【 豆腐売りの助六 】完

霜月 雄之助

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【助六、兆さんに犯される】

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一年後の江呂の町。
変わらず町は賑わっていた。
町では漁師の兆さんと
豆腐売りの助六が久しぶりに再会した―。
*【漁師の兆さん:急】以来

兆「お、おぅ、久(ヒサ)しいなぁ助六よ!」
助「あい、兆の旦那!」

相変わらず、いいモン持ってんなーと兆さんの股間の膨らみを見て鼻の下を伸ばす助六であった。
兆さんが助六に裏に来いと合図し、助六は兆さんに付いて行った。
人が一人通れるかどうかの狭い道。

兆さんは助六に尺八させていた。
必死に尺る助六。
頭を掴み、腰を振る兆さん。

この江呂時代―
決して男色が珍しい事ではなかった。武士、庶民、将軍でさえ男色ということもあった。政略結婚、跡継ぎ等あった男女間より、男同士の方がいざこざもなく、むしろ【本物の恋愛】と、もてはやされていた。

兆さんは片足を壁にかけ、助六の口を激しく突いた。
兆「おぉ!いいぜ、助六!」
助六は口の回りが泡立つほど
兆さんに犯された。
兆「や、やるぜ!助六!」
んぐ、んぐっ、んぐぅ~
兆「おっ!ぐっ」
助六の泡立つ口から白い液が流れ落ちた。

兆さんは竿を綺麗に舐めさせ、褌に竿を閉まった。

ボーッとしている助六のほっぺを軽く叩き、兆さんは去っていった。

おしまい~

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