたすらにルーナの惚気は続く。
「知ってます?グレース様って、魔粒子が減るとすっごい短気になって、こっちの魔粒子を丸飲みする勢いじゃないですか?」
うんうんと、皆が頷く。
「でも、都は違うんですよ。」
サリザンドが珍しく興味を持って話に食い付いた。
「選んでるんですよ、色を。無意識に。」
「選ぶ、、、それはまた偏食ですね。」
「違うんですよ。注がれた魔粒子の中で色の多い物を選んで、減ってきたら別のを選ぶ。」
「そして色のバランスが悪くならない様に吸収してるんです。だから時間がかかるんですけど、こっちの負担はグレース様に比べたら1/10程度にも軽減されてるんです。それに、終わった後こっちの色の濁りが無くなってて、疲労はあるんですけど苦しくは無いんですよね。」
皆顔を見合わせて驚いていた。
「そんな事普通出来るのか?吸収ってある意味一方的に流されたものを受け入れる以外ないだろ?サリザンド、お前は出来るか?」
ビクトラは干し肉を齧りながらサリザンドの様子を見る。
「出来なくはないが、枯渇した状態では強制的に身体が吸収するから抑えるのは困難だろうな。」
「ルーナや皆んなの苦しい顔を見る方が、辛いって涙溜めて、赤らんだ顔がさ!ヤバいんですよーーー!あーー都に会いたくなりましたよ。」
「良いなぁ、それ。でも都様は私達の事、苦手にされてますよね?」
リャーレがドライフルーツをグラスに入れてワインを注ぎ羨んだ。
「でも、都いってましたよ?大隊長の髪の色と目が好きで宝石みたいって。あと、アガット隊長の考え込んでる時の目と体のバランスが良くて渋い!って興奮してたし、リャーレ副隊長の笑顔に癒されるって。けど美人過ぎて直視できないって照れてた。」
その言葉に3人はまんざらでも無い顔をみせて、酒を煽った。
「サリザンドさんの呪法とか見てる時の姿見ると泣きたくなるとも言ってた。」
「泣きたくなる?」
報告書から顔を上げたサリザンドは不思議そうにルーナを見た。
「憧れるって言ってた。夢中になれる物があって真っ直ぐな姿が眩しいって。」
「おや、それは光栄ですね。いつか神核について調べさせては貰えないかなぁ」
「で、俺も腹が立つんだけど、ソレスが一番好きだって!!」
「「「はぁぁぁーー?」」」
みんなうつらうつらと船を漕ぐソレスに視線が集まった。
「ぬいぐるみみたいで可愛い過ぎるってさ!」
「ペット枠」
「わ、我は無いのか?」
「……。ごめん、、聞くの忘れた。」
「兎!貴様、焼いて食ってやろうか!!」
わちゃわちゃと騒いで飲んで、今日の都とグレースの怒りを忘れようと
男達は酒に呑まれた。
その頃。
「へっっっぶしっっっ!あ゛ーーーー誰?噂してんの。ヤルダか?」
鼻をかみながら、都もグレースと愚痴りながら酒を呑んでいた。
入ろうとしたが、都に止められ廊下に締め出された。
「大隊長、マルゴー様との婚約、解消してなかったんですか?」
「したにきまってんだろ。両家合意の元、制約の解除をしてる。」
「なら、なんで、、こんな事に。」
「俺が知るかよ。アイツが自殺を図ったのだってさっき知ったんだ。」
「あーーー!クソ。グレース怒らせちまった。」
「はぁぁ。都様もめちゃくちゃ怒ってましたよ。あれ。」
サリザンドがアガットに同意を求めた。
するとルーナが意外にも入ってきた。
「いや、都は怒って無かったよ。何にも思ってなかった。」
皆振り返りルーナをみる。
「都?」
ルーナは床を見つめながら何かを考えていた。
「何ですか?」
「いや、いつの間にそんなに都様と仲良くなったんだ?」
アガットが珍しく興味を示した。
「この前、帝都に魔獣出て皆んな出払った時からです。」
「俺が魔粒子の補給をしました。本当に危なかったんです。」
「魔粒子核の一つを空にする程に。その日都と沢山話をしたんです。」
ルーナは医療記録を見ながら別の事を考えていた。
「なんだ兎、あの時から都と番っておったのか?」
朱雀がルーナの首をクンクンと匂いを嗅いだ。
「グレースの匂いはせぬがな。」
ルーナは医療記録で朱雀の顔を押し戻すとうんざりした。
「そんな関係ではないです。皆さんみたいにヤレれば良いって関係じゃ無いんですよ。都が心をやっと見せてくれたのに。」
ため息をついて部屋へ戻ろうとした時、ビクトラ達に腕を掴まれ
アガットの部屋に連れ込まれた。
「な、何ですか!俺は明日の診療準備があるんですよ!」
「こい!隊長命令だ。」
そして酒盛りが始まった。
アビクトラ、リャーレ、アガットはどんどんボトルを空けていく。
「グレースは、、俺達をどう思ってるんだろうな?」
