緑の塔とレオナ

ヴィーネ=レオナは十四歳。
母が病に倒れたため、二年前から商人の街ルルスに住む伯父一家へと引き取られた。
ヴィーネは、母譲りの美貌と古の七賢者の一人、レオナの力と名を受け継ぐ少女。
しかし、面倒を避けるためルルスに来てからそれらを隠して生活している。
そのため、特に取り柄もない厄介者として、周囲の目は冷たかった。
「母様、心配しないで。わたし、しっかり頑張ります」
各地で起こる原因不明の変異の中、母との約束を胸に、自らの道を切り開いていく女の子のお話。
*2017.10.3に、緑の塔編の本編が完結しました。皆さま、ありがとうございました。
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