ビクトラは空のグラスに酒を並々と注いであおっていく。
「さぁ?ただの性欲解消の相手とでも思ってるんじゃ無いですか?」
ルーナはヤケになって嫌味を言う。
「そうかもな。俺は本気なんだがな。」
「そんなの私やアガット隊長とて同じですよ。それにグレース様は正直な方だ。お心が無ければお側に居る事を善とはされないでしょう。」
リャーレはグレースの付けた指の傷を見つめた。
「俺はグレースが俺達との未来を想っていないとは思わない。それを信じている。しかしルーナ。都様とどうなるつもりだ。」
アガットはソファに寝そべるルーナを見た。
「どうって。そりゃ落としますよ。都はグレース様を大事に思ってるし、グレース様だってそうだ。だから、旅が終わったら俺はグレース様専属の医務官になって着いていくつもりです。そりゃ、隊長達みたいにやりたい時にやり放題になれれば良いですけど。」
「都様と言うと、何というかグレース様と全く似てませんよね?同一核を有して存在する二つの人格ならば似たところもあって良さそうですがね。」
サリザンドは酒の肴に神殿調査結果を読んでいる。
「都が言ってた。グレースは私の心の声だって。心の中では私は粗野なんですよ?って凄い優しくて綺麗な顔して笑ってた。」
ニヤけるルーナにアガットは笑いだし、リャーレは羨んだ。
「で?どんな話をなさるんだ?都様は。」
「内緒ですよ。二人の秘密です。まぁ、特別な話をするなら」
「お?なんだ?」
「都は基本みんなの顔面偏差値が高すぎて萎縮するって。」
「なんだそれ?都様に言われてもなぁ?嫌味かよって思うだろ」
「俺も、俺以上に可愛い男なんていないって思ってたけど、都には負けたと思いましたね。あの時の顔思い出すだけで!!!可愛かったーー!」
ドン引きする上司に目もくれず、ひたすらにルーナの惚気は続く。
「知ってます?グレース様って、魔粒子が減るとすっごい短気になって、こっちの魔粒子を丸飲みする勢いじゃないですか?」
うんうんと、皆が頷く。
「でも、都は違うんですよ。」
サリザンドが珍しく興味を持って話に食い付いた。
「選んでるんですよ、色を。無意識に。」
「選ぶ、、、それはまた偏食ですね。」
「違うんですよ。注がれた魔粒子の中で色の多い物を選んで、減ってきたら別のを選ぶ。」
「そして色のバランスが悪くならない様に吸収してるんです。だから時間がかかるんですけど、こっちの負担はグレース様に比べたら1/10程度にも軽減されてるんです。それに、終わった後こっちの色の濁りが無くなってて、疲労はあるんですけど苦しくは無いんですよね。」
皆顔を見合わせて驚いていた。
「そんな事普通出来るのか?吸収ってある意味一方的に流されたものを受け入れる以外ないだろ?サリザンド、お前は出来るか?」
ビクトラは干し肉を齧りながらサリザンドの様子を見る。
「出来なくはないが、枯渇した状態では強制的に身体が吸収するから抑えるのは困難だろうな。」
「ルーナや皆んなの苦しい顔を見る方が、辛いって涙溜めて、赤らんだ顔がさ!ヤバいんですよーーー!あーー都に会いたくなりましたよ。」
「良いなぁ、それ。でも都様は私達の事、苦手にされてますよね?」
リャーレがドライフルーツをグラスに入れてワインを注ぎ羨んだ。
「でも、都いってましたよ?大隊長の髪の色と目が好きで宝石みたいって。あと、アガット隊長の考え込んでる時の目と体のバランスが良くて渋い!って興奮してたし、リャーレ副隊長の笑顔に癒されるって。けど美人過ぎて直視できないって照れてた。」
その言葉に3人はまんざらでも無い顔をみせて、酒を煽った。
「サリザンドさんの呪法とか見てる時の姿見ると泣きたくなるとも言ってた。」
「泣きたくなる?」
報告書から顔を上げたサリザンドは不思議そうにルーナを見た。
「憧れるって言ってた。夢中になれる物があって真っ直ぐな姿が眩しいって。」
「おや、それは光栄ですね。いつか神核について調べさせては貰えないかなぁ」
「で、俺も腹が立つんだけど、ソレスが一番好きだって!!」
「「「はぁぁぁーー?」」」
みんなうつらうつらと船を漕ぐソレスに視線が集まった。
「ぬいぐるみみたいで可愛い過ぎるってさ!」
「ペット枠」
「わ、我は無いのか?」
「……。ごめん、、聞くの忘れた。」
「兎!貴様、焼いて食ってやろうか!!」
わちゃわちゃと騒いで飲んで、今日の都とグレースの怒りを忘れようと
男達は酒に呑まれた。
